ス ク ラ ッ チ す る D

blenderでモデリング、海外ドラマ感想、洋ゲーRPG、のことを綴ります

Last Labyrinth

PS VRでプレイ。……う~ん、カネ返せだな。税込み4,378円もするんだけど、プレイフィールは悪趣味。

人は、従順な幼い女の子が殺されたり、自分の目の前にギロチンが滑り落ちてくるのを見て、面白いって感じるのだろうか? VRらしい臨場感だし、死んでも生き返るんだし、たかがゲームだから、恐怖体験で済まされるよね! てな具合なのか? 俺はそうは思わない。むしろVRだからこそ、人命軽視の体験はしたくない。

しかも、ただのパズルゲーム。今どき、VRでこの題材って許されるのだろうか? 500円シリーズの「密室からの脱出」で充分ではないか? 正答するまで何度でも繰り返し。その度に少女が絶命し、自分も死ぬ。死ぬ場面をスキップはできないし、VRを使った拷問でしかない。

同じ音を再現するボタンのパズルで莫迦らしくなってやめてしまった。ここも注意深く音の順番を覚えておけばいいだけだ。もっとも思考力(試行力?)を問われたのは、模型の電車のパズル(右の扉を開けて最初の部屋)。それ以外は、壁に書いてある順番であるとか、ヒントに従えばいいだけで、本格的なパズルとは、とてもじゃないが言えない。

短いし、繰り返しが辛いし、面をクリア出来てもつまらない。返金申請が可能なら、間違いなくしてる。よくこんな内容でVRにしようと思ったものだ。開発者とプレイヤーの価値観の相違を強く感じる。

Hunble Bundleみたいに、いくらなら払いますか? 適正価格はいくらだと感じましたか? と、問われたなら、1,000円未満と答える。これに四千円も払うなら、他のゲームを買った方がずっと満足できる。

このゲーム世界における「整合性」を考えてみても、いろいろおかしい。正答のパネルを作っても、トゲ付きローラーであるとか天井から落下する分銅であるとかが、途中まで失敗時と同じように暴れ回る演出がなされる。

少女が、そうした罠を超人的な反射神経で避けてるから事なきを得ているが、正答を返したにもかかわらず、避けなければ間違いなく死んでいたであろう場面である。はったりと外連味しかない。

脱出できても、崖で少女が転落する。意味が分からない。不条理の一語で済ますつもりなのだろうか。そしてまた、謎の密室からやり直しである。その場しのぎのお化け屋敷的演出であって、「深く考えたら負け」の類いなのだった。こういうのは個人的に頂けない。

求めている「驚き」の質が180度違う。フェイクなびっくりや、軽いペナルティーである死、さらには繰り返すことで耐性を得た臨死体験は、VRでこそ求められている迫真の時間を裏切ることに繋がらないか。VRゆえの没入感で満足したい気分とは、正反対のものを突きつけられてしまうのだから。「全ては嘘っぱちだからね」とインテリの開発者に念押しされてしまうのだ。斬新なVRの捉え方には違いないが、素直ではないし、面白くない。

結論:絶対にオススメしない。少女が可愛いと感じる向きにとって、とても意地悪な内容だ。
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[ 2019/11/14 16:05 ] PS VR | TB(-) | CM(0)
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