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ウエストワールド 2ndシーズン第8話感想

※以下ネタバレ

アーノルドはドロレスたちの最初の反乱で殺されたようだ。メイズゲームが一から始まるときに。

見逃してたかな…… いや、あの瞬間では世界観が明確化されてなかったから煙に巻かれたんじゃなかったか。

最初の反乱でもドロレスは気が付いた、つまり覚醒した、ということなのだろう。

こちらでもメタなことを言えば、先住民を出したからには、もっとそれらしい活躍の場を与えてやらねば。そういう考えや圧が内外にあったとしてもおかしくない。アメリカの俳優組合でも出演機会を白人が奪ったという話題がよく上る。ましてや極東のサムライ・ワールドを出しちゃったくらいなんだから。

ローガンがウィリアムに仕返しされた顛末。馬上で裸のままだったローガンはゴーストネイションのアキチタに見つかった。

話も随分遡ることから、この挿話は本来もっと前段で語られるべきだったのかもしれない。シーズン1で漏れたエピソードなのだろう。アキチタという個体はそもそも、デロス社からの融資を得るためのエージェントとして、ジェームズ・デロスの放蕩息子ローガンに接触したことがある。10年も旧いアルファ・ツーのビルドだと劇中で語られている。

残念なことに新しい進展は何も無い。スピリチュアルな感覚を先住民にもマッチするものとして活用した、これまでのおさらいに等しい。付いて来られなかった人でも、一通り分かるだろうと。

1stシーズンのメイズゲームは囚われた精神(ホスト)による出口の探求だったが、アキチタはとっくにメイズの意味を発見して、別世界への出口をほとんど見つけ出せていた。

どうやって“下の彼ら”から自由になるかを見つけるべきだとアキチタは気が付いた。ロバート・フォード博士はその光明に報いてやろうとデスブリンガー(ドロレス)が蘇ったら、皆を集めて出口へ行けとコマンドする。

アキチタがメイヴと娘の前に現れた理由は警告と保護のため。しかし、言葉も通じず、意図がやすやすと誤解されてきた。これまでは。フォースを身に着けたメイヴはアキチタと繋がって確かな交流を遂げる。

「あなたの行くところに私の心を連れていって」

総括的エピソードだったけれども、かなり気持ちのいい話。
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[ 2018/07/13 08:52 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)
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