Street Fighter IVのWindows版。東京ゲームショーでコンソール版のデモをプレイして以来だから、三年近く経つのか。
Xbox360コントローラ(ゲームパッド)でプレイするのは初めて。「ボタン×3」のワンボタンが用意されているので、慣れればウルトラコンボは出しやすいネ。ただし、左手の親指で左スティックをぐりぐりやった直後に、同じ左手の人差し指でバンパー(or中指でトリガ)を要領よく押すには、練習を積む必要がありそう。利き手でないと、「ここぞ」という瞬間には出来ないもんだ。右利きには右スティックでやらせてくれれば、間違いなく楽(その代わり、ボタンが押せないけどな)。「左手でスティック」という構成は、物心ついたときからの疑問なのだ。
キャラ毎のプロローグムービーはなんとアニメだった(これは知らんかった)。アベルのプロローグに出てくるチュンリーさんが、あのコスチュームで基地らしき敷地内を徘徊していて、なんだか可笑しい。一方、エンディングはキャラ同士で繋がりがあったりするようだ(リュウのシーンの後にさくらのシーンが来るなど)。
ヘタレながら、隠しキャラはここまでオープンした。
ポリゴンモデルでは、ローズ姐さんの顔の作りが好み(イラストとは似てない出来だけれど)。クローズアップ用モデルに、カット中ですり替わっているんだろうな。スムースに連結されていて判らないが。
そもそも、ポリゴンモデルと格ゲーの親和性は高い(というか、それだけのゲーム性だ)から、旧来から脱皮したシステムが新規開発されないもんかなーと常々思う。…それこそ、KinectやPSムーブになるのか?
ウルトラコンボも出せるようになった。むしろ、ウルトラコンボは簡単な方だろう。
システムには、セービングアタック(英語ではFocus Attack)なんてのがあった。チャレンジモードにあるトライアルで、実践的なコンボが説明されているけれども、これはヘタレにはなかなか難しい。ゲームパッドの運用では、とりわけスティックでコマンドが出しにくい。一定のごく短い時間内にコマンドを連続で入力しなければならず、すこしでもタイミングが遅いとコンボ技として発動しない。格闘ゲームでは慣例的に、こうしたコンボの組み合わせが表で掲載されていることは滅多になく、「へ~え、こんなの出来るんだ」というのを、この場で初めて知ったりする。
それと、必殺技キャンセル。毎度お馴染みの「モーションを省略して技が出る」という代物が毎度毎度、手を変え品を変え、システムに組み込まれる。こいつも意識して使うのは難しくて、いつも運任せ。言うなれば、半ガチャガチャ戦法。左手の親指が覚えていれば、偶然出るかもしれない。そんなわけで、これらを組み合わせた一連のスティック捌きが出来る人はホントすげぇなー。格ゲーが廃れるのも無理ない感じ。だって、たかが技ひとつに面倒くさすぎるんだヨ。
今の時期遊ぶと、手の汗がハンパ無い。冬だったら暖房要らずかもしれないな。
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