Lionheart の続き。失望気味です。
バルダーズゲートを追従しているのかと思いましたが、DiabloかDivine Divinityの系統でした。戦闘が淡泊です。接近する敵の速度が速く、視界は画面が見切れる辺りかそれより広いにもかかわらず、敵に先んじて何か出来るというわけでもありません。「敵を見つけたら一時停止」オプションもありません。弓は、試した限りでは、間に合いませんでした(すぐ殴れる距離の敵に射つハメになります)。弓対弓なら、延々射続けられました・・・(馬鹿っぽいなぁ)。敵の種類によって適する武器が異なる場合もあるようです(例えば、骸骨にはハンマーがよく利くように見受けましたが、個々の能力に左右されるかもしれません)。
敵に遭遇すると、退却するという事が叶いません。追いかけ回されます。従って、場当たり的に勝ち抜くしかありません。多勢に無勢で負ける事がよくあります。かといって、何か戦略的に有効な手段があるかというと・・・あまり、ありません。Sneakで気付かれにくくする、弓で一匹ずつおびき出す(できたかな?)、ACを高める防御魔法を唱えておく、敵のACを下げる魔法を使う、ひたすらポーションを多用する、くらいしか思いつきません。もちろん、魔法の利用は、キャラ作成時や成長時にポイントを割り振り済みの場合に限りますし、制限時間があります。
リアルタイムの戦闘ですが、ポーズが可能です。しかし、ポーズは形だけで、指示を下す事ができませんでした。一緒に戦ってくれるコンパニオンも登場するみたいです。熊をお供にしましたが、勝手に敵に突っ込んでいって死にました。新味もなく辛味ばかり目立ちます。バルダーズゲート風味のパーティプレイは見あたりません。多人数のマルチプレイで代用してね、という事なのでしょう(Demoでは試せませんが)。敵のしぶとさが、そんな感じを受けました。
支持したくなる要素が・・・見つけ難いです。説得に関するSkillは、それなりに活躍の場を得ているようです。選択肢が増える事により表現されている模様です。値引きの能力は
Morrowindのような感じだと思われます(上下の矢印ボタン)。Quickキーは、7個ほど任意に設定可能です。アイテムと呪文が対象です。
画面は、機能はともかく、なかなか洗練され落ち着いた雰囲気です。懸念していたFontは読みやすいものになっていました。文字が若干小さめですが、表示窓の縦横比を考えると、これ以上大きくしても読みにくくなるだけでしょう。落ちているアイテムは、拾う際、小振り過ぎて判別しにくいときがありました。逆に、所持品欄のアイテム画像(アイコン)が無駄に大きいです。この半分か、三分の二程度で十分に思えました。
Divine Divinityの類のサクサク感もなければ、バルダーズゲートとは似ても似つかず、かといって好みの箇所があるでもなく・・・ 「Lionheart、おまえもか」 今期は魅力的なRPGに出会えません。[7月30日]
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