故障したPS3のHDDを換装。注文したHDDはとっくに届いていたものの、フォーマットして換装する時間がとれず、今頃やる。
1)換装用HDDは日立の2.5インチ(非アドヴァンスト・フォーマット)にした。
HDDの型番はHTS545050B9A300(500GB)
2)PCに繋げて、Windows 7上で初期化
フォーマット形式はexFAT(クイックフォーマット)を選んだ。FAT32が無かったので。※
3)PCから外し、PS3に内蔵されている故障したHDDと交換
取り外したものを見たところ、東芝のMK3265GSX(320GB)だった。
4)システムソフトウェアをコピーしておいたUSBメモリを挿したままPS3をスイッチオン
5)画面の指示通りに HDDの初期化 → システムの初期化 を行う
6)復活!!
※今調べると、exFATとは“マイクロソフトが開発したプロプライエタリなファイルシステム”ということで、PS3が要求するFAT32とは違うのだった(外付けの場合は厳密にFAT32でないと認識されないという)。今回は内蔵用で、PS3上でのHDD初期化も上手く行われたようだし、結果オーライ。
故障PS3の相手をする時間がなかったのは、SATAケーブルが足りなかったせい。サブPCの筐体に2.5インチホットスワップがたまたま付いているが、電源ケーブルはともかくSATAケーブルが繋がっていなかった。普段使わない代物には、ケーブルが余っているのでもない限り、挿しておかないものだ。
接続がされていないと判明したところで、もう店が閉まっている。買いに走ることもできず、どうしようもない。とにかく今をしのげればいいのだから、ブルーレイドライブに挿さっていたケーブルを一時的に2.5インチホットスワップに挿し直した。SATAは楽でいいナ。PATAの頃はフラットケーブルで、付け外しが面倒だった。
ホットスワップを全面的に信用していない私は、電源を落とした上でHDDの着脱をした。万が一ショートさせてトばすとエライことになるから。
HDD換装後にエラーメッセージが出てブルーレイが視聴できなくなるという事例がネットでは見つかるが杞憂に終わる。『2001年宇宙の旅』を試しに再生してみたが特に問題はなかった。過去に特定のVersionでのみ生じたということだろうか。
トルネを使う段になって問題発生。トルネのインストールディスクをどこへやったか覚えていない! 俺サマとしたことが…。トルネはチューナーが無いと動かないのだから、ソフトウェアだけをネットで公開してくれもいいのじゃないか?と思ったり…。そうすれば、ディスクを探し回るような労苦を味わわないで済む。ヲ…あったぁ!! 箱に入ったまま、その辺の“ディスカード・パイル”にうっちゃってた。
いやはや、ようやく元通り。でもHDDと供に失われたセーブデータは戻らず。そこでプレイステーションPLUSの『セーブデータお預かり』というサービスの有用性を認めるわけなんだが、料金(30日\500か365日\5,000)に納得がいかない。そもそもPLUSの機能をローカルバックアップメディアで行えれば問題解決なので。HDD全部丸ごとをバックアップではなく、選択的に必要なセーブデータだけを、USBメモリに保存できればPLUSなんか必要ない。プレステはマイクロソフトのLive利用料(ゴールドメンバーシップ)とは違う手法で似たような料金徴収を試みているに等しい。steamやOriginであれば、セーブデータのクラウド化にお金は取らない。
コンソールはとにかく金を落とさねばならないようにビジネスモデルが出来ていてイヤになるね。上を見ればもっと凄いのがあるけど。なにせ私が初めてのプレステで一番驚いたのは週間トロステ『プラチニャ会員』だ。自社系ニュース告知の付属物でお客様からお金をむしる!! 非常に素晴らしいビジネスモデルで感嘆いたしました。
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