ハロウィンセール ザ・シムズ3 スーパーナチュラル データセット がOriginのハロウィンセールで30%オフ(1,736円)。他にはご覧のようなタイトルが列びます。
・Mass Effect 3 N7 Digital Deluxe(英語版)3,836円
・Mass Effect 3(英語版)3,360円
・アリス マッドネス リターンズ3,360円
・Dead Space(英語版)546円
・Dead Space 2(英語版)1,036円
スーパーナチュラルが割引対象となるのは、私が把握する限りでは今回初です。しかしそれ以外は、サマーセール時に半額になったタイトルも含まれているように思います。
「スーパーナチュラル」を買い物かごに入れてチェックアウトすると、同時購入限定と称して「ウェザーストーン」付きで
シーズンズ 限定版 をお勧めされますが、シーズンズ 限定版の値引きはありません。
プロモーションコード EAからは「日頃のご愛顧を感謝し、次回ご購入時に25%オフを進呈します」というクーポンが10月初旬にメールで届いていました。これを利用すると割引価格から更に25%安くなります。
なお、こうしたクーポンが欲しいのでしたら、
https://www.ea.com/jp/profile/login のページからログインして、「連絡設定」というタブで「EAの製品、ニュース、イベント、およびプロモーションに関して連絡を受け取る」をONにしておくとよいでしょう。
「EAアカウント マネージャー サイト」というページは、既に
https://profile.ea.com/myprofile.do?locale=ja_JP として存在していました。ところが、このページでは「パスワードリセット」が行えません。どうしてパスワードリセットが必要になったかはこの記事の主題ですが、後述しますので先をお読み頂ければ幸いです。
Originクライアントでの諸注意 Originクライアントv9.0.13は、クライアントアップデートを繰り返す不思議仕様でしたが、今回v9.0.15に更新されました。
更新した上でOriginクライアントを起動すると、初回にはパスワードの入力を求められます。セキュリティ上の防護策として適当な間隔でパスワードや電子メールアドレスを変更している場合、入力欄にデフォルト表示される電子メールアドレスが
旧いままになっていないか 注意する必要があります。
この時、新しく入力した電子メールアドレスやパスワードが(記憶するように設定しているにも関わらず)記憶されない場合、Originクライアントを
管理者権限で起動した上でやり直す と記憶されます。
Originクライアントが起動したら左上の「Origin」をクリックし、プルダウンメニューから「アプリケーション設定」を選ぶことをお勧めします。
既にご利用の方はとうに設定済でしょうが、「ダウンロードしたゲーム」でゲームのインストール先を指定できます。近年のザ・シムズ3 データセットは、任意の親ディレクトリを選んだ上でインストールする仕様ではなくなりました。もし、旧来のように\Electronic Arts下にデータセット別のディレクトリを構築するようにしたいのであれば、このインストール先を親ディレクトリ名(D:\Electronic Artsなど)へと適宜変更してやるのが最も簡単な方法になります。
「ゲームインストーラーが次の場所に保存されます」では、ダウンロードした一時ファイルの保存先を指定できます。ただし、近年のタイトルはキャッシュの形では残らず、バックアップ用に維持しておくことが出来なくなっています。
初めての方は、「全体」タブをスクロールした下方にも比較的重要な設定項目があるので目を通されるとよいでしょう。
注意を促したい箇所は「プライバシー」タブです。
「ハードウェアの仕様を共有」「システム使用状況のデータを共有」がデフォルトでON になっています。これらを許可したくない場合はチェックを外す必要があります。
新データセットとログイン時の問題 さて、では「スーパーナチュラル データセット」をOriginクライアントでダウンロードして、ザ・シムズ3を起動してみましょう。まず、「アップデータが見つかりました」となるので、ザ・シムズ・ランチャーを終了させて更新を行わねばなりません。しかし、要領を得ないダイアログが表示され、OKとキャンセルのどちらのボタンをを押すべきか煙に巻かれます。ここは翻訳がおかしいか、さもなければ原文の説明が意図不明なのでしょうね。
更新が終わったら、改めてザ・シムズ・ランチャーから起動します。長いロードが終わると、ようやくどのセーブで始めるか選べます。しかし、私の場合には、ここで必ず一悶着起きるのでした。
というのは、以前にザ・シムズ3をオンラインで起動して以来、EAアカウントのパスワードを変更しているためです。お馬鹿なザ・シムズ3はログイン画面を提示してはくれても、正しいパスワードを「パスワードが無効です」と拒否してくれます。どうやら、過去に保存したパスワードで自動的にログインを試みた結果である様子。非常に糞仕様だと言わざるを得ませんね。
するとどうなるでしょうか。直ちにOriginのログインウィンドウが開きます。ここで、さきほどまでの正しいパスワードを入れても「無効です」の一点張りです。したがって、現在のパスワードが無効化されている羽目に陥ったことに気がつくのでした。糞仕様の連鎖です。
EAゲーム にログインしても分かります。ここでもさきほどまでのパスワードが通用しなくなっています。
以上のことから、ザ・シムズ3を新しいパスワードでサインインすると、EAアカウントのパスワードを旧いものへとリセットさせてしまうらしいことが分かります。
どこが糞なのかよく分からない方のために、同じEA傘下のBiowareの場合を参考に挙げておきましょう。EAアカウントのパスワードを変更した上で、Dragon Age Originsを起動します。すると、過去に保存したパスワードで自動的にログインを試みた結果として、以前のパスワードではログインできなかった旨が表示されます。この時、表示されたログイン入力欄に新しいパスワードを入れるだけで、ログインにおける更新作業はおしまいです。普通はこれが当たり前ですよね。ところが、ザ・シムズ3の場合は、この時点で「パスワードが無効です」と拒否してくれるわけなのです。妙な仕様ですね。
問題点 整理すると、ザ・シムズ3のゲーム内ログイン、Originのログイン(クライアント含む)、マスターEA ID、The Sims 3 Storeのログイン、
これらのパスワードは共通 なのです。
どれかひとつが変更されると他へも影響が及びます 。何らかの不具合で影響が(悪い意味で)及ばないのが、ザ・シムズ3のゲーム内ログインということになります。(もしかすると、多分にWindows 7の仕様による影響かもしれませんが。ザ・シムズ3の該当する実行ファイルを管理者として起動しさえすれば、あるいは未然に防ぐことが出来たかもしれません。いずれにせよ気がついてからでは遅きに失するですね)
そもそも共通であるログインを、なぜ別々にログイン画面を出してまでやらせるのでしょうか。これが、そもそも糞仕様の原因です。統一化できる箇所はするべきですね。Originクライアントからザ・シムズ3のゲーム内ログインまでは、開発が傘下でパブリッシャが親会社EAなのですから、1回で済むようでなければおかしい。少なくともサードバーティ並の2回が限度です。ザ・シムズ・ランチャーとセーブデータロード前の時点で2回(都合3回)となるのでは、ユーザーの利便性を全く考慮しておらず、これにWebブラウジングのログインが加わるようでは、糞仕様と言われても仕方ありません。
ログインできなくなったが理由が分からない、という質問者の例は検索すればいくらもヒットします
I can't log onto the sims 3 store? Why this site needs to provide support to those without a working account. 解決策 最も簡単な解決策は、ザ・シムズ3のゲーム内ログインの時点で
「パスワードを忘れた場合」をクリックすること です。そうすると、別のウィンドウが前面に開き、ここで入力したアドレス宛にパスワードリセットの為のメールが届きます。
EAゲーム でなら同様に「パスワードを忘れた場合」でパスワードリセットを行うことが可能ですが、ザ・シムズ3のゲーム内ログインの時点で再び同じ状況に陥ってしまう恐れがあるので、得策ではありません。
この問題点、ザ・シムズ3にオンライン要素が導入された少し後で気がつきましたが、未だに修正されていません。困ったものです。
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本題とは異なる箇所ですが、インストーラの保存は最近のタイトルでも一応可能です。二通りあって、Originのインストール周りの仕様の穴を突くやり方になります。
一つはインストール作業が一つずつ行われるという仕様を利用するものです。
インストール時にウィザードが立ち上がるタイトル(Mass Effect 2やSims Medeivalなど)をインストールしようとしてそのままウィザード画面のまま放置しておき、バックアップしたいタイトルをダウンロードします。すると、既にインストール中のタイトルがあるため、ダウンロードしたタイトルは勝手にインストールが行われず、任意にインストールをする状態になります。この状態でバックアップが可能になります。
もう一つはSimsのような拡張版限定で、本編が入っていないとインストールできないという仕様を利用するものです。インストールされていない旨が表示されてインストールが中断され、以降任意にインストール可能になります。これもこの状態でバックアップ可能です。
この手の勝手にインストールが行われる形式は、キャッシュフォルダではなく直にインストール先に保存されています。また一度でもインストールするとインストーラが削除されてしまうため、それまでにコピーなり移動なりしてやる必要があります。
Origin専用のインストーラが多いので、その場合はOriginで指定しているインストールフォルダに配置してやらないとエラーが出てしまい、うまくインストールできない場合もあるため、バックアップはできるものの少々不便ではあります。
と、公にしたら対策されそうな気もしますが…裁量次第で削除しちゃって下さい。