被災地がボランティアを必要とするまでは、実効的なことは何もできない。別な方面でせめて貢献したい。そこで、こんなのはどうだろうか? (シニカルな私の趣味ではないが、私の中に居るであろう、“いい人の顔”がさせるままを書けば、こんな感じだ)
節電に努める:ゲームをしない 東電による電力供給が需要を満たすことが出来ないと予想されるしばらくの間(おそらく一週間ほど)は、大量に電力を消費するであろうPCゲームを遊ばない。特に電力消費のピークとされる午後6~7時台の利用を避ける。コンソール機も同様。携帯ゲーム機であっても、頻繁に充電するのでは節電に繋がらない為、遊ばない。爆熱ゲーム専用マシンは電源ユニットをオフにし、省電力の効くPCを使う。
(実効的にどうかは分からないものの)物理的な意味を与えられれば、精神論になりがちな“ゲーム断ち”も説得力を持つかもしれない。「こんな時に、ゲームを遊ぶなんて」と言われる前に、あなたの中にもいるであろう子供っぽいゲーム屋の虫に、なにか打つ手を考えておこう。
ゲームをプレイしたい気持ちになれない人がたくさん居ることは、常に頭の隅に考慮しておくように。あなたがそうならずに済んだのは非常に幸運なのだから。
携帯ゲーム機は遊ばずに携帯しておく 携帯ゲーム機の液晶画面(バックライト)は、いざという時の明かりとして利用できる。不意の停電時、真っ暗闇の中では、わずかな明かりがあるだけで安心感につながる。ゆえに、懐中電灯の代用として所持しておくとよいのでは? ラブプラスで一夜を明かした猛者は伝説になれると思う。もちろん、ケータイでもいいわけだが、常用しているだけにバッテリー上がりの心配がある。
PCを賢く使う PCやインターネットは情報確認、安否確認に使う。インターネットが意外にも堅牢である事は今回も実証された。Twitterのように“繋がる”機能も生かしたいが、逆に混乱を呼ぶだけなら、当てにしないのもアリだろう。かといって、節電だからとPCをシャットダウンし、情報を遮断してしまうのは賢くないと思われる。TVやラジオも参考に。
自粛ムードを強要しない 娯楽は安全が確保された上で行うものではあるが、人間、時には息抜きが必要。カリカリしてテンションが暴走してしまった人達の肩を揉んで差し上げるべく、不謹慎という誹りを被らない程度に、華麗なるゲームネタを披露してみては?
糞して読書して寝る ライフラインが十全の内に、風呂や排便を済ましておく。飲料水くらいは念の為、水筒に用意しておく方向で。物流が制限されている中で、買い占めは禁止行為。暇つぶしはゲームブック(Adventure game novel)なんかどうだろう? スティーブ・ジャクソンのソーサリーは今遊んでも面白いヨ。何もやることがなければ寝るしかない。
いざという時 保険証、預金通帳、キャッシュカード、印鑑、宵越しの現金は、咄嗟に持ち出せるよう、身につけておけると好ましい。仮想サバイバルのゲーム内体験が、何らかの役に立てば…いいんだが。“バールのようなもの”が百得の機能を持ちうるか、試す時は来ないで欲しい。
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