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関節の考え方

なかなか馴れないウェイト設定ですが、段々理解が進んで参りました。

・(blenderにおいて)自動でウェイトを設定すると軟体動物になる。ある部分が凹むと反対側が出っ張る。もちろん、これでは人体モデルに応用できない。

・手動でボーンごとにウェイト値100%(1.0)を付ける。関節の境目でくっきりとウェイトが分かれるようにする。50%対50%といった緩衝地帯やグラデーションは後で付ければよい。緩衝地帯は下記の「蛇腹」や「捩り」を想定する。

・【重要】関節は蛇腹である。蛇腹以外は伸び縮みしない。蛇腹に隣接する頂点は、でこぼこがキツくならないように、あくまでスムーズ(平坦化)させてるだけである。

・蛇腹の一段を使って縮む。つまり、シワ状に畳む、ということ。Aスタンスの状態は、関節が概ね伸びた状態。

・蛇腹の例:肘(内側)、膝(裏側)、(もも上げした場合の)脚の付け根。※脚=足ボーン

・捩りは、ある程度の長さを使って徐々に実現する。一箇所で急激な捩れを再現しない。上手く適合する部位=上腕(腕ボーン)。

・前腕(ひじボーン)の捩れは、手首に近い部分をやや急激に捩ると、人間の前腕(骨二本がX状になる)に近くなる。

・普通の捩りの例:上腕(腕ボーン)、前腕(ひじボーン)。

・高度な捩りの例:(「前にならえ」した時の)肩、(がに股にした時の)足の付け根。(腕と異なり)足の捩りについて、主な解決策はまだ考案されていない模様。

・首は2箇所(体側の付け根、頭ボーンとの接合部)のどちらか、または両方を組み合わせて、回転と捩れを表す。体側の付け根を深くした場合は、軟体動物のウェイト設定にするとそれっぽい(ただし、捩れ/回転とも大きな角度を作るとやはり不自然)。

・腕を上げるとき(バンザイ)は肩と上腕を使う。付け根は肩甲骨を軸にやや斜め前方に開く(蝶番を180度開く動きではない)。肩ボーンを縮ませることができたならば、より人間らしくなる。つまり、普通に上腕を上げただけでは(人間の伸び方よりも)腕が長くなる。

・blenderのウェイトツール「スムーズ」で緩衝地帯を作ったり、拡張したりする。
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[ 2020/05/14 19:32 ] カスタムモデル | TB(-) | CM(0)
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