9Sと2Bの二人を見てると、こんなモチーフが浮かんできます。
――この姉弟は名高い貴族の跡取り。ところが、陰謀か偶然か、両親が事故で急死してしまう。親戚からは優しい言葉遣いで「うちにおいで」と引く手数多。なのに、遺産が目当てに決まっている、と考える姉弟は誰も信用せずに二人だけで暮らすことにした……その遺産も、実は悪名高い親戚筋によって既に横取りされてしまっている。
――路頭に迷う二人は喪服を着たまま。そして、アダムとイヴという従兄弟が、何かにつけて二人に絡んでくる……
とりあえず、Aルート終わりました。いかにも、少年ジャンプ文化に毒された日本らしい芝居。欧米のゲームを遊んでいると、ほとんどお目にかからない絶叫台詞。仲間との(脚色された)大きな愛(それしか、この世界には存在しない)。機械生命体をコミカルに描きつつも、人類の再生(復元?)に関係あるらしいけれど、よくわからないあらすじ。
ひたすらダレるRPGパート。中座できない2Dシューティングパート。プレイヤーそっちのけで、一方的に盛り上がるクライマックス。金策して強化するJPRG的なシステム。
正統なアクションゲームとしては遊べませんでした。Returnal的な何かを求めていたこともあって、プロローグのアクションパートが最もアクションゲームしていました。それ以外は、なんというか……
2Bにおける声優さんの演技と、2Bというモデリングから匂ってくる
変態マネキンとしての魅力以外は残らない、そんなゲームでした。好みか好みでないかと問われたなら、「好みではない、ただし2Bだけは大好物」というのが私の答えになります。
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