以前お伝えした、
財務再建中のJoWoodの件だが、いくつかの情報筋から、破綻処理が上手くいっていないのではないかという噂が出てきている。債務引き受け先との交渉もままならないらしい。(ソース:
RPGWatch)
ArcaniA: Gothic 4の拡張Fall of Setarrifが無期延期になったのも、法律上の出資絡みだという。ドイツの出資者BVTと立場の違いから揉めていて、Gothic 4への出資の見通しが立たない状態であるからという。
関連して、Gothic 3のディベロッパPiranha Bytesが、JoWoodとリリース日に関して揉めた事実を
Eurogamerで明らかにした。
それによると、パブリッシャJoWoodは、未完成のGothic 3を発売するように強要したそうだ。Piranha Bytesが、そもそも約束の期日で完成させていたならば、丸く収まったわけだが、更に長い開発期間が要すると見込まれた。
「彼らは解決策を一緒に模索しようという気はなく、“どうやって奪い取ろうか”という風で、発売することしか眼中になかった。彼らの会社の株価維持が背景にあったのだろうと思う。この時から、別の道を行くしかないと決めたのだ」と、Piranha Bytesの共同創設者Michael Hoge氏。
この後、ディベロッパを変えて出されたArcaniA: Gothic 4の評価はご存じの通りで散々。Piranha BytesはRisenをリリースして高評価を得た。
JoWoodは、将来のGothicシリーズをディベロップする権利を失っており、予想では、来年中には権利が渡るはずだという。近いうちに契約が失効し、Piranha Bytesが権利を取り戻す、とMichael Hoge氏。「こうなると初めから分かってた」
Piranha BytesがGothicの知的所有権を再び手にすると、Risen 2はGothicと銘打たれることになるのだろうか?
「そいつはヤバイ質問だね」とRisenのブランド・マネージャーDaniel Oberlerchner氏。「(笑いながら)秘密さ!」
「冗談はさておき、その事はお話しできないね」
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