無料公開されている
スタンドアローン版Railworks 2“Flying Scotsman”の紹介。
Railworks 2がどのようなシロモノか体験できる。
ファイルサイズは600MBほど。ダウンロードしてダブルクリックするだけでインストール。HDD容量は800MBほど。一緒に公開されているGame Controls.pdfにはクイック・リファレンスが載っている。一見面倒くさそうなRailworks 2の操作がこのPDF1個だけでひと通り分かり、とても貴重。

起動するとブラウザ形式の専用ランチャが開く。左上のSettingsタブをクリックして、設定画面へ。

Screen Resolutionをデフォルトから変更しよう。済んだら、
Test Display Settingsボタンを押して、設定をSave。右下の
Start Engine-Driverをクリックして…

…ようやくシムが起動する。
Playボタンを押せば、シナリオがロードされて開始。

操作説明。赤いレバーがスロットル。青いボタンが進行方向の切り替え。スロットルは-50%でブレーキが効き始める。

スロットルを100にして出発進行! ちなみに、私は鉄ちゃんではないので、適切なセリフは知らない。

右マウスボタン押し下げで、カメラの位置や角度を変えることができる。『世界の車窓から』ごっこが可能だ。

まもなくトンネルに入る。スロットルの左にある上から二番目の数字が制限速度だ。時速40マイル以下を保とう。

トンネルに入ると、説明のポップ。トンネル通過時は自動的に運転台視点になる。今までの外部カメラに戻すにはテンキーの2だ。

制限速度をオーバーすると△印のアイコンがでた。

機関車のコックピット、もとい運転台。こんなに視界が悪いのか…って、ヲイ、窓から覗くようにしないと前が見えないだろ。

まもなく、最初の駅Llanblaen Down。あかん、速度超過で突っ込んでく。

手前で止まっちゃったヨ。「え~、停止位置調整の為、動きま~す」 乗客のぶーたれる顔が目に浮かぶようだ。

Tキーを押して乗降。客車の扉が開いた。なかなか芸細。

一等車の客室視点もある。

ハリー・ポッター? ホームズ? どれでも、お好きなドラマのワンシーンを脳内再生してください。

終点Pengoed Downに近づいた。

再びお客さんを下ろして、シナリオ終了。Error無しで頑張ってみようね、と言われちゃ、仕方があるめぇ。再挑戦だ。

二回目。よし、最初の駅はOK。

終点もまぁなんとか…“Good Work”よしよし。

シナリオを抜けると、成績が細かく表示された。
蒸気機関車の運転は制動が難しかった。ブレーキをかけてから、速度が減ずるまでの時間差を見極めなければいけない。最初の駅に着くと、乗客たちが腕時計をさかんに気にしていた。もしかして、遅れた?
Railworks 2は、タモリ倶楽部で紹介して欲しいような、鉄ちゃん垂涎のシムだということは間違いない。ただし、リッチなシェーダをふんだんに使っているPCゲームを普段プレイしている人間に言わせると、描写力が圧倒的に物足りない。
DirectX8時代のような画作りで、お世辞にも「フォトリアル」とは言えないからだ。機関車が地面に落とす影だけが動的で、あとはオミットされている。水面の表現はそれなりに見られるものになっており、やれば出来そうなことはうかがえるが、ユーザーのPCがゲーム用とは限らないので、負荷を抑えた作りなのであろう。3Dモデル自体は悪くないので、大変惜しい。
比較的最近のシム(のDEMO)をいくつか試してみているのだが、
Ship Simulator Extremesも描写力が弱かった。GTA IVの水上パートをプレイした方がマシと思えてしまう。シムは外面をリッチに強化する方向には動いていないのだろうか? 新作として売っている割にはチープなグラフィックで、落胆を禁じ得ない。私の中では、
Silent Hunter 5だけが、グラフィックで最高水準だ。見かけもよろしく、中身もそこそこ面白いシムがあったら、是非、教えて頂きたい。
- 関連記事
-
スポンサーサイト
WindowsXP+DirectX9.0cの環境です。
なんかパッチとかあるんでしょうかね。