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MMDは幸せか?

2008年あたりからボカロPさん達がもり立てたMMDだったけれども、今は企業Vtuberたちで席巻されている。なかには面白い人もいるし、ファンになったりもしちゃう。

でも、なんだろう? 同人文化っぽかったはずのところが商業ベースに利用されてるんじゃない?という感がある。

ボカロPさんもなかにはセミプロ(どころか、モノホンのプロ)って人も居るはずだし、企業VTuberばかりが悪だなんて決めつけはするつもりもないし、できないけれども。

同人誌だって、大手販売網に委託されて専売されると、もはや「諸経費程度の実費で頒布」どころじゃないビジネスになっているわけだし…… そういうものすら“同人”なのだといってしまうなら、企業Vtuberの方々には、まんまと逆をやられた!って感じになるだろう。

なお、VTuber≑MMD とみなすのは、ポリゴンキャラクターの多くはMMD形式で頒布もされ、実際に中の人と一緒に動いているのもMMDと同じモデルっぽいから。

MMDのポリゴンキャラクター(と合成音声)を使って動画を作る文化が、VTuber露出のアイドル動画にすり替わっていったような気がしている。

視聴者は楽しいほうを歓迎するポピュリズムになりがちなので、素人のノリを上手く活用したプロには敵わない雰囲気になる。

インターネットのおかげで個人が発信しやすくなったと言われるものの、そのメソッドを戦力として活用してしまう商用主義には気をつけなければいけなかったわけだ。

とはいえ、VTuber全盛も長くは続くまい。今は面白く使い(捨て)やすいアイドルとしてTVバラエティに登用されているけれども、一部を除き、やがては飽きられていくはずだ。

なにか次を見据えておかないといけないんじゃないかな。
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[ 2019/05/07 05:55 ] 考察 | TB(-) | CM(0)
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