Magic: The Gathering - Duels of the PlaneswalkersをsteamのWeekend Dealで購入。Magic: The Gatheringと言えば、10年ほど前、デッキを初心者ぽく揃えて遊んでみたことがある。当時はルールが頻繁に改訂され、ブースターパックも高く、のめり込みはしなかった。Windows95向けのPC版MTG(MicroProse)を遊んでみたのもこの頃で、バグっぽい挙動があることや、ルールが古いことを除けば、それほど悪くはなかった。
その次に遊んだコンピュータ版MTGは、初代Xboxの頃で、Magic: The Gathering - Battle Groundsだった。地面から湧いてくるマナ・クリスタルを回収してからでないとスペルが使えず、「レイジング・ゴブリンを延々サモンしつづけて、ゴブリン・キングが出せるまで耐えろ」とか、「1タフネスのクリーチャーはデュエリスト自ら叩け(アクションゲームなので)」といった、退屈で面倒なクエストばかりで、大変がっかりしたのを覚えている。おまけに、クエストをクリアしないと手持ちスペルが増えなかった。
今回のDuels of the Planeswalkersには、以上のような遍歴から、期待半分といった気持ちだったものの、プレイしている内に印象はどんどん良くなっていった。テーブルの上でカードが踊る演出に目が惹き付けられるけれども、映像的なきらびやかさだけに留まらず、初心者向けによく工夫されている。