バッファローコクヨサプライのBSGPAC01BKを購入。事前に調べたので改造予定。このまま使うのであっても、例えば、自宅で子供と対戦する程度なら、二つ買っても悪くない。もちろん、そのお子が「ちっ、スティック堅いじゃんかよう、バカおやじ!」とか言わない場合に限る。
ボタンの押し下げにはやや深めのストロークが必要であり、瞬発的な連打にこだわるような人達には確かに不評だろう。ジョイスティックがまた問題で、とにかく堅い。傾けるのに、必要以上の力を要する。これで素早いコマンド入力をこなすのは相当難しいだろう。スイッチ部がイカレて緩くなってくると丁度良いかもしれない。あるいは馴れさえすれば、多少はなんとかなるかもしれない。少なくともXbox360コントローラのアナログジョイスティックよりはマシだ。
さっそく裏蓋を取り外して開けてみた。確かにチャチい。8個のボタンはファストン端子(スピーカの接続でよく使われる圧着端子)付で、すぐにも交換できそう。ホットボンドでガチガチということもなかった。ジョイスティックの方は、樹脂製の台と梁を全部取っ払って、ねじ穴を新設する等しないといけないようだ。
製造の具合は、中国製という事で、品質管理が甘そうに見える。目立つところでは、半田の付け方が雑。コードの皮膜を焦がしてしまっていたり、にわか職工がやったかのような見劣りする半田の盛り上がり。この程度なら、自分でやった方がよっぽどマシかもしれない。アマゾンのコメントにあるような「スティックが反応しなくなった」という原因は、大方この半田付けだろう。
さて、とりあえず、改造前の状態でスト4をプレイしてみる。技は出しやすくなった。アナログスティックではどんなに頑張ってもこれには及ばない。ただ…技が出しやすくなっても、シングルプレイのゲーム体験が宜しくない。対CPU戦のAIは、直接的過ぎて、まるで人間くささが無く、つまらない。トレーニングモードやチャレンジモードは、初心者の技量を底上げする仕掛けが乏しく、すぐに行き詰まる。肝心の対戦プレイは…初心者が中級者以上と組まされてしまう。どこをもってして“ランク”マッチなのか理解できない。いわゆる家ゲー仕様なら、もっと温くしておくべきところだと思うのだが。
来週以降、パーツが揃ったら改造してみるとしよう。
追記:同じメーカーの新製品BSGPAC02BKの方が、レバー交換用の穴が用意されており、工作が一層簡単になるようだ。BSGPAC01BKを選んだのは、ちょっと失敗だったかもしれない。
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