Old Schoolと言うは易し。上手いことを思いついたなぁと思う。当時の疑似3Dグラフィクスを現代の技術で蘇らせれば、フルポリゴンでお釣りが来ちゃうもんね。問題は…扇子じゃなくてセンス。
こういう作品は“真似”とは言われないんだよねぇ、ある種オリジナリティを尊重する英語圏の文化にしては不思議なんだが。たぶんゲームシステムのひとつとして認識されていることと、オマージュという感慨の方が勝るのだろう。
『ダンジョンマスター』は当時の私には難しくて参ったおぼえがある。PC9801の頃だった。便利な時代になってからクローンが手に入るようになり、少し遊んでみようかと思ったことはあったものの、オートマッピングが無いともうやってられない。

今も手元に残っている当時のバイブル2冊。サベージエンパイアもいつか再プレイしたいなぁ。
とくに『カオスの逆襲』を攻略するにはキャラクターを選ぶことがわかって、なんというか脱力した。こういう選択肢の自由を謳っておきながら、クリアできないのはナシだ。
Legend of Grimrockはその点、選択の幅(主にキャラクターメイキング)が抑えられている代わりにリーズナブルという印象がする。ルーンも9種類だ。
ダンジョンマスターではルーンが18種類もあって組み合わせ(ウィザード12個、プリースト13個)を覚えるにも大狂乱だった。
丸虫の肉ばかり喰っていた覚えがある。壁にぶつかった時の音が思い出深い。LoGでは壁にぶつかってもヘルスが減らない親切仕様。何よりオートマッピングがありがたい。
さて、センスと例えたのは私の場合こういうわけだ。

ここで行き詰まった。左奥から反時計回りにテレポートゾーンが移動しており、正面奥の扉を開くには右手奥のフットプレートを押し下げる必要がある。それに成功しても正面中央に開いた落とし穴をあらかじめ塞いでおく必要がある。
そこで行けそうな場所というと、左中央がそうなんだが、移動してくるテレポートゾーンが来る前に通り抜けないといけない。でも、これが何回試しても無理っぽい。キーリピートとの戦いみたいな感じがする。こういう風なアクション絡みでクソ難しいのは勘弁願いたいんだがなぁ。
何か見落としているのだろう、ということで今すぐには解けそうもない。こうやって悩むのもOld Schoolらしくていいのかもしれない。
…なんて書いている間に解けてしまった。中央の空中が塞がれていないので、反対側から石を投げればいいんだった。
次なる難所。扉を挟んでの死闘が続く(↓)。可能な攻撃を叩き込んでは閉め、待機時間が復帰したら開け。

なぜなら、Antidopeが切れたパーティは毒を喰らえばお終い(リロード)だからだ! こまめなセーブでやり直し時間を補償しておくことも忘れない。…地下3階の毒蜘蛛地獄はかなりイヤらしかった。
そんでもって2つの入口を見つけた4階がこれまたイヤらしい。片やスライムの病気地獄。片や赤キノコの毒雲地獄。ポイズン・シールドが唱えられるようになるのはまだだいぶ先なんだけど…。
スライムは現状では倒しようがないので赤キノコ×2。こいつの出現場所が広いエリアであることから、移動してはチクリ、移動してはチクリとやってようやく退治。なかなか倒れないのでどうなるかと思った。
ところがまたもや詰まる(↓)。今度は正真正銘詰まりっぽい。

床穴の塞ぎ方が不明。他の2ルートを制覇したら、穴のひとつは塞がっている仕組みだと思うのだが…。何か見落としているんだろうなぁ。
…あぁ、そういうことか。テレポーターは人ばかりを運ぶわけじゃないと。
4階はえらく苦労した。“アーカイヴ”というから何だろうかと思ったら、スクロールを見慣れた棚に収めるなんて、ちょっと気が付かなかったよ。
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