アクションゲームとして考えると疑問なステージ。どこが面白いのだろう? 以下ネタバレ。
その1 グェスのリージョンが誘うネットワーク世界。リーパーが感染している急所を攻撃して、浮かぶタイルの道を切り開く。…それだけ。
その2 初めてのボス戦…と思いきや。なんだ、照準を当てて衛星軌道からの砲撃が来るまで我慢するだけ。破壊光線が近づいたら左右に避けろ! …これならロケット砲をバカスカ撃たせてくれた方がすっきりするんだけどなぁ。
番外:倒したリーパーが喋る あーあ、とうとうリーパーと会話しちゃったよ。ラクナイの次はリーパーかよ。えらい人が「相手の親玉と会話させれば、目的が知れると同時に新たな謎も生まれて、すっごく面白くなるぞ」とか考えたのかなぁ。いくらなんでも安直すぎないか。こりゃ、かなり壮大なB級に突っ走ってるぞ。
リーパーの意図はコズミカルで、ゆえに人類ごときには窺い知ることができない、人知を超越している、で充分なんだがなぁ。宇宙に秩序をもたらすのが我々なのだ、とか言わせちゃお終いだろ。とたんに矮小化されてスケールがちっぽけになってしまうよ。またもや人類害獣説じゃないか。
「Battle for Rannochで、おまえの主張には正当性が認められない」
とリーパーさんが仰ってるということは、過去の決断を変えると別の筋が用意されているのだろうか? いや、そこまで作られてはいないかな。待てよ、Battle for Rannochって直前の戦闘のことじゃないとすると、グェス対クォリアンの戦争か。それじゃあ、変えようもない。
この後のグェスを取るかクォリアンを取るか。わざと二択にしている風で状況そのものが納得できない。グェスのアップロードが一瞬で済むなら、戦闘中止命令も一緒に送ればいい。いくら個人として自由になったと言ったって、命令くらい聞けるだろ?
クォリアンのRaanによると、「Gerrel提督は攻撃を中止するつもりは無いから、アップロードを許すとクォリアン艦隊が滅亡する」なんて言っている。それなら、シェパードに提督を説得させて戦闘を中止させられないのか。今こそ貯めてきたReputationとウォーヒーローの見せ場だろ!
結局、どちらの肩を持ってもリージョンは死んでしまう。シナリオ上、邪魔な存在らしい消され方。哀れ。
※実は、このシナリオではタリが生きているかどうかが鍵となる。私の場合は、もうお分かりのように、タリが死んでいる方。なんともニクい筋だこと。Reputationが充分かどうかでも測って欲しかったなー(その方がより前作に近い判定方法であるし、RPGらしい)。
その3:対カイ・レン戦(惑星セシアにて) とりあえず物語展開は面白いし、どうなるんだろうと思わせてくれるけれども、いかんせん、イベントの戦闘がなぁ…。このニンジャの兄ちゃん(造形が東洋人だよ)は積極的に責めて来ないし、規定量のダメージを受けたら引き下がるだけの役どころ。断続的なガンシップからの弾に当たらないようにするくらいのアクション性しかない。リプレイ時には既知のカットシーンが長いおかげで、かなり苦痛になるんでは。
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