A Farewell to Dragons |
$7.49 |
Cryostasis |
$3.24 |
Introversion Complete Pack - Summer 2010 |
$5.00 |
Overlord Complete Pack |
$4.50 |
Twin Sector |
$3.75 |
RPGプレイヤーならば、
A Farewell to Dragonsは、是非ともGrabしておかねばなるまい。
Cryostasisは、凍え死にそうな極寒が舞台なので、今の季節にピッタリ(目からの情報で脳を騙す試み)。
Twin Sectorは評価が低いものの、物理パズル系を狙っているそうなので、お試し版として。
Overlordはこれまで遊んだことのないタイプという事で、気分転換に。
Introversion Complete Packは、Defcon狙い(UplinkはGreenManGamingで手に入れたし、他は前のセールで既に)。
やはり価格が低いという事は購買意欲をそそる。手を伸ばすつもりの無かったタイトルも、ついつい、試してみようかな、という気分にしてくれる。
さっそくダウンロードできたのは3つだけ。回線速度が300~700KB/sで頭打ちとなり、セール中は厳しい。
Cryostasisは私の環境ではサウンドに問題がみられた。吹雪と犬の吠え声が重なるフラッシュバック・シーンでブツブツと音声が途切れる。設定中のサウンドドライバーを切り替えてみたが、改善されず。PhysXのAdvancedオプションをONにすると、少し引っかかる(氷の破片が落ちる箇所で、一瞬負荷が高まってフレームレートが落ちる)が、キャッシュが有効にならない初回だけが顕著なので、遊べない程ではない。
Defconはシンプルながら、CPUを相手にしても、思ったように勝利できないストラテジーだった。チュートリアル上がりのまま、気楽にプレイしていたからで、気合いを入れて臨めば、こんなに酷くはならないかもしれない。人類絶滅ネタを戦略ゲームとしてプレイしている状態を冷静に客観視すると、シュールで達観した気分になれる。
A Farewell to Dragonsは--物語背景の予備知識が無かったので驚いたが--異世界ものファンタジーだった。ある嵐の晩、現代の青年Victorの住まいに、素性の知らぬ女性が傷ついたままで訪れる。彼女はVictorの名前を知っており、傷が癒えると、彼を不可思議な森の中へと案内していく…。
Neverwinter Nights 1にMMO RPGのバフとスキルツリーを付属させたような、丁度、Dragon Ageのロシア版といった風合いのゲームシステムがまず目立ち、1Cパブリッシュ共通の手抜き加減(詰めの甘い開発陣、もしくは、HD解像度が一般的でない東欧仕様)により、ワイド表示に対応していないインターフェースが、横方向に太って自己主張する。
画作りはDirectX9時代の印象で、さほどリッチではなく、会話は全てテキストベース。Morrowindが出た頃の2002年を思わせるような、2Dから3Dへの移行が進んでいた時期を彷彿とさせるアクションRPGのつくりだ。パーティプレイは、オーソドックスなバルダーズゲートを連想する。
米のディベロッパと違って、シネマティック・シーンを売りとして来ない辺りが、「古き良き」と形容できる作品の共通項と言えるかもしれない。もちろん、開発予算の関係もあるには違いないだろうが。映画的な派手な演出よりも、テキストベースによる、わずか数行の地味な表現が、プレイヤーの想像力を大きく刺激する…ということだってある。
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