コーク・ヘッドは、TVドラマ第1話で登場する些細な事件に過ぎない。ヤク絡みの殺人と見立てているドークスが、デックスの鑑識眼で面目を潰される内容だ。ジェイミー・ジャウォルスキーの事件も、ほとんどTVドラマをなぞったもので、細部がゲーム的に補強されている。

J・ジャウォルスキーは不起訴処分になった強姦魔だ。デックスはハリーの掟に従い、確たる証拠を握らなくてはいけない。そのために、まず、彼に近づいて観察する。お馴染みスニークゲーム。バレそうになったら、ブレンド(周囲に溶け込む)する。画像は手紙を出しているそぶりをするデックス。なんともお間抜けなゲーム。なお、劇中では車中から一目見るだけで済んでいた。

ジャウォルスキーの右腕に特徴的なタトゥー(ボディアート)を発見。

GPSを開き、ジャウォルスキーが夜を過ごしている無人の建設現場を昼訪れる。

このパートは少々凝っていた。とにかく手がかりを集めればいいわけだが、デックスの独り言によると、ジャウォルスキーの車のトランクを開く為に、この建設現場のどこかでバールを見つけなくてはいけない。

このゴミ箱を足場にしてフェンスを乗り越える。乗り越えるアクションは、マウスジェスチャー形式だった。iPad版なら、タッチスクリーンで出来るのだろう。

バールを手に入れ、再びフェンスを越えて戻って、車のトランクを開ける。すると……泥棒よけのアラームが鳴り響いた。

ならば、ジャウォルスキーの自宅を調べてみよう。この画はTVドラマと同じだ。イヌのシーンまであるが、ゲームでは演出が物足りない。

ジャウォルスキーの自宅の捜査から、いかがわしいポルノの趣味とウェブサイトのアドレスを手に入れたデックスは、自宅のラップトップで問題のウェブを閲覧する事にした。

…が、その前に、なぜか、パスワード当てのミニゲームをしなくてはいけないのであった。

あの特徴あるタトゥーから、ウェブの強姦動画に写っている人物は、被害者ジェイン・サンダースとジャウォルスキーに他ならない事が判明。ここでも選択肢は二つ。匿名の通報か、デックス自ら始末を付けるか。

後者を選ぶと、デックスは放棄された建設現場に“例の部屋”を設える事になる。画像はA,Dキーの連打で平衡を取って板を渡っているデックス。

今回は、ジャウォルスキーを釣る為の写真を仕掛けるポイントというものが出現する。しかし、そこへ行ってボタンを押せばよい、というだけのもので工夫がみられない。

夜半、ジャウォルスキーを待ち構え、例のスニークゲームで近づいて、注射を打って眠らせ……更に更に、今回はAD連打で運ぶという趣向まであった。
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