Cobweb of にーしか

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TOEEデモ

既に購入済みの方もいるかと思いますが、The Temple of Elemental Evilのデモがようやく登場しました。223MBです。製品には不具合もかなり見られる為、パッチが待望されていますが、未だ出ていないとか。

まずはインストール。ハードディスクの必要容量はダウンロードしたファイルとほとんど同じでした。製品版のおよそ六分の一の分量らしいです。フォルダを覗くと、ムービーファイルがイントロ用1つとチュートリアル用3つ、音楽が4曲分見受けられます。マニュアルはPDFで付属。内容は、キーの参照表、ゲームの始め方、画面の説明、それに、プレイヤーマニュアル的なものでした。Readmeにはバグ情報は全く載っていませんでした。

さて、起動すると、購入を促すボタンの下に「DEMOをプレイ」の文字。商魂逞しい画面です。先日のDEMO版は800メガ程のオンライン購入用お試し版でしたが、今回もサイズが小さいだけで同様のようです。案の定、翌日、本編ゲームオーバーを二度(チュートリアルで既に一度)体験したら、プレイさえ出来なくなりました。従いまして、内容はろくに吟味できず。フルバージョンをオンライン購入するお値段は、日本円で¥5,900です(クレジットカード決済で30日間返金補償付)。どうせなら、UK輸入版をパッケージ購入した方が良さそうです。以下は試用終了時までのレビュ-となります。

ゲームを開始する項目は、チュートリアルとNew Gameの二つ。とりあえず、チュートリアルを選びます。音声ではなくテキストによる解説で、操作法を一から教えてくれます。ここで、キャラクターが壁の影に入るとほとんど見えない事に気が付きました。オプション設定の「ビデオ」でデフォルトの「溶明度100%」を50%程度にすれば、若干、改善するような気がします。ガンマ設定もあるので、暗過ぎると感じたなら、明るく出来ます。

女性のキャラクターと合流し、梯子の上り降りの後、戦闘の仕方をレクチャーされます。ここで、梯子は「降りられるよ」というアイコンが表示されていて、それをクリックすれば「利用した」事になります。梯子が縁取り表示されるバルダーズ・ゲートの仕様の方が、私としては好みです。キャラクターの会話はテキスト表示され、「読んでから送る」タイプらしく、読む前に消えてしまう、といった事はありません。文字はデフォルトで丁度良い(小さめ)ので、高解像度にすると読み難くなることでしょう。

戦闘はターンベースにしては手際がよく、攻撃可能の移動距離を探りつつ、駒を進められます。プール・オブ・レディアンスで感じたような問題は、ここには存在しません。ただし、右クリックで表示される、円形メニューが割と大きく、画面外にはみ出た部分が読めなかったりします。円形メニューの端が、手番を表すアイコンの下に隠れてしまって、読めない時もありました。

チュートリアルはさっさと切り上げて、本編を遊んでみます。既にパーティーは編成済で、キャラクター作成から臨むことは出来ませんでした。キャラクターは、パラディン、モンク、バード、クレリック、ウィザードの五人です。まったく不本意なメンツと言えましょう。治療系が不足気味です。ヒットポイントは22~10前後だったでしょうか。さほど成長していないようです。クエストは既に請け負い済らしく、冒険日誌(ログ)に一覧されていました。地元の町での依頼が主なようです。目的は数行で要約されており、この程度なら英語が苦手な人でも大丈夫かと思われます。

さて、城門に近づくと、早速、敵の洗礼を受けます。敵は巨大ガエル、沼からゾロゾロ上がって来ます。バードが勇気を高める歌を口ずさみ、大剣のパラディン、メイスのクレリック、空手のモンクが接近戦を挑み、ウィザードがマジックミサイルとクロスボウで援護します。やるべき事を解っていれば、勝ち残れますが、戦闘の機会は多く、雑魚もわんさと出てきます。ヒットポイントは徐々に削られていきますので、戦闘のバランスはシビアだと言えるでしょう。

治療手段を多めに用意しておかないと、すぐに壊滅します。このパーティーではパラディンのレイオンハンドが一回、クレリックのキュア・ライト・ウーンズが一回、モンクのヒーリング・ポーションが一本(ウィザードも持っていたかな?)、だったかと思います。キャンプを張る野営も出来ますが、敵地では、そうそう休ませてくれるはずもなく、ワンダリング・モンスターとのエンカウントが頻発します。作戦としては、速やかに敵を牽制し、体力のある内に、出来るだけ先へ進むのが良いようです(特にデモ版では)。

城門に入り、隠れ潜んでいた山賊もどきを撃退します。バードとウィザードの遠距離武器(クロスボウ)がかなり有効です。バルダーズゲート1のイモエンとの二人旅で学んだ戦術はここでも役立ちます。シーフ・ツールが落ちているのでモンクに拾わせておきます。死体ですが、Tabキー押下げで略奪品の有無が表示されるようです。が、壁の影になっている死体は、何ら表示が無い為、見落としてしまいそうです。戦利品は、一人のキャラクターが拾える状態になっていれば、パーティー全員に割り振り可能です。死体毎に漁ることが出来、アイテム単位で拾っていたバルダーズゲートより楽です。操作性もまずまずといったところでしょうか。矢羽根を拾うと自動的に補充されます。

いよいよ、城内に入ります。巨大ネズミがウロウロしているものの、手を出さなければ襲って来ません。モンスターによっては好戦的でない、という面が表現されており、好感触です。巨大ヘビを始末し、手近の部屋を確保して休憩してみる事にしました。モンクはアーマーを着用していない為、深手を負っています。この判断が失敗でした。目を覚ますと、いつのまにかパラディン一人だけが部屋の外へ、周りはトカゲじみたハ虫類に囲まれています。善戦空しく、倒れていく面々。即死亡とはみなされず、意識不明扱いです。最後の一人が倒されるとゲームオーバー。ここで、試用状態が終了してしまいました。あ~短か。
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[ 2003/11/09 00:00 ] RPG | TB(-) | CM(0)
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