ふ~む。なかなかに興味深いご感想を頂いて、なぜゆえ自然とそうなったのか、を自分なりに考えてみる機会になりました。俺にはそういうフィルターがあるから、というのが今のところの答えかな。
具体例を見せてしまうと、「あんまり似てないな」というハナシになりがちなので出来れば避けたいのですが(苦笑)
原典:
余談ながら、この左と右、おそらくポリゴンモデルの細部形状が改修されています。
右の耳がやや小さめになっているのが、その証拠。左が前期型、右が後期型だと思われます。後期は毛先表現に気を使い出したようで、全体としてはより繊細な印象を与える造形になっています。
さて、俺の作っている寧々さんですが、上の画をそっくりにトレースしたいわけではないです。
デザインの風味が、求めているものとは少し違うのです。顔面の縦方向が詰まった絵柄は俺の好みとはやや異なります。
瞳の大きな四角い顔は非常に愛くるしいのですが、反面、表情を演技させにくそうな欠点があります。喩えるなら、(某漫画家さんの表現を借りて)ゴマフアザラシ的な顔だちなのですね。ゴマフアザラシの赤ちゃんは何を考えているのか顔面からは読み取りにくそうです。
目鼻口を結んだ比率が、人間に近いイメージで認識される水準には、(あくまで私見ですが)縦方向の長さが必要です。縦の長方形で、ある程度の大きさの顎も必要です。VRだと如実に分かるんじゃないかと想像してます。
その辺が「面長」と言われた所以かと思います。
あっ、胸当ての色は白だったのか、間違ったw少し面長にしただけで、表情の機微が読み取れるような感じがしませんか?
追記:
ぶっちゃけ、難しいところですねぇ。こんなに頑張っていても、一年後に見ると「自分ですら、アレ?」ってのはよくあることですし。
スクショで面長に感じたとしましょう。COM3D2の画角の変わる画面で、動いているところを見ると、これまた違う印象がするものなんですよねー。むしろ、横幅が広くない? とかね。
ある程度の人に、けっこう似てるって言ってもらえれば、試みとしては成功でしょうが、二次創作らしい“違い”を愉しむ方がきっといいと思います!
モグダンの綾波には、モグダンさんらしいムチムチさがあるのと同じ! また別次元の良さがあるわけですよ! そーゆーのを極めた方が絶対に楽しいんです!
- 関連記事
-
スポンサーサイト