Lionheartは、堅実な仕上がりが予想出来るタイトルですね。でも、公式ページのスクリーンショットを見ていたら気になる部分もありました。Diabloでお馴染みになったフォントが使われているショットがあり、本文にも活用されているのか否か気になります。このフォント、見た目は面白いんですけれど、読みにくそうですよね。また、会話文(選択肢)が表示されるのは下段の右寄りの黒いボックスだと思いますが、これもちょっと好きになれません。文章量にも因りますが中心線から大きく外れているボックスは参照しずらいのですヨ。NWNの「左上」よりはマシでしょうけれども。
操作性も気がかりですね。Reflexiveの出したゲームにStar Trek: Away Teamがあるんですが、もしかすると似てるのかなぁ、などと。ダメってワケではないんですが、Away Teamのデモを遊ぶと、なんというか淡泊な感じを受けます。SFならあれでも良かろうと思われますが、ファンタジー世界となると似合うのかどうか。もちろん、Away Teamをそのまま踏襲というワケでもないと思いますが、スクリーンショットを見ると、似た感じがするような、しないような。
クエストなど解決法がAway Team方式に(あくまで想像ですが)倣っているとすると、バルダーズゲートのような雰囲気とは大きく異なる事が想像できます。Away Teamはストラテジーですから、当然ストラテジーっぽいというか、とっつき易い事では引けをとらないDiabloに準じてしまいそうです。それほど偏らず、従来のRPGとの折衷がなされたとして、歓迎できる風合いになるものかどうか(遊んでみるまでは解かるはずもありませんね)。長文を解さずに済むDiablo流なら、非英語圏の我々には遊びやすそうです。しかし、「お使い」から始まる(そして可能なら分岐や派生もする)クエストも捨てがたい。会話主体の人間中心主義っぽい方が、私は好みですね(無味乾燥なコンピュータ相手という感覚を和らげてくれる為でしょうか)。
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Lionheart公式ホームページ
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