GamersGateで
3.08ドルだったので購入。steamは同タイトルを一蹴したので当分扱われることはないはず。残念そうに作者がホームページで吐露している。
内容はいかにもクラシック。冗談の分かるMacなTRPG仲間にギフトしてみた(Boot Campで動くと思う)。ファイルは
公式本家からダウンロードしてもかまわない。デモにレジストコードを喰わせると製品版になる。
TRPGをやり慣れた人にとって導入部は…ありがち。主人公はテーブルを囲む仲間達とTRPGのプレイ中だ。赤い横縞の人物がマスターで、こちとらに馴染みのある独特の雰囲気で喋っている。面々がまたGeekなうるさがた。それぞれのこだわりを披露してセッションがひと段落つく。
さて、小休止で厠に立ったはずの主人公。気が付くと、なぜか旧い城塞(タイトル画面の天空に浮かぶ城)に迷い込んでいるのだった。辺りを彷徨って唐突にシャドウに取り憑かれるも、信仰心が無い現代人は肉体を乗っ取られずに済む。初対面の主人公に、摩訶不思議な状況を補足説明してくれるシャドウさん。とにかく、絶命させてしまえばこっちのものだと彼は言う。かくてシャドウと主人公の相反する二人三脚が始まった。
こんなプロローグ、どこかで見たような? 主人公はシャドウさんの非協力的もとい悪巧みにはまらないように警戒しつつ、城内を徘徊することになる。
古き良き(面倒くさい)ゲームシステムを採用した縦横スクロール可能なレトロ2D画面。画面解像度がよくなったファミコンといった趣き。セーブは特定の場所でしか行えず、ポーションをつくるにも釜戸が要る。

ランダムダンジョンなのかどうかまではよく分からない。少なくとも序盤の道筋は同一のように思える。会話や説明はテキスト枠内に表示されるお馴染みのタイプ。

アジアの各言語がある中、日本語は用意されておらず、プレイヤーは最低限英語を理解できる必要がある。文章は難しくない。プレイ内容はゲームパッドにこそ向いているように思うが、オプションを見る限りキーボードしか対応していないようだ。
Unepicを製品版にすると、ホームページで登録するように促される。そこで、公式ページに行ってアカウントを取得するわけだが…。Unepic Creditsの文字と供にアイテムを見てオドロク。作者はソーシャルゲーム並みにアイテム売買で収益を得ようという腹づもりなのだろうか? Free to Playも真っ青だ。但し書きを読むと、リアルマネーで買うだけではなく、Online Challengesというシロモノを遂行することでもゲーム内クレジットを獲得できるとある。これなら、面倒くさがりな人向けに売っているんだという言い訳は立つか。まぁ、ひとまず安心だ。
私の発見したOnline Challengesは「罠に掛からずに50秒以内でこの部屋を通り抜けること」。壁や床からグサリとくる意地悪なトラップが数多く仕掛けられているこのブロックでチャレンジを達成するのは大分面倒。
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