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縮小問題について

UniVRM 0.74.0にて、トランスフォームのスケールを利用した縮小に対応して頂けました。Rootボーンの末端ボーンの長さも適度に縮小されます。

この末端ボーン長が変わる問題、FBXの仕様によるところが大きいのかな、と想像します。blenderのFBX出力には、わざわざリーフボーンオプションがあるくらいですから。

Rootボーン指定により、数珠つなぎのボーンの全部に剛体が付くという、おそらく、他ではあまりやらないであろう、UniVRM特有のお作法で、こういった問題が浮かび上がってくるのだろうな、と思いました。

ただ、個人的には、この問題、まだ完全解決しておらず、ARPの問題なのか、FBXの仕様なのか、それとも、何か作業工程で原因を作ってしまっているのか、いまだに判然としません。FBXの仕様書とプログラム上の処理を調べてみないと分からないでしょう。私には、その分野における素養が足りないため、時間が惜しいので追求いたしませんが。

UniVRM074_SpringBone_tn
上図:末端ボーンの長さを見比べて下さい。順当に縮小されているように見えますが、比率は違ってしまうものなのでしょうか? それとも、なにかが宜しくないのか。想定されているやり方と違うとか? ……よくわかりません。

例えば、髪の剛体の末端ボーンが肩に触れてしまうということは、肩に当たり判定を付けてしまった場合、やっぱり反応してしまうのかな、と。そうなると、困るわけですが…… いずれにせよ、当たり判定は、必要なところにだけしか付けない、という対応策で済ませました。

プログラム的な処理で一番よさそうなのは、「剛体を付加する際に、末端ボーンを無視する」、というものだろうと思われます。そうすれば、リーフボーン付きでFBXを出力することで、末端ボーン長を気にする必要が無く、且つ、末端から二番目のボーン長は可変しなくなりますから、確実だと思うのです。
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[ 2021/05/16 22:23 ] カスタムモデル | TB(-) | CM(0)
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