ソロでテストプレイしてみる。通常は艦隊サイズ10で行うところを、ソロプレイなので一隻として、勝利条件は5ポイント(本来は10)としてみる。敵(対戦相手)は無しか、または臨機応変に登場して貰う。5VP稼ぐのがどのくらいたいへん(あるいは簡単)か、小手調べ。
開始前の準備 1)宇宙(盤)の構成。宙域タイルを27枚ドローし、伏せたまま5×5に配置。手前の三タイルにコマンドポストを連結。
2)スターシップを選び艦隊を作る。艦隊のサイズは10。1枚ドローして、ホールドorディスカード(以下繰り返し)で12枚を一巡するまでに決定。
3)コマンドデッキを作る。サブデッキを4つ選んでシャッフルし、伏せたまま山にする。4枚ドローして手札とする。
4)ミッションデッキを作る。スターシップカードの表示に従い、計10枚ドロー。シャッフルして伏せたまま山を作り、3枚ドローして表にして配置(秘匿任務は内容を見、裏のままで配置)。
1)宇宙作成 今回は、宙域タイル3×4(11枚)の最小サイズ。図のように配置。
2)艦隊編成 前述のように、今回は特例で任意の1隻。担当は当然、惑星連邦だ。さぁ、スターシップは何にしよう? 新米船長ということで、ここは映画『ジェネレーションズ』を意識してEnterprise B…は無いので同型のExcelsiorに決めた! この船のゲームにおける特徴は、トランスワープドライブを装備しており、5か6の出目で移動距離が倍。初期パワー設定は「武器Disabled、センサー10、エンジン10、シールド3」にした。
ゲームに登場する12隻の連邦船名はDefiant、Enterprise(NCC-1701-A)、Enterprise(NCC-1701-E)、Equinox、Excelsior、Prometheus、Reliant、Sutherland、Venture、Voyager、Yeager、Yosemite。ちなみにTNGの主役エンプラDと同型のギャラクシー級はVenture。
3)コマンドデッキ作成 100枚が10枚ずつのサブデッキに分類されていて、サブデッキを4つ選ぶことで40枚。どのサブデッキを選ぶかで、ある程度任務の有利不利が決まる。今回は幅広く対応可能なカード構成にしておきたい。
Captain Picard Deck、Sensor Upgrade Deck、Strange New Worlds Deck、Wild Space Deckを選んだ。手札として4枚ドロー。結果は「ウィル・ライカー(戦闘/士官)、ピカード・マニューバ(戦闘)、センサーへパワーを集中(オプス)、センサーグリッチ(オプス)」。これで乗員4名の内一名(士官)は埋まった。
4)ミッションデッキ作成 エクセルシオールはサイズ3の船で、ミッションは科学・影響・戦闘からそれぞれ1枚ずつ。
本来はデッキコンソールの三山からスターシップカードに指示された通りに計10枚ドローし、伏せたままでミッションデッキを作り、3枚ドローして表にする。今回は初めから3枚しかないので3枚とも表にする。
科学は「レベル15センサーテストを虚空に対して行え。成功後、エンカウンターカード1枚をドローし解決すれば、本任務は成功」。戦闘は「1隻の、より小さい船だけを用い、戦闘で敵船一隻を破壊せよ」。影響は「コロニーをひとつ建設せよ」。これを全部成功させると5VP獲得でゲームクリア。
ゲーム開始 1ターンにできること
・移動、各船
・パワーアジャスト1回、各船
・3アクション(後述)の実施
・コマンドカード(何枚でも可)のプレイ
・ミッションカード1枚の引き替え(一枚ディスカードして一枚ドロー)
・コマンドカードを1枚捨てる(即座に補充)
アクション
・クロークする
・戦闘する
・影響力を使う
・援軍を呼ぶ(艦隊の船が破壊された場合)
・修理する
・スキャンする
・転送する
・システムテスト(任務遂行上必須のもの)
まずはコマンドカードのプレイだ。ウィル・ライカーを士官として乗船させる。エクセルシオールの武器が+2されたが、現在Disable中なので意味なし。コマンドカードを一枚補充。「英雄的行為(戦闘/オプス)」。
エクセルシオールは正面の隣接宙域タイルへ移動することにした。先んじてトランスワープドライブの駆動を試みる。6面体ダイスを振ると、出目は5。移動力倍加。現在の「エンジン出力」は10なので移動力は20。気まぐれなドライブも今は順調に運転開始したようだ。
移動は1ターンに各船一回しか行えず、中断したら再開は出来ない。更に、以下のときには移動を停止しなければならない。
・未踏査の宙域でエンカウンターカードをドローするとき。
・敵船を回避しようとして失敗したとき。
・船がアクションを行うとき。
・移動力が尽きたとき。
・パワーアジャストをするとき。
・別の船を移動しはじめるとき。
未踏査の宙域へ入った。伏せた状態の宙域タイルを表にして、自分が読める向きにする(対戦相手と自分、どちらの側が探検したのかという表示の意味)。「Mクラス惑星:建設に必要な制圧トークンが1減る」。
やった。移動力がもったいないが、さっそく「コロニー建設(影響力を使う)」を開始しよう。アクションを行うので移動はここまで。本来なら「制圧トークン」が1必要なところを、無い状態で新規建設ができるのはおいしい。
その前にエンカウンター判定。出目は2(ダイスはいつも6面体1個)。この「Mクラス惑星」は1-2でエンカウンター発生なので、発生した。
エンカウンターデッキから1枚ドローする。結果は「内紛」で「継続効果」付き。「両プレイヤーは和平調停が行える。ここで船がターンを終える度に、このカード上に積算用としてトークンを1枚ずつ置く。先に5枚溜めた側が調停を成功させ、1VPを獲得する」。いやぁ、実にスタトレらしい出来事。
では、さっそくアウトポストを建設。
建設終了。アクションがあと2個できるのだが、通常は1船舶につきアクション1回なので、これにて第一ターンは終了。その前にパワーアジャストしておこう。「武器0、センサー8、エンジン8、シールド6」で、ライカーにより武器出力は2。
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