マルチバイト文字表示可能と判明したので、まずは試しに日本語化。英文の分量は4,600行ほどで、Guardian of Graxiaの2~3倍ってところだろうか。みっちりやっても2~3ヶ月はかかりそうだ。
クリックで原寸表示。
プロポーショナルの英文+等幅和文フォント(.ttf)を用意してやり、.fontというファイル中のフォント指定をこの日本語フォントに書き換え、そして、SQLite3データベース編集用ソフトウェアでMain.dbの英文を日本語に翻訳してやればよい。
和文フォントはNWN2用に有志が作ってくれたものを暫定的に流用。時間があれば、TTEditで合成Fontを作ってもよいだろう。データベース編集はPupSQLiteでやっている(連続セルのペーストが出来て便利)。
面倒なのは、行送りが半角スペース準拠らしいことだ。Guardian of Graxiaだと、行から溢れた分は勝手に改行してくれたが、Blood Bowlでは溢れた分は(改行されずに)表示外へはみ出てしまって読めない。『文節または単語区切りで半角スペース挿入』のMorrowind方式になりそうだ。表示用フォントも確定していないので、一行の長さを予測して半角スペース挿入というわけにもいかず、厄介な作業となるだろう。
更に、ゲームの核に相当するMain.dbの一部を書き換える為、リスクが大きい。日本語化テスト中にランタイムエラーが出てプレイ続行不能になったりもした。データベースの最適化がまずかったのだろうか?
試合中の選手データの表示。“試し”なので、日本語にしてみたのは一部だけ(以下同)。
コンペティション開始前の種族選択画面。
選手購入時の表。
選手購入時のスキルカテゴリー。
追記:
Strings_Localizedの特定のIDを編集すると、ゲームプレイ中の試合開始時にランタイムエラーが出る。調べた例では、ID371のChoose toss result~Choose team role。コイントスの直前にエラー(コイントスが出ない場合は発生しない)。
日本語Fontを読み込ませるようにしたところ、起動の際の待ち時間が長くなる(通常の2~3倍)。
マイドキュメント内の\BloodBowlLegendary\DBフォルダにデータベースファイルのコピーが作られる。というよりも、むしろ、本体のDBフォルダ内がそっくりコピーされる。
困るのは一番目。SQLiteとはいいつつもゲーム専用の方言(一般のエディタで解せない)が使われていたりした場合にはお手上げ。
別のエディタでも試してみたが、日本語を用いずに、英語に数文字追加して保存した状態ですら、エラーが出る。他のIDと連動していたりするのかもしれないが、調べるのが厄介。SQLiteの知識も要るだろう。私の手には余りそうだ。日本語化は諦めムード。
関連記事
スポンサーサイト
今日2chでその手法を知り自分も試したところでした♪
.dbファイルが開けられることが分かれば
あとは・・訳していくだけですね^^;
『Guardians of Graxia』の日本語化データいただきました~
ありがとうございます
この手のゲームは好きなのでカードユニットの翻訳お疲れ様でした