リアラちゃん109歳なのに、なんて純心なんだ! きっとこの種族はマトリアークなどの精神的頂点の段階が後に用意されているので、精神年齢の成長が鈍いんだろうなぁ。天然なんだね。
…ともかく。早熟な娘が、抑えられた見事な声の演技によって精一杯大人を演じているような、お見事な場面。以下ネタバレ。

私たちが集めたリーパーズの情報のことを考えていたの。なんて失われやすいんだろうって。だから、未来へ遺しておくことにしたわ。
シェパード:それは?
この銀河の記録よ。リーパーズ、リレー、たくさんの文化、それにクルーシブルの設計図…。ひとつ意見して欲しいエントリーがあるんだけど。
シェパード:何について?
あなた自身のこと。あなたに聞けるなんて光栄だわ。歴史にどう残って欲しい?
シェパード:5万年後じゃ、コンピュータがイカれてるぜ。もちろん、暇を見つけて備えをしたわ。信じて、あたしは考古学者なんだから。この記録をタイムカプセルにしまって、複製を余所の星々にばらまくの。さらに誤解防止に、あたしがインストールしたVIには知っている限りの言語機能と翻訳プログラムを付けておいたわ。
シェパード:なるほど、アイロスのヴィジルみたいな情報案内係か。グリフ:コノ記録ヲ未来ノ発見者ニ御案内デキルナンテすごいデス。てぃそーに博士ニ何ト書イテ欲シイカ決マリマシタカ?【選択肢】
→「お任せする」
シェパード:リアラ、君なら空欄を埋められるほど俺をよく分かってると思うよ。あたしが書いていいの?
シェパード:きみがどう表現するのか知りたいんだよ。
そうね。まず、シェパードは地球生まれで、故郷の誰よりも勇敢に闘ったってこと。コマンダーはタフなバイオティックで経験豊富な達人で、戦闘では敵う者無し。彼の判断には必ずしも同意できないこともあったけど(※)、それでも私は尊重したわ。
※このシェパードはレネゲイド路線で悪人面になっている彼を知ることは特別なことだった。
シェパード:おいおい、日記じゃないんだから。控えめに。
何て言ったら…、あなたは良いお友達よ、シェパード。
→「君もね」
シェパード:きみだって、俺には出来すぎた友達さ。いいえ、そんなことない。イリアムで、あなたに付いて行けてたら良かったのに。
シェパード:事情なら分かってる。
【気分を明るくして】あなたの名前を書いて星で囲ってしまうのはどう?
先ほどの【選択肢】
→「大げさに」
シェパード:俺がどんなに果敢に闘ってきたかを書くべきだな。リーパーズだって痛めつけられる。俺が銀河全体をまとめてそれをやるんだ。いい思いつきね。ずっと未来の文明にだって英雄が必要だもの。古代文明もそうだし、異星文明だって。
シェパード:きみは俺を伝説上の存在にしたいのかい?何て言ったら…、あなたは良いお友達よ、シェパード。
→「もっと言ってくれ」
シェパード:信頼出来る仲間がいて嬉しいぜ。
普段、あらためて言葉にする機会はないけれど、一緒にいられて光栄に思っているわ、シェパード。あなたは誇りよ。
シェパード:ありがとう。このシーンはもの悲しいピアノの旋律が利いていて涙でそう。禁じられた恋の告白みたいだね。
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