なかなか面白くなってきました。近所限定だったサイドクエストが徐々に先の目的地へと場所を移していく辺りは上手い誘導です。FactionsはElder Scrollシリーズのギルドクエストに相当するようで、背景世界に裏打ちされていると思しき内容が出てきます。Faeの伝承が面白いですね。
デモと比べて:
・場面転換のロードがとても短くなっている
・戦闘開始にともなう無音や一時停止が解消された
デモは完成三ヶ月前のビルドということですから、それから随分とディスクアクセスの最適化はなされているようですね。
ORIGINクライアントはVerUPしてクラウド機能が付いていました。Windows 7の場合は管理者権限で実行しないと上手く働かないようです。steamにもある機能と同等で、Saveファイルをサーバーサイドにも保存してくれます。
アクションRPGを標榜している通り、ハック&スラッシュの見地からも贅沢な作りだなぁと再認識しました。レアアイテムが拾えますし、通り道にはリスポーンと思しき雑魚がかなりの頻度で出現します。それに加えてSkyrim並みの通俗RPG要素があるわけです。なかなかに王道ですよね。
Normalですと、アクションRPGとしては温い難易度だと思いますが、雑魚に囲まれるとそれなりにピンチにはなれそうです。ところが、回復ポーションがワンボタンで飲めてしまい、硬直やじわじわ回復という処理が無いので一層温くなります。万人受けを目指しているのでしょう。腕に自信の方はHardでどうぞ。
簡単なボタン連打がやみつきになり、なかなか止め時に困るゲームです。お使いクエストと単純な戦闘アクションはルーチンワークになりがちですが、依然として一定の牽引力は感じます。というのも、まだまだ序盤なので背景世界との絡みを理解すべくダイアログを読むことに励んでいるせいでしょう。いずれ、もしかするとスキップ多用になるかもしれません。
サイドクエストの量はそれなりに多めに感じます。全部片付けようとしていると、ものすごく時間がかかりそうなので、そろそろ見切りを付けた方がよさそうです。ちなみに掲示板から請け負うタイプまで存在しました。見境無く、既存のものを取り込んでいるかのようです。
アイテムコレクターの人もそこそこ遊び甲斐があるでしょう。前にも述べたように装備の管理インターフェースに難があり、アイテムを拾うそばからとっかえひっかえしていくのは若干面倒です。
ゆるキャラを思わせる外見の雑魚がいても、やはりこうしたゲームなので始末せざるをえません。ハイ・ファンタジーであるとか比較的シビアな世界観や荒廃した世相(Amalurは戦争中です)を扱っている場合には、キャラクター造形もそれに符合するようなものを持ってくるのが一般的ですが、Reckoningは違って、どこかほのぼの系ですね。それゆえ、Reckoning Modeのトドメには違和感が残ります。
プレイヤーキャラクターが出来ないこと:
・ジャンプ(指定の場所で飛び降りるだけ)
・そこら辺に転がっているアイテムを手にする系のインタラクション(指定のコンテナでしか行えない)
・座る、料理などのインタラクション
・
ベッドで寝る(自分の持ち家でなら可)
・乗馬(未体験)
・結婚(未体験)
・NPCを雇う(未体験)
未体験のものは、あるいは先で用意されているのかもしれませんが。
発見:
・プレイヤーキャラクターも睡眠が行える
・なぜか、NPCは傍のベッドで寝ずにベッドロールで雑魚寝
・
屋外のビジュアルには昼夜の周期が無いっぽい(陽が傾かない)・Fate Weaverにカネを払えば、スキルを含むビルド全てをやり直せる
・Dispellに失敗するとCursed状態になる(ことがある)
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