DEAR DEXTERはお馴染み「冷凍車キラー」のほんの序盤。どうやら、このゲームでは解決する事は叶わないようだ。第1話のお終いの場面と同じになる。

仕事の後、リタを尋ねなくてはいけない。このタイミングはプレイヤーに一任されている。他の事件の合間でもいいし、他を完璧に終わらせてからでもいい。

リタの家。劇中より広いような気がするが…。二人の子供はベビーシッターに預けてあるので、これからカニを食べに行こうと、デックスを誘ってくる。

このゲームでは(全般的に)人が少なくて寂れているが、劇中では大いに賑わっていた場面だ。

TVドラマでは、フツーの人間がああも殺気立ってカニを叩いている…というデックスのモノローグで、上手く演出されていたカニ叩き。これをミニゲームにしたのは、なかなか上手いと言えよう。この場面の後は、もちろん、金曜の晩に仕事をして不満たらたらのエンジェルと遭遇することになる。

警察署では、不細工なポリゴンのデブが、風紀課を抜ける為と、ラゲルタに一泡吹かせてやる為に、知恵を授けてくれと頼ってくる。画面下部にある3つの選択肢は真ん中がスタンダード、左がダークパッセンジャー、右がヒューマニティという案配になっている。

冷凍車を手配してみろ、というデックスの助言をミーティングで進言したデブだったが、ラゲルタ警部補が取り合ってくれなかった、とお怒りのご様子。

再びリタからデートのお誘いがあり、車で向かう途中、件の冷凍車に出会うデックスだった。TVと同様のプリレンダムービーの後、帰宅したデックスは冷蔵庫に“メッセージ”が貼られている事に気が付く。それはバービー人形の頭部だった。

DEAR DEXTERを後回しにしていた為、ここでゲームで用意された全ての事件が完了し、唐突にスコア画面が表示された。証拠のピースの全クリアを狙ってリプレイするも良し。選択肢を全部ダークパッセンジャーにして、どの程度マスクが減るのか試しても良し。デックスのセリフの差異を選択肢別に確かめてみるも良し。ファンにはそれなりにリプレイ性がありそうだ。生憎とゲーム性はお粗末だけれども。
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