「ファイル読込をModフォルダ(COM3D2\Mod)優先にします」という
COM3D2.ModPriorityToMod.Patcherを試してみました。実は、既に使われているModLoaderと同等の機能です。
ModPriorityToModでも、.modelと.texを置き換え(上書き)できました。簡単に言うと、GameDataフォルダにある.arcに含まれるファイルと同名のものがModフォルダ内に存在する場合、Modフォルダ内のものが優先される、ということです。Modフォルダ内ではフォルダの階層が厳密であることが求められません。とにかく置き換えるべき同名ファイルが置いてあればよい、ということになります。
片やModLoaderの構成ファイルは下記の3つ
COM3D2.ModLoader.Managed.dll
COM3D2.ModLoader.Patcher.dll
Mono.Cecil.Inject.dll
ですが、
ModPriorityToModの構成ファイルは
COM3D2.ModPriorityToMod.Patcher.dll
このひとつだけです。
ModPriorityToModを使う場合には、ModLoaderの構成ファイルを削除するなり別のフォルダに待避するなどした方がよさそうです。ModPriorityToModか、ModLoaderか、どちらか一方を使うのが望ましいと思います。
ModLoaderでは、.ksファイルなどのスクリプトをオーバーライドすることはできないとReadmeにあります。ModPriorityToModもこの辺は同様のようです(試してみました)。
.pmatファイルに関して、ModLoaderでは読み込みはサポートするけれどもオーバーライドはされないとReadmeにあります。言わんとするところは公式の(バニラの).pmatを置き換えることはできないということなのですが、そもそも.pmatは描画順をファイル名であるハッシュ値で管理するようなので、既存のものを流用するのでなければ.model毎に別名である(つまり新設する)必要があるかと思います。
これからは
しばりす2
ModPriorityToMod(さもなければModLoader)
の最小構成で旧しばりすと同様な使い方ができそうです。
なお、ModLoaderには別の機能が付加されています。1.3.1からはスタジオモードで鏡を再現することができます。Unity 5.6.4 Asset Bundlesのロードが可能だそうです。この一例として鏡が付属しているわけですね。
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