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Dead Kel - DLC for Kingdoms of Amalur: Reckoning

Gamers Gate UKで購入。日本Originでは購入ページが無いからね。約1,000円のDLC。

Mass Effect 3のDay One DLCが値段の割にひどく短かく、商売としてどうなのコレ? と思わずにいられなかった。同じEAブランドから、新規参入でこれから頑張ろうという38 Studios傘下Big Huge Gamesは、Biowareと比べてどんなもんだろう、というわけで不肖私めがレビュー。DLC商法には懐疑的ながらも潜在的顧客である俺様。値段分面白かったなら、全然OKだよ!

ところで、OriginでWitcher 2が購入できるようになってる! まぁ、それはどうでもいいんだが。Enhansed Editionが配布されたらプレイしてあげるよ。

さて、アルファ商船海軍からの手紙が届く。


命知らずの冒険者求む! 

デッド・ケルが復活して、商船を根こそぎ血祭りに上げており、貿易ルートが壊滅的なのだという。

まずはラシーアの酒場で依頼人ガリック提督とコンタクト。



百年前に倒したはずの海賊がどうしてか蘇っているそうだ。準備が済んだら女船長ブラティガンの待つ波止場までGO! 

ラスト・ブラティガン船長は死んだ母親の教えをとりわけ大事にしている真摯な女性。ただし、自分の失敗を顧みない前向きな性格のため、船乗り仲間からの評判はすこぶる悪い。


「悪人に流す涙はない。いみじくもあたいのオカンが言ってたように、デッド・ケルに情けをかけてやる必要はないよ」

船長はタリという男友達が助けてくれているんだ、と楽しそうに話していたのだが…。


これがデッド・ケルだ。

洒落た紙芝居の後、なんとカラミティ号は座礁。



フロスト・ブレイク海にあるデッド・ケルの根城ガロウズ・エンド島へ辛くも到着したらしい。辺りにいて助かった漂流者は船長と俺様の二人だけ。

ブラティガン船長語録。「何事にも愛着は禁物。いみじくもあたいのオカンが言ってたように、この世のものは何でも最後には失せて終わるんだからね」

さぁ、この漂着した浜辺からどうやって抜け出すか。洞窟に入るしかない。例によって一本道のダンジョンに入ると、ところどころ道が塞がれており、ブラティガン船長が爆弾で岩壁を破壊してくれる。



3つ目の岩壁のところにくると、もう爆弾が無くなったから別の抜け道を探すしかない、と船長。ブラティガン船長は泳げないので、俺様が道を見つけるしかない…。せ、せんちょー泳げないの? 

オトンの膝くらいの背丈の頃、桟橋で人生最初の船を操って沈没させ、巻き添えに3隻を沈め、それが船乗りとしての宿命を知った瞬間だった、と彼女。20年の間に20隻を沈め、船乗り仲間からも「今生きている船乗りの中で最悪」との評判を賜っており、なんと当人はのほほんとしている。船長、キャラが立ちまくってる。


お馴染みのジャンプ台から水へ入るとガラクタの中から爆弾を発見。


ブラティガン船長語録。「常に最悪の事態に備えよ。いみじくも死んだオカンが言ってたように、悪いことは起きるものだからね」

ようやっと洞穴を抜けると、アカラ神の加護のおかげでデッド・ケルの魔手からは逃れているという地元の街ケイプ・ソラスに到着。


処刑用のロープがぶらさがってるとは物騒な。

地元民はデッド・ケルを恐れずに奉っているんだそうだ。東洋風の土壌を連想させる。インド神話? デッド・ケルはアカラ神の息子で特殊な力を授かっているのだという。

ここにはグレイヴホル・キ-プという城を建てたドヴェルガ一族がいたのだが、もうずっとこの島を訪れることはなくなっていて、城は幽霊憑きの状態だそうだ。


地域図を出すとけっこうな面積があって、一瞬で終わりという哀れな状況だけは避けられそうで一安心。

地元のNPC3名ほどに名前がある。オルダーはアカラ神の導きにあずかって結婚を機に人生をやり直した、盗人で密輸業者という過去を持つ元船乗り。ノームのパディは、オルダー曰く“頭のイかれた”変人でグレイヴホル・キ-プに魅了されている。ニーナはオルダーの娘で子供達の監視役。

この島にはハングドメンと呼ばれるケルの子分、すなわち敵役の3人がそれぞれ領地を持っており、プレイヤーからすれば倒し甲斐がありそうでベリ-グッド!


ノームのパディ

グレイヴホル・キ-プは単に『持ち家』候補だった。幽霊憑きではなくてモンスターが幅を利かせているだけ。



王の椅子に座って持ち主を主張すればプレイヤーの家になる。材料を集めてくればパディが内装を綺麗にしてくれる。パディはノームらしく研究対象に没頭しているだけで、別にイかれてるわけではなかった。


ちゃんとTwistカードももらえる。

RPGとしてあるべきお話の土台は出来ていて、むしろ本編より楽しそうな感触。

アカラ神に対する意見はNPCによって違う。例えば、オルダーは熱心な信徒だが、その娘ニーナは反感をむき出しにする。


ニーナ。アカラ神の横暴さや支配力を嫌い、この島を出るに出られない自分に幻滅している。

彼女によると、村人は一世代に一人、アカラ神への捧げ物になる! アカラ神がその女性を代弁者に仕立て上げ、村は彼女の言いなりになる。近々その儀式が始まるのだそうだ。…なんとはなしに先が読めそうな。



アカラ神に仕えるモンスター(DLCで導入された新顔だけれども、既存の類型に似て見える)がカラミティ号の生存者の一人の奥さんを捕まえて連れて行ってしまった(他の生存者は、ご都合主義に俺様達とは違う浜辺に打ち上げられている)。ニーナはその救出に力を貸してくれる。



洞窟の先で件のデッド・ケルとご対面。そういえば、Reckoningでは悪人と対決する以前に何回かお喋りしておくのが通例だった。



ロアーストーンも追加されていて、拡張版といった趣き。本来DLCってのはこうあるべきだよね、Bioware。


熱心なアカラ信者のオルダー。

最古参の漂流者ケイに訊けば、海賊のことが何かわかるかもしれない、という。その前にソウルディープ・ファスティングで儀式の準備をしているオルダーの奥さんブリジットの頼み事を解決しなくてはならない。
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[ 2012/03/21 19:30 ] RPG | TB(0) | CM(0)
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