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Prey 5月18日

ゴールデンウィークには微妙に間に合わないリリース日のPrey。過去のファーストパーソンシューターPreyのリブート的作品(Arkane Studios クリエイティブ・ディレクターの言葉を借りるならre-imagining)だとか。

uk.gamesplanet.comの値付けは13%引きの£34.99で、換算すると約4,933円。ちなみに国内steamでのお値段は7,980円(税込、割引無し)。海外との値付けの差には毎度ながら驚かざるをえない。国内でのブルーレイ(主に映画)とゲームのメーカー希望価格にはどこか異常なものを感じる。国内ECサイトでパッケージを買う気にならなかったとしても仕方あるまい。もっとも俺はDL派だけど。

uk.gamesplanet.com該当ページのスタッフ・コメントを参照するに、間違いなく日本語入り。ただし、日本語の配信は5月18日。英語版のリリースは5月5日(おそらく日本時間の6日)。プレイ時間は20~25時間相当とされている。

ゴールデンウィーク最終の5月6日、7日をフルに当てれば攻略できてしまう計算ではある。ただし、英語で、ね。

ところで、旧作のPreyは一時期プロダクトコード切れで入手難になっていたはず。今はどうなんだろうね? 

新作を遊んだプレビューワーの間では旧作との繋がりが希薄で、同じタイトルを標榜する意味を疑問視する声がある。むしろSystem Shockの精神的継承者とも。

旧作は:

ネイティブアメリカンで酒に溺れる負け犬のトミーが、お爺さんのスピリットに導かれて自分と同じくエイリアンに拉致された彼女を救おうと大奮闘するFPS。エイリアンの船の中では人工重力の働きによって壁や天井が床になったり、虫かごか水槽のような世界に入れたりする。今考えてみると、ValveのPortal登場以前に既に一風変わったプレイ体験をさせてくれていたのだ。その上、貴重なSci-Fiテイストのゲームである。初めて天井が床になった場面では軽く酔いを感じたっけ。

プレイヤーキャラクターやNPCは(今の水準では粗いながらも)当時ではとても綺麗な(=実際の分割数以上の解像感があって煌びやかな)部類のポリゴンで描画されていた。左右反転による仕様も利用されていたし、作りもHalf-Life2のキャラクターモデルより劣ってはいたが。

プレイの実態はフロア・クリア型で、トミーの幽体離脱能力を駆使して区画の出口を開放するためのスイッチやギミックを有効にしていくタイプ。時代の流れとともに廃れていくFPSジャンルの、最後の綺羅星みたいな印象だった。

お終いに続篇を示唆するようなNPCのセリフもあった。結果としてポシャったわけだけど。

旧作のPreyを今の環境で遊ぶ時の注意事項。ワイドスクリーンに対応するものの、16:9がない。DOOM3と同じエンジンを用いているゲーム全般のtweakと同じで、Configでカスタム解像度を指定しなければならない。インストールディレクトリの\Prey\base\preyconfig.cfgを開き、該当箇所を書きかえる。

例:
 seta r_customHeight "1000"
 seta r_customWidth "1900"
 seta r_mode "-1"

seta r_modeのオプション"-1"はカスタム解像度を有効にする、という意味。
seta r_customHeightとseta r_customWidthには任意のディスプレイ解像度を指定する。
例はウィンドウモード時を想定し、タスクバーとタイトルバーが邪魔にならないくらいの解像度を指定した場合。ユーザーインターフェイスは4:3のみ。したがって、ワイドスクリーン時はアイコンなど横幅が増してしまう。
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[ 2017/04/26 01:10 ] アクション | TB(-) | CM(0)
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