Cobweb of にーしか

モデリング、海外ドラマ感想、洋ゲーRPG

ウエストワールド第3シーズン第2話

今回は、これまでのおさらいと登場人物達のその後ですね。

※以下ネタバレ

メイヴは自分の居る世界が「ウォーワールド」だと気が付き、おまけにシミュレーションだと見抜きます。現実世界のリー・サイズ・モアはやはり死亡してしまっていて、シミュレーションで再構築されていました。

複製のリーは誰かが作った贋作で、Fidelity(再現度)に誤りがあるとメイヴは指摘します。リーは自分にしか関心がなく、他者に愛情を注いだりしない、と。

もし本当の再構築なら、Cognitive plateauによって複製のリーは自己崩壊してしまうところですが、デジタル世界の中でなら、そうはなりません。ロバート・フォード博士が自らの意識をデジタル化したとき(第1シーズン最終話~第2シーズンにかけて)、彼はCradleサーバーの中で存在を保っていました――実は、バナードが自ら作り出した幻覚のロバート(役割としては残留思念)でしたが。

かつてのホスト達はサーバーに本体があり、コピーを脳(球)に書き出した上で人造の有機系ボディと組み合わされてアトラクションに送り出されていました。既にCradleサーバーは破壊されており、ホスト達は楽園のシミュレーション内に生きたまま、ドロレスにより、衛星を経由してどこかへ転送された後です。

メイヴの脳は研究施設の中でシミュレーションと接続されていました。第2シーズン最終話の表現では、メイヴはシャーロット・ヘイルのドロレスによってパーク外に持ち出されたと思われましたが、どうやら――少なくとも、メイヴだけは――回収され、デロス社の臨時保管用フロアに遺棄されていたようですね。

スタッブスもやはり人造物でした。シャーロット・ヘイル(ドロレス)を検問した時に通したのは彼で、そこには何か裏があることを匂わせていました。

アンゲロン・セラックと名乗ってメイヴを再生したのは「レハブアム」の管理者です。ドロレスに対抗させることが目的のようでしたね。前回、男性に復讐して回ったドロレスはまるで「ドラゴンタトゥーの女」のようでした。

ウォーワールドのために、撮影は陸橋があるロケーションで行われたのでしょう。かなり豪勢です。また、シミュレーションの調整室では、中世の王族とリュートを奏でる吟遊詩人、それにドラゴンが登場しました。ドラゴンはHBOのゲーム・オブ・スローンズに登場した個体に見えましたので、お遊びでしょう。

デロス社のウエストワールドの所在地は南シナ海であるらしいことが、レハブアムのDivergence画面から判明しました。
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[ 2020/03/24 11:55 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)
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