“You’ve redeemed an Origin Access Membership Code”
こんな件名の英文メールがEA(Electronic Arts)から届いていました。
月額サブスクリプションの勧誘を兼ねた一ヶ月のお試し無料体験です。とうに忘れていましたが、実はコレ、「ログイン認証」を有効にしたユーザーに対して付与されるとのこと。なお、クレカから勝手に引き落としされてしまう、自動継続ではないので安心。
いわゆる月額制「ゲーム遊び放題」ですね。Origin Accessはストリーミング・サービスではないので、自分のローカル・ストレージにゲームをダウンロードしてから遊べるようになります。これまでの買い切りと同じ遊び方で、そこに期限が付いている、という認識でいいでしょう。
EAでは、BASICとPREMIERという二種類の格付けがあり、課金額が異なります。ちなみに、最新作の「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」が遊べるのはPREMIERです。体験期間が付与されたのはBASICでした。まぁ、そうそう簡単に目玉商品をただでくれるわけがありませんや。
フルプライスのゲームを買ったはいいものの、「合わなかった、つまらん」という場合のダメージを軽減するのであれば、月額サブスクリプション制はもってこいの方策です。大手はどこもこのサービスを開始しており、いずれはパイの奪い合いになっていくのでしょう。
EA/Originの場合、英語版のゲームが圧倒的に多数であることから、日本でカジュアル・ゲーマーを取り込むのは少し難しいかもしれません。近年の話題作しか日本語版が付いていないからです。
自称「非カジュアル・ゲーマー」な俺の例ですと、いくつかプレイしていないタイトルが過去にあったのでBASICでもお試しには充分でした。
SW Battlefront II、Mass Effect: Andromeda、Mirror's Edge Catalyst、この辺が話題に上った頃に買わなかったゲームです。
Battlefront IIはClassicではない方のことで、PS4でデモをプレイしていました。が、一兵卒で乱戦するMMOモードは俺の嫌いなものでした――すぐ死んではリスポーンするシロモノで、プレイ時間が長い人ほどボーナスが増強されていきます。年功序列のようなもので新規組には面白みが薄いやつですね。新しい目玉はシングルプレイモードですが、デモには含まれませんでした。
ME Andromedaは旧作に携わった要人が抜けてしまったこともあって評判悪かったですよね。
Catalystは、古いCPUだと対応していないコードが使われていた件でデモが遊べなかった、曰く付きのタイトルでした。製品版では遊べるようになるとの触れ込みでしたが、結局、買わずに終わりました。
The Sims4も載っていましたが、拡張パックはBASICでは遊べないっぽいです。
このほか、EAブランドではない他社開発タイトルも、比較的多く含まれています。GeForce GTX 960程度かそれ以上のグラフィックカードが付いたPCをお持ちで、ゲームを普段から嗜むことがなく、余暇がある方なら、加入してみるのも一興でしょう。単月契約と年契約があり、年だとかなり割安になります。
仮にsteamがこの手の月額制を始めるとしたら、競合他社には脅威となるに違いありませんが、今のところ、そういう話は出てこないですね。ViveportはVRタイトルのみです。
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