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ゲーム・オブ・スローンズ第10話

ネッドの運命と供に、見ているこちら側も緊張の糸がプッツリと切れてしまった。

サンサがふと奈落を見やってからジョフリーに近づいた演出は凄みがある。それを察知したようなハウンドもこれまた巧み。

北の王の下、一致団結するスタークの家臣はなかなかの見せ場だ。ジョン・アンバーの改心ぶりもよく分かる。ジェイミーへの処罰が手ぬるいな。一方、ジョン・スノウも友人からの信望が厚い。壁の向こうはどうなっているのか。

デナーリスはとうとうドラゴンの血を証明して見せた。件のドラゴンはD&Dで言うところのワイバーンタイプの四肢だった。ドロゴへの妖術は前話で「死の方が清らか」と言われていたが、原語では「死がcure」だと聞こえた。ところで、デナーリスを演じる女優さんは三大美女に選ばれたそうな。全裸シーンが多かったせい?

三つ目のカラスが暗示する能力と、地下墓所に父親が居るという末弟のくだりは、ドラマだと分かっていても辛い。ロバート王とネッドの妹の顛末がようやく語られ、狂王にまつわる過去が少し明らかになった。

アリアは当初のお望み通り、男勝りの生活へ。今後も波乱含み。

ティリオンは相変わらず境遇がいい。別格の主人公といって差し支えない。インプが王の手とは、誰が想像したろう。

第2シーズンは今夏。待ち遠しくもあり、いよいよ大河ドラマらしい幕開けでもあり。視聴者として、どこまでついていけるか、やや不安もある。超大になるほど、二時間映画のような分かりやすさが失われてくることもあるだろうし、逆に時間を尽くしたことによる重厚さも発揮されることだろう。どちらがいいか、その時の自分の感情や環境次第になりそうだ。
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[ 2013/04/03 00:10 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)
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