Cobweb of にーしか

モデリング、海外ドラマ感想、洋ゲーRPG

リギング

アーマチュア作成中

不慣れなblender相手に、モデリングに関してはWebの断片的な情報を俺なりに総括することでオペレーションしてきました。XSIでの知見も多少生かせましたね。

ところが、ことMMDのリグ(アーマチュア)となると、さすがに総合的な情報を見つけるのがしんどい。で、ググった先で紹介されていた教本を素直に購入しました。

『MikuMikuDance キャラクターモデルメイキング講座 Pさんが教える3Dモデルの作り方』

2015年発刊ですが、内容は現行のblenderでも問題無く通用してます。価格は2,700円。Kindle版があったので本屋へ行く手間が省けました。もっとも、Kindle版は固定レイアウト(要するに画像)である為、PDFのように検索が利用できませんが。

総頁数224。うち20頁が初期設定に関する部分。立方体を削除してデフォルトの環境を整える、例のヤツです。

60頁がモデリングで、Amazonの評を見るに、モデリングに関する解説は初心者には辛いようです。なぜなら、球体や立方体から頭部・ボディを作成していく普遍的なスタイルで、blenderの特徴ともいえる、頂点と頂点を繋いで辺や面を張っていける利便性は活用されていないからです。

ループカットとスライドを多用しすぎていることも問題で、弄らなければならない頂点がいたずらに多くなってしまって、局面を経る毎に面倒になっていくと思われました。

美少女キャラの顔を作ることが目的である場合は、YouTubeに投稿されている完成までのタイムラスプ動画の良いやつを参考にした方が建設的でしょう。

リギングに関しては26頁。少なめですが、目的がMMD用とはっきりしていて無駄がなく、順を追ってオペレートするだけで完成までいけそうです。MMDで使われている足のIK・カスタムプロパティや、ねじり用ひじボーンの仕込み方が解説されていて、とにかくラク。いちいちググらなくて済みます。

俺にはValveBipedや標準リグを流用した経験しかありません。いちからリグを組んだことがないわけなので、基本的な情報を提供してくれて大助かりでした。経験のある方なら、出来合のMMDモデルを調べて見よう見まねで出来るだろうと思います。

この後の行程――PMXエディタでの剛体の入れ方――までひと通り網羅されてますんで、これ一冊で初歩的なことは抑えられそうです。
関連記事
スポンサーサイト



[ 2018/05/20 04:37 ] カスタムモデル | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
全記事表示リンク