…えー、壮大な釣り堀が来ちゃったみたいな感が。
ま、気にせずに行くで、旦那がた。
前作が楽しかったのを思い出してBatmanを購入。UK.GamesPlanetではセール中で3,000円足らず。steamでもかまわないけれども、Games for Windows-LIVE利用だからオンライン・クライアントはひとつにした方がベターかな、と。
ダウンロードサイズは16.5GB。でかっ! 深夜の内に落としておくに限る。シリアルもすぐに届いて、さぁスカイリムからアーカムシティへ出張だヨ。
DX11とテッセレーションに対応するオプションがあり、NVIDIA専用CSAA(Coverage Sampled Antialiasing)も有効化できる。

PhysXはGTX560以上が推奨されていた。
念のため、NVIDIAコントロールパネルの方でも明示的に「アプリケーションによるコントロール」にしておいた。ボタンのタイミングをストレートに反映して欲しいアクションものは、レンダリング前最大フレーム数は0に限る(おまじない的に)。
BmLauncher.exeをダブルクリックしたあとPlayを押して実際に起動するまでの時間だが、私のところでは約1分半かかる。UNREALエンジン特有の日本語に対応していないという悪癖かと思ってMicrosoft AppLocaleを噛ませて試してみた(言語をU'zbekにするやつね)ものの、特に変化せず。
DX11で起動させてみると、なぜだかパフォーマンスが悪く、負荷が目でわかるほど高い。アンチエイリアシングを無効にした場合でも重く、キャットウーマンの乱闘シーンでフレームレートが40以下にがくんと(悪くするともっと)下がる。CSAA有効でDX9仕様の方が60キープでパフォーマンスが断然良い。画的には、どこが違うのかぱっと見では区別がつかない。
余談ながら、「今から俺はバットマンだぜぃ」の気分で始めると、
最初は猫だ。
(♪ガチャン)
グーンA 「ん! なんだっ」
グーンども「バットマンだ!!」
(さっそうと登場)
猫「あら、がっかりさせちゃったわね」(ネタバレなのでフォント色を白にした)やってくれる。ここでお馴染みの乱闘形式のチュートリアル。初めてグラフィック・パフォーマンスが分かるのもここ。続いて導入部;
ブルース・ウェインの演説~連行~脱出~スーツ装着と、ニヤニヤが止まらない。これぞバットマン(のゲーム)!
なりきりゲーというのはさぁ、ゲラルトさんよ、こーいうのを言うんだゼ。お話がいくら凝っていたって(本当に凝っているか疑わしいが)プレイヤーが楽しくヒーローを動かせないと駄目なわけ。
FOVは最初から問題ない広めの視野角で、Xbox360コントローラでの格闘時には俯瞰視点となり全容が写る。
Arkham Cityでの戦い方は前作を踏襲したもの。乱闘シーンのバットマンは素手で相手の攻撃を寸止めで反撃したり、スペシャルムーブやコンボで殴り倒す。ボタンにはパンチ、カウンター、マントなどが割り振ってあり、打撃の連打でボーナス得点が出る。適切なボタンをできるだけ適切なタイミングで押した方がいいのだろう。高得点を狙う為のコツのようなものは前作同様、わかるような、わからないような。
スローモーション的な猶予が持たせてあって(前作より長い?)、プレイヤーが手際よくコンボするとバットマンが格好良くスピーディーにキメてくれるという演出。ミスった場合、倍率ボーナスがそこまでで停止し、チンピラごときに殴られて「あちゃ~、バットマン、カッコわるぅ~」という具合。何度も叩かれてしまうとゲームオーバー。リトライはオートセーブ方式で格闘開始場面から。
格闘以外のパートはアクション・アドベンチャー風。アルフレッドからの指示や傍受した警察無線を目安にマップに表示される事件発生現場へ向かう。バットマンの場合はパルクール(壁走り)なんかではなくて、マントの翼による滑空とLine Launcherによる登攀の組み合わせ。
舞台がアーカムシティ全域へと拡張されていることが本作最大の売り。原則的にはフリーローミング。メインのストーリーラインを追い続ければ、前作同様、順番に建物を巡ることになるが、すぐ隣に件の建物があるわけではなく、向かう途中途中で発生するサイドクエストと対面する作りになっている。サイドクエストはうっちゃってもかまわない。
感触としては前作踏襲型。二番煎じではあるものの順当なパワーアップ。いい部分をそのままで嵩上げを施してくれるとプレイヤーとしては安心して楽しく遊べる。思えばTESシリーズもその成功例か。下手に新味を狙わない方が賢い。今冬はドヴァキンと蝙蝠男+猫で過ごせそうだ。あとのホリデーセールはもうどうでもいいかっ…な~んてな。

バットスーツがACE化学ビルの屋上に到着。

これを被ると…

ジャジャ~ン!

猫さん。よくピンチになるが、蝙蝠の助けなどおかまいなし。

困ったチャンのハーレイ・クイン。
アルフレッド「この建物にはハーレイ達が待ち構えています」 ブルース「彼女はバカだから問題ない」

スニーク・アクションもお馴染み。高所に隠れて、一人ずつ血祭りに上げていく。気付きそうなところが気付かれないのはお約束。

アーカムシティ全域。ゲーム開始後すぐに、これだけの建物を好きな順で飛び移って(GlideとClimb)いくことができる。ひとつの建物は複数の部屋を有していることもあるから、けっこう数がありそう。

うっかり道半ばにして座すると、パンダメイクの無くなった可愛いハーレイちゃんが前作同様にサドく罵ってくれる。マゾの人は堪らんだろうな。
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