20日あまり前に購入した、標準配列でないエルゴノミックキーボードが、あまりにも馴染まなかった。なので、また新しいキーボードを購入するはめに……ブラインドタッチが出来ないと効率がだだ下がりな上、ストレスMAXなのだからやむを得ない。
これまでは一万円前後の品を考えていたが、いいものは高い。中途半端な品ばかり買っても、安物買いのなんとやら。今度は10年単位で保つだろうことも考えて、キーボードとしては最高峰のREALFORCEを購入した。一年あたり2,200円だと思えば……トホホ。
この文章もさっそくREALFORCEで打鍵している。打鍵感はパンタグラフともメンブレンともメカニカルとも違う、不思議な感じ。
ちなみに、MSのエルゴノミックキーボードはパンタグラフ方式と思われるが、どうにも入力が怪しくなるときがあった。キーの隅を押していたり、小指や爪の先で押していると、時々入力がカウントされないのだ(キーリピートの設定との兼ね合いもあることが分かってきたので、リピート間隔を最短にすれば、多少マシにすることができる)。
以前はFILCOのCherry茶軸を使っていた。押し込みが軽いことによる恩恵をあまり感じず、むしろ、ホームポジションに指を置いただけで一文字打ってしまったり、微妙な圧し加減で二回打ってしまうような誤入力に参っていた。
今回はAPC機能の付いた製品を選んだので、指を置いたくらいでは反応しない深さを設定することが出来る。で、試してみたところ、もっとも深い3mmよりも標準的な2.2mmで充分だったりした……トホホ。長く使って馴れたために、タッチそのものが矯正されてしまった結果だろう。
もっとも、まだ新品でキーの反発力が劣化していない状態だ。使い込んで緩くなったときにこそ、この機能が真価を発揮する……かもしれない。
ともあれ、これで、「左Shiftを押したはずなのに!」といったストレスフルな状態は解消された。ブラインドタッチでこれまでのように打鍵することができる――もうBack Spaceを押す度に手を止めて指先を確認しなくていい。
……最高じゃないか!
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