以下ネタバレあり
量子トンネル技術の兵器……ValveのPortal(ゲームのタイトル)だろ! 量子トンネルってトンネルの言葉尻まま。物理学としての意味は無い。その上、兵器としては、なんとも微妙。あらぬ方向から魚雷打ち込むのであれば使い道はあるようだけれど…… 地面に使うと土壌の建築物が別の穴から落ちるとか…… 苦笑する。前方の航路上に設置されて避けないタイタンもひたすら間抜け。だって、何度もやられてるだろ! 急速反転しろよ!!
ピカードの血というとロミュラン星を登場させた映画ST:X続きってこと?(まだ答えのシーンを見ていない)――船の形状はよく似てるもんねぇ?
(答えを見た)ああ、つまらない。「Dr.そのエコバーを取ってくれ」と似た理屈の排煙ぢゃん。しかも、このルームのセットがショボいことショボいこと。ブリッジと廊下なんかは、たぶんディスカバリーの流用と改装で済ませてるんだろうなぁ。檻房もどこか見たことがあるし。
それはともかく、この第3話「17秒」の対面シーンと台詞はこれまでのピカードの中で一番マシには思える。リック・バーマン時代に近い。TNGの設定通りの、子供が苦手で逃げのピカードの性格が良く表現されてる。これまで決して描かれることのなかった痴話げんかの老ピカード。とはいえ、ピカードの息子話、今更過ぎた。「カーンの逆襲」のカークを思い出させる。そして、そちらの方がどちらかというと巧みだった。今思えば、ライカー&トロイの第一子を殺した第1シーズンの脚本の罪は重い。
ピカードの老害ぶりの描き方も、これまでで最も合理的で納得のいくものだった。無用に演説をぶちたがる第1シーズンとは大違い。視聴者もピカードの作戦に乗せられて、さぞヤられたことだろう。反対にウォーフの精神的な成長ぶり(?)も面白かった。
監督はライカー役のジョナサン・フレイクスでした。道理で。
可変種ってフェイザーで蒸発したっけ? 殺しようがないからDisintegrate? コチョコチョ喋ってるのは昆虫種のエイリアンかな。
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