およそ30年前のルールブックだけど、版元R. Talsorian Games Inc. は今も残っていて営業を続けている! これは失敬。てっきり消えちゃったかと思うじゃん?
さすがにイエローサブマリン製の日本語版(1993年)は絶版中古しか入手方法がないけれど。
余談ながら、先述の輸入版ROCKERBOYソースブックにはポストホビーの値札がくっついたままだった。当時(91-93年頃)のお値段で2,100円。80ページで、けっこう薄いんだ。ちなみに公式サイトでの販売額は12ドル。30年前の国内では、やっぱり、かなりぼられてた。
実はこの手の本、当時流行りだしたDTPの出力結果(要するにMacでAldus PageMakerでプリントアウトしたもの)をそのまま製本用版下に使う手法で印刷されてるヤツで、斬新なレイアウトの割りに安価で作られているはず(俺、一時期、DTPデザイン事務所にいたことがあるので)。
さて、
NightCityソースブックは所有していなかったので、デジタル版(PDF)を購入してみた。drivethrurpg.comで、割引されて11ドル。スキャンの見た目はかなり眠いんだけど、活字が認識されるタイプのOCRedで、文字はテキストによるコピペが可能な体裁。これなら自家翻訳もしやすいね。高解像度のウォールマップjpegも同梱されて、版元からの印刷許諾付き(私的用途に限る)。地図だけも1ドルで販売中。
例のウィッチャーTRPG版を出したのは、R. Talsorian Gamesだった。なるほど、それで今回のCyberpunk 2077に繋がったんだろうな。ビデオゲームと同じ時代を扱うCyberpunk Red Jumpstart Kitも既に出てた。
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