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High School Dreams: Best Friends Forever

Green Man Gamingという新興のダウンロード販売サイトが開店。購入済ゲームをトレードできるシステムをウリにしたいらしい。開店の目玉商品は、なんと、1ペニーで買えるゲームだ! リストをみると、正直たいしたものは無いのだが……おっと、これは!? 私の目を引きつけたHigh School Dreams: Best Friends Foreverを紹介してしまおう。ちなみに購入時点で、同サイトの売上げナンバーワンだった。

あなたはチャーム・スプリングズに引っ越してきたばかりの女子高生。今日が初登校よ。お化粧やお洋服をセンス良くキメて、男のコ達を振り向かせましょう! ……簡単にいうと、こんな感じ。



販売サイトの説明をみても、要求システムがどのくらいなのか、載っていない。インストール後に読めるReadmeから、その部分を引用してみよう。

Min spec: P3 800Mhz
512MB RAM
64MB Video Ram (that supports Shader Model 1)
Windows XP/Vista/Windows 7

解像度は1024*768で固定だ。ワイドには未対応。なにしろ、Windows 7でも動く。操作のほとんどはマウスで行え、WSADキーによる移動も可能。

アメリカの高校生活をモチーフにしたゲームである。ジャンルはシミュレーションか、アドベンチャーか? なかなか線引きがむずかしい。

貴方が海外ドラマファンなら、ミーシャ・バートンの"The O.C."を思い浮かべてもいいし、古き良き”ビバリーヒルズ高校白書”か、さもなければ、もう少しくだけて、ディズニーの”シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ”を想像してもらえばわかりやすい。ティーンの学園生活にありがちな共通項が、ソフトタッチで表現されているはずだから(レーティングはE10+で、10歳以上)。

小うるさいオールドミスの女教師や、ゴシップ好きの女友達といった、ある意味、定番なキャラクターが出てくる。男のコキャラクターは、スポーツ万能、ファッションリーダー、孤高のアウトサイダー、ファンキー、ビートマニアなどなど。

新規ゲームを選ぶと、まず自キャラクターの外見(肌の色)を決め、名前をつける。



髪型やネイルの色、目の色、アイライン、ファッション、かなりの部分でカスタマイズが可能だが、まだ種類は少ない。モールのお店で買って増やすのだ。



引っ越してきたばかりの部屋は殺風景だが、主人公の台詞によると、前の部屋よりも10倍広いそうだ。

登校初日、まずは誰かに話しかけよう、という目標が出てくる。親しくしてくれたのは赤毛のエミリーだ。彼女も去年引っ越してきたばかりなので、新参者に共感して世話を焼いてくれる。



意地ワルで生意気なチアリーダーが出てこないのは、残念というか、助かるというか。まだ会っていないだけで、実はいるのかもしれない。

同級の彼女たちから出てくるのは、誰それがカッコイイという話題ばかり。



ママからはショートメールが届いた。よっぽど仕事が忙しいのだろう。一回も顔を合わしていない。



隅っこで一人、読書にふけっている、横縞シャツをきた男のコ、セスに声をかけてみた。



手振りで「あっちいけ」とは、失礼な! 少女マンガで、よくあるじゃないか。気立てだけは取り柄の主人公が、何を考えているかわからないクールガイに、反感を抱きつつも内面で惹かれていく……というヤツが。

「好きなコの隣の席に座るといいわヨ」と言われたので、先ほどのセスの隣に行って、声をかけた。



この画像だと写っていないが、空っぽのハートマークが満たされていくにつれ、ラブラブ度が高くなるらしい。

さっそく、授業中の私語を理由に、居残り指定。「そこのおしゃべり嬢、授業の後でお話があります!」



どう返答するかは、2~4つ出てくる選択肢の中から選べる。「もっと反抗的に」「素直に謝る」



こってりしぼられた後、廊下でエミリーに会うとこう言われた。
「あなたが魅力的で男の子の目を引きつけてるから、嫉妬しているのよ。考えてみなさいよ、先生が最後にデートしたのがいつだろうかって」

熱心で真面目な先生が、同性というだけで、ババァ扱いされてしまうのは可愛そうだが、ステレオタイプなティーンらしい理屈ではある。



オブジェクティヴが与えられるので、それをクリアするように活動してもいいし、全く好き勝手にエンジョイしてもいい。それなりに自由度がある。朝→学校→放課後→就寝という4つのサイクルで一日が終わる。毎朝、ファッションやメイクをやり直せる。実質的に、ウロウロ見て回れるのは放課後だけだ。土曜日、日曜日はこうした自由時間が増える。

インタラクトできるアクションは、そう多くはなさそうだ。ところが、3つか4つやろうとすると、やれ、学校が閉まる時間だ、ママが心配する、と強制的に帰されてしまう。なるほど、時間がリアルタイムに進行するのだった。移動は歩きではなくて、走った方がよい(Ctrlキーを押し下げ)。お店の中やミニゲーム中は時間も停止する。とにかく、一日が短いので、全部のインタラクトを一通り試すには、ゲーム内で一、二週間はかかるのじゃないだろうか。

家具も買って揃える事ができる。でも、アルバイトして、お金を貯めないと。



マップ移動や、様々な管理は、携帯電話で行う。リリース年度はかなり古いと思うが、ケータイ万能時代なのは変わらない。セーブはオート。

マップから判断すると、行ける場所は6箇所しかない。



ミニゲームがかなり用意されている:ミニゴルフ、リズムゲー(ダンス)、ローラースケート、アイススケート。小振りな割には贅沢なゲームだ。ミニゲームに勝つと、メダルが貰えることも。プレイする為にメダルが必要とされるミニゲームもある。



クリーニング屋さんで、上下を揃えるアルバイト。ケータイのショートメールで「またバイトに来て」と誘われたりする。

級友に話しかけると、クエストのようなオブジェクティブが与えられる。



日記をなくして困っているコを助けてやることにした。

話してくれない男のコに近づくために、エミリーからアドバイスをもらったり、双子の妹がいるというので、そのコに会おうとしたり。

カメラで写真をパチリ。けっこう、いろんな事が出来る。


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[ 2010/05/10 19:17 ] ダウンロード販売 | TB(0) | CM(0)
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