換装したRTX3070でベンチマークとってみますと、ウチのマシンはけっこう遅いことが判明してしまうんですわ。もう3年前のハードだからねぇ。
「FFXIV 漆黒のヴィランズ ベンチ」でも14000程度で20000には届かないんですよ。CPUやメモリバスが遅い原因みたいなんです。
3DMarkでTime SpyのGraphics score(DX12)を、某サイトのRTX3070の結果と照らし合わせると、値は下二桁を除いて同じ。購入した個体がおかしいわけではありません。
弱点は明らかにCPU周りです。Ryzen9 5950Xのスコアと比較すると三分の一しか出ていませんでした。
例えば、第10世代のCoreプロセッサに載せ替えるってわけにはいかないんですよねぇ。チップセットがとうに世代交代してしまってますから。
CPU、メモリ、マザーボード(チップセット)、おまけでさらにCPUクーラーと電源ユニットを買い直すことになるわけです。グラフィックボードに7万出した後だから、想像するだけにしておきますが……
次組むなら、間違いなくRyzenですわな。Ryzen5 5600Xあたりかな。来年の夏ぐらいになれば少しはお安くなってるかも?
メモリはDDR4 PC4-25600で。3年前はPC4-19200がIntel Coreプロセッサで使える最速のものだったのですが、進化が早いなァ。
Ryzenの補助電源は8+4ピン構成ということなので、8ピン(4+4)が二系統付いてる電源ユニットが望ましいな、と――8ピンだけでも動くらしいですが。
マザーボードが悩みどころ。SATA 6基だともう足りない印象なんですよね。SSDは出始めの価格が高かったために、大容量をおいそれと買えませんでした。小容量250GBから始めて、ようやっとテラバイトが買えるようになったわけです。そんなわけでSSDが3個もあるという(さらに、光学ドライブ二台とHDD一台)。小容量だからといって、陳腐化したわけではないので、SATAに余裕があれば余ってるSSDを全部つなげたいんですよ。
チップセットB550はSATA 6基。X570なら8基。B550ならファンレス、X570だとファン有。X570の載ったマザーボードはB550に比べて3000~7000円高くなってます。
銘柄はASRockかASUSか、これも悩みます。ASRockのSteel Legendは高い人気を誇りますが、写真を見る限り、オーディオ周辺に使われている液体コンデンサが背の高い大容量のもので、経年劣化時の故障が気になるのです。
経験上、オンボードの液コンが容量抜けを起こすと、最悪PC自体が立ち上がらなくなる可能性があります。トム・ハンクスのアポロ13(だったか、人類月に立つの方だったか)の台詞ではありませんが、たかが数セントの部品で月着陸ならぬ、起動が阻害されてしまうのです。もっとも、私が例に出したのは昔のマザーボードの話ですから、ただの杞憂に過ぎないかもしれませんけれど。
ASUSは陳腐化した製品のBIOSアップデートを早々に打ち切ってしまう傾向があるようです。しかし、製品の作りは頑丈でうちの録画用マシンは10年以上現役です。
ともかく、こうして次は何を買おうかなぁ~と考えるのって楽しいですね。
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