Cobweb of にーしか

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積みゲー崩し―Prince of Persia (2008)


Prince of Persia@GamersGate

新プリペルとして、私は2008年版の方が好みである。ゲーム性は残念だけれども、Inon Zurの楽曲が素晴らしい。千夜一夜物語をゲームミュージックで表すなら、まさにこんな感じではないだろうか。それに可憐で魅惑的なPrincess Elika。Kari Wahlgrenの声と演技が素晴らしい。アニヲタでなくとも、俺の嫁にしたくなる。

2008年版は、けなげなヒロインにアンハッピーエンディングと、それはそれは鬱仕様。開けられたパンドラの箱(正確にはアーリマンの封印)が閉じないままで終わる。残されたやり込み要素もひたすら作業で無理ゲーだ。コンソールで配信されたEpilogueですら、最後にElikaはどこかへ去ってしまい、ハッピーではない。クリフハンガーで引っ張る意図だったのかもしれないが、続篇は別作品(The Sands of Timeのリメイク)になってしまった。Elikaを救うために世界の崩壊まで選んだプリンス、あげくに当の女に逃げられる、とはなんとも哀れ。駆け落ちの絶対にやってはいけないパターンだ。

The Forgotten Sandsをプレイしている時に、壁上りをAボタンで行ってしまおうとするクセに悩まされていたが、今こうして再プレイしてみると、その理由が分かった。壁上りAボタンは、2008年版の操作系だったのだ。指が覚えていたというわけ。

昔のセーブファイルからロードしてプレイ。ほとんどの敵は排除し終わり、浄化も済んだ。残るはライトシーズを全て見つけるという最終にして最大の課題のみ。

またしても、955個溜めた辺りで力尽きる。ノードひとつあたり2個ずつ残っている計算。一体どこで取り逃したのか、もういちいち調べるのは面倒くさい。

周囲を見回して光っている珠が残っている目星をつけなくてならないが、これが一筋縄ではいかない。見通せない場所に残っていることが多いからだ。見つかったなら、次はどうやってそこへ行くか。ルート上の枝線が概ね行き方であるので、黄色や緑色の能力(これらは獲得した順番による)で試していない場所が無いか探ることもせねばならない。それでも、行き方不明の場所が残る。一筆書きというよりも、同じ場所を二三度回る必要がありそうで困る。

とうとう最後はネット上で見つかるセーブファイルに頼った。ライトシーズを1,000個集め、最後の1つでElikaを生き返らせると、プロトタイプのコスチュームが解除される。労力の割りにご褒美はこれっぽっち。しかも、その前に省略できないクレジットロールを延々見せられる。
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[ 2012/08/24 03:15 ] アクション | TB(-) | CM(0)
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