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PSVRからカスメへ

DIVA X HDのフォトスタジオやライブエディットを弄っているとですね、要するにMMD(※)をPSVRで視聴できたならばそれで事足りる、というコトに今更ながら気が付くわけですね。
※MMD=MikuMikuDance ミクミクダンス。初音ミクを踊らせて、プロモーションビデオを作る為のアプリケーション。専用フォーマットに変換済みのキャラクターモデルを力技(手付けか既存ファイルの流用/修正)でコレオグラフできる。

私は以前Half-Life2のモデル作りでモデリングに開眼しました。なので、VRで自作を眺めることができれば、強いモチベーションに繋がります。

RiftかViveを買っていたならば、既に確立されたやり方でもって実現できてしまうわけですわ。

→なんだ、PSVR買って損したな!

もっとも、PSVRをPCで使うアプローチもハッキングが現在進行形でしょうから、待っていれば、それなりのことは出来そうですが。

→いやいや、今遊びたいんだよ。

というわけで、カスタムメイド3D2に手を出しました。

→えっ?

カスタムメイド3D2

エロゲーを購入したのはン十年ぶりです。40時間超プレイして、だいたい分かりました。悟りモードでしたためてみますw

カスタムメイド3D2を体験型ゲームとして捉えると、従来とさしたる変わりばえはないと思います。

本来の趣旨通りにメイドさんを調教するつもりで遊ぶには、声と性格が3通りしかありません(DLCでさらに3通り増やせますが※)。つまり、仮想のキャラクターを愛でることに没入する場合、同じ人格のクローンを相手にしている感じが増してしまうでしょう。また、返事の仕方や反応は作り付けなので、必ずしも個人の好みに応えられるとは限りません(エロゲーとしてのシチュエーションはいわずもがな)。AIやら発声アプリケーションとのカップリングが望まれる分野ですね。

※「母性的なお姉ちゃん」を購入w (画像ではピンク髪の娘。以下、青髪=純心、茶髪=クーデレ、緑髪=ツンデレ)
カスタムメイド3D2より撮影モードで作成

カスタムメイド3D2をスクリーン・ショット作成アプリと捉えると、とても興味深い位置にいると感じます。フリーで提供されているMMDの裾野とも被るからです。

プロシージャな手順によって各部を変形させて美少女メイドを作成するわけですが、ベースとなるメイドさんのモデリングが絶妙です。アニメ調の萌えタイプなら手軽に作れてしまうのです。ここがもっとも訴求するところでしょう。

問題はバリエーションですが、作風をいくつかまたいで作っていけば、ある程度の個性は確立できそうです。例えば、目の大きいKeyっぽい作風と、そこまで目を強調しない作風とを混在させたりすれば、作風に応じたバリエーションを相当数担保できるでしょう。

反面、ひとつの作風に限ってバリエーションを作るには相当むずかしいと言えます。なぜなら、髪型や衣装に大きく依存しないわけにはいかないからですね。ちょっと垂れ目、ちょっと釣り目といった、金太郎飴のような昨今のアニメキャラに見られるもの(例えば、他意はありませんが「ラブライブ!」)で満足できるのかどうか、ということになります。

加えて、萌えの周辺から大きく抜け出して好みを追求する場合には、全くとはいわないまでも、ほぼ不可能かもしれません。目の位置・大きさと顔の幅・高さくらいしか、プロシージャな変形が行えないためです。鼻が低く団子っ鼻で、口が人一倍大きい美少女なんてものは作れません。

カスタムメイド3D2の撮影モードはかなり秀逸です。可愛いメイドさんを拵えて見せびらかしたい時に威力を発揮します。扱える要素は、ほぼモデリングツールそのものといった案配で、似た目的を持っていたであろう旧来のPOSERよりも扱いやすいほど。昨今のデジタルアニメ的画作りに欠かせない最低限のエフェクト(光学ブラー、深度ブラー)を加えることができます。

さて、VRですが……RiftかVive買えば良かったよねぇ。PSVRでは現状何も出来ません。

ところで、オナホ連動にもむしろ興味があったくらいでしたが旧版は在庫が無く、新版はと言えば12月に出るところでした。買えなかった理由としてはパーフェクトですw
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[ 2016/11/21 03:20 ] 美少女ゲーム カスタムメイド3D2 | TB(-) | CM(0)
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