ス ク ラ ッ チ す る D

blenderでモデリング、海外ドラマ感想、洋ゲーRPG、のことを綴ります

The Outer Worlds

BethesdaのFalloutフランチャイズと言っても申し分ない世界設定。ライセンス契約の問題かどうか存じ上げないが、そうした路線として作っていたものだろう。

技術的な箇所――エンジン、グラフィック、インタラクション――なども、Falloutとほぼ同じ水準に見える。特に重すぎるということもなく、型落ちのグラフィックボードでも無理なくプレイできる範囲に収まっている。

今回は日本語訳があるおかげで遊びやすい。Obsidianの古参ライターが書く文章は凝っていて、英語を読み解くのが、時に面倒くさいことがあったものだから……とはいえ、今回の邦訳にはところどころ怪しさを感じてしまう。

パラメータ名と解説テキストが一致しておらず、ゲーム画面での最終確認をしていないらしいことが窺える。品質管理パートが無いのだろうか。例えば、仲間との距離を設定する箇所で「閉じる(たぶんCloseのこと)」の項目説明が「すぐそば」に、「普通」が「ほどほど」と表記揺らぎが甚だしい。これは最も酷い例で、あとは、はっきりそれと分かるような箇所は稀だ。ただ、セリフから受ける選択肢の趣旨がきちっと書き分けられていないような箇所は見られる。

NPCがやけに好意的でべらべら話しかけてくるのは、TESシリーズとも共通する伝統みたいなもの。お使いクエストが豊富で、両極に分かれた派閥が存在する。主人公たるプレイヤーは、自分の能力や仲間を使い倒して、どう立ち回ってもいい。うむ、この手のRPGに出会うのは、かなり久しぶりだ。愉しい。

Red Dead Redemption 2をプレイしていたとき、自由度やオープンフィールドというものが、儚い幻想に見えてきた……要するに、「目的地に行って、あいつを殺してこい」みたいなことを延々とやらされ、イベントムービーを視聴させられるばかりだったからだ。The Outer Worldsではどうなるか、まだ分からないものの、選択権がプレイヤーに一任されていることには安心感を覚える。

ゲームというのは、映画の受け身の体験とは本質的に異なるものだ。“参加する映画”の体(てい)ではやはり困る。積極的に介入できて、物語の流れを変える一端を担っていなくては意味が無い。その点、RDR2は酷かった。振り返れば、見下ろし視点の古典的なRPGの一派からBethesdaのTESシリーズに至る系譜において、プレイヤーの役割は劇的に進化しているのだから。

台本は、単なる主演作としてプレイヤーに与えられる物ではなくなった。すでに、演じ方によって幾通りにも幅が出せる深みを備えた、お抱え脚本家へと代替わりしているのだ。そこを分かった開発者たちが作るRPGは、Rockstarのアクションゲームとは決定的に違う。

余談ながら、ひとつ困っている現象がある。Xbox 360コントローラーが挿してあると、キーボード&マウスで遊んでいても、インプットがいつのまにか切り替わってしまう。パッドのボタン入力があるまで切り替わらないでいるべきだと思うのだが……

まぁ、まだ序盤しかプレイできていないので、これくらいしか書けない。Obsidianのいつもの。Fallout風。“いつもの”に飽きてなければ、愉しめる。
関連記事
スポンサーサイト



[ 2019/10/26 11:26 ] RPG | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
カレンダー
11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
全記事表示リンク