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10周年記念を頂いてしまいました

Green Man Gamingが今月10周年を迎えるそうです。おめでとうございます。

今なら、10周年を記念して、Green Man Gamingでゲームを購入すると、10th Birthday Wheel Spinを回せるようですね。宣伝は義務じゃないそうですが、このくらいで許してくれますか。

さて。なんでも、俺は最古参のお客さんのグループに属するらしく、なにやら特別を匂わせるメールが届きました。
Hi 英ほにゃらら,

I'm reaching out to you with exciting news. Green Man Gaming celebrates turning 10 years old this month in the way we know best - giving back to our most loyal customers. Following a look through our oldest archives with our data team, you were one of our first 10 customers all the way back in 2010!

To say thanks for being there from the start, we've added £100 credit (converted to local shop currency) directly to your Green Man Gaming account, to spend on games of your choice. We hope that puts a smile on your face in the same way you supported us a decade ago.

We're proud of long term customers like yourself. Perhaps consider sharing your story with the Green Man Gaming social media team, who will be happy to share it with the rest of our community. Or just feel free to mention us @greenmangaming on either Instagram or Twitter telling us how you're going to spend your bonus, no obligation.

Plus, check out our 10 days of Birthday deals live now - you might find something you like.

Thanks again for supporting us from the start.

Kind Regards,

Karl - Business Support Manager
Green Man Gaming
彼らのデータチームによると、俺は2010年における最初の10人の顧客の一人だというのですが…… ほんとうですかね? とにかく100ポンド相当(123ドル=約13,000円)頂いてしまいました。ヤマ○電機の千円クーポンみたいなものだろうと思ったら、なんと、実際にWalletのクレジットとして入っていました!? 

彼らにしては破格の扱いなので、ちょっと怖いです。あとで、あれは間違いだったなどと、請求されたりしないですよね?

GreenManGaming_Reward.jpg

Green Man Gamingに触れた記事というと、当blogではHigh School Dreams: Best Friends Foreverが最古みたいです。

当時は新興のDL販売サイトで、ゲームをトレードできるという斬新な手法がウリでした。普段はゲーマーなら箸にもかけないようなタイプの、いうなれば「駄菓子ゲー」を独自の通貨で販売していて、最初は客寄せにバラマキをけっこうしていましたね。

詳しくは当記事緑男はわらしべ長者の夢を見るか?にも書いてます。

タダでもらった駄菓子ゲーを元手に、時々もらえる駄菓子ゲーと合わせて売って、それで新しい駄菓子ゲーを1本買うという、自転車操業的なノリでした。稀にもうちょっとまともなゲームも混ざるのですが、それはちょっとお高い。ので、財布の紐をゆるめて買う、と。そうそう、「錬金」と呼んでましたっけ――トレードゲーム界のダークホース?!緑男の華麗なるプレー……けっこう記事にしてましたね。

駄菓子ゲーは独自DRMでしたが、購入したゲームの方でも独自DRMのものがあって、Green Man Gamingのクライアントでしか遊べないんですよ。大抵はsteamで有効化するパターンなんですけれど。記憶に残っているのではDungeonsだったかな。 Dungeon Keeperの流れを汲んだダンジョン経営ゲームで、プレイヤーは勇者を罠にかけて喜ぶダークサイド側を演じることが出来ました。現在はこのシリーズ、Dungeons 3がリリースされています。

Green Man GamingのクライアントCapsuleは――新興サイトによくあることですが――出来がお世辞にもいいとは言いがたく、steamと比べると見劣りしたものです。UFOに乗った宇宙人のアイコンだけはキモカワイイ感じで、サイトが反応できなくなると現れて、当blogでも弄らせて頂いた覚えがあります――緑男の乗ったロケットが墜落か?――これじゃなくて、宇宙人が出てるイラストのものがあったんですよね。もっと新しくなってからだったかな。

ともかく、当時はsteamの二匹目のドジョウを狙ったDL販売サイトが雨後の竹の子のように乱立してきた頃で、どこも他にはない目玉を作ろうとやっきになっていました。現在でなら、Epic Gamesのやっていることも同じようなものです、あれほどの資本があれば、どこも独占販売をすることでしょう。

Green Man Gamingのトレードは、アメリカでなら通用しているレンタルゲームを模したようなもので、理想としては面白いのですが、商売としては回りそうもないシステムでした。月極の遊び放題サービスの序章でもあったのかもしれません。

緑男の錬金術は、「またおかしなことをやっているゾ」と見て参加してちょっとだけ愉しい、ヘンテコなパフォーマンスでありました。DLサイト界隈の大道芸人という貫禄だったでしょうか。10年前は、今よりもいろんなサービスが発展途上であり、おもしろおかしかった時代です。グローバルな販売網に手が届くようになり、日本から、いかにしておま国・おま値を破ってやるか、という情報戦の始まりでもありました。
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[ 2020/05/14 15:12 ] ダウンロード販売 | TB(-) | CM(0)
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