以前steamのセールで購入した
Blood Bowl Dark Elves Edition をプレイしてみた。アメフトなんざ、TVで見た覚えすら無いので、Wikipediaでルールにざっと目を通しておく。概要だけ押さえておけば、PCゲームは半自動で進行するから、細かいところまでよく知らなくても大丈夫だ。
ヒューマンチーム創設。メンバーは14名とまだ弱小だ。
Blood Bowlは、ファンタジー世界のヒューマノイドが、なぜだかわからないが、アメフトのリーグ戦を勝ち抜いて優勝を目指すという、妙ちきりんなスポーツゲームだ。同名のボードゲームと全く同じルール(Living Rulebook 5.0)で遊べる
Classicモード と、PC独自のルールでプレイできる
Blitsモード があり、前者を選ぶとターンベースで遊べる。後者を選べば、ターンベースかリアルタイムのどちらかでプレイする事ができ、“トレーニング”という目押しミニゲームで有利なボーナスを獲得したり…といった付加要素がある。
エルフ族(WoodまたはDark)には女性の選手も揃っている。画像はダークエルフチームのウィッチ・エルフさん。衣装(Skin)は数種類から選べる。
選手には、能力値、スキル、経験値、レベルが設定されていて、プレイヤーは自分のチームを作って育成と強化を楽しめる。種族数はボードゲーム(21種類)よりもぐっと少なくて、9種類。オリジナルに存在する女だけのアマゾンチームや、スケルトンやゾンビの所属するアンデッドチームなんかも欲しかった。
キャンペーンがソロプレイ向きの育成ゲーム。1ブロックは4チームからなるトーナメント制で、3試合終了すると順位が確定する。全体では、かなりの試合数をこなす事になる。
両方試してみたが、
Blitsモード は敵側ばかり有利になってしまうような場合が多いので、初回は
Classicモード の方が公平で良いと感じた。
まずは種族を選んで、選手を買ってチームを作る。最少人数は11人で、補欠を含めた最大は16人。最初の資金はごく限られているので、ラインマンを多めにし、スローワーやランナー(種族により呼称が異なる)などを数人ずつ混ぜる。
次にチアリーダー、リロール、Apothecaryをカネを払って決める。チアリーダーの数はサポーターの影響力に関係する。リロールはダイスを振り直す権利。Apothecaryがあれば、選手の怪我の度合いを和らげ、即死を免れる事も可能と、かなり重要。
チアリーダーの数が多いと、キックオフ時のイベントで、チアーリングファンが味方に有利な騒ぎを起こしてくれる確率が高くなる。恐るべし。
二日目はバグマンのドワーフチームと対戦だ。ビール好きのドワーフレンジャーなんかに負けるものか。
Classicの試合はターンベース。敵(CPU)側ターンはノロノロと遅いので、+キーを数回押して加速させないと、とてもじゃないがプレイしていられない。解説者二人が漫才しながら実況してくれる英語音声が流れるが、加速させるとまともに聞けず、しかも耳障りなので、結局音量を下げてしまった。
試合前のロードがやたらと長い。このゲームの弱点だ。
キックオフ前にはフォーメーションの最終確認をする。
キックオフ直後にはランダムイベントが発生し、ボールの行方などが決まる。チアーリングファンのおかげで振り直しロールを獲得!
ターンベースによる移動は、判断がなかなか難しい。ノックダウンしたり、ボールがいずれの味方選手の手からも離れると、その時点でターンオーバー(攻守交替)になってしまう。リスクの低いアクションから始めて、ノックダウンされそうな移動は最後にするという方針になるが、そこはそれ、ダイスの乱数が絡むので、計画通りにはいかない。
ターン開始時に近接している敵は、プッシュする事ができる。結果はダイスの目次第。運が悪いとAttacker Downなんてことも。
敵の近くを通過するときはコンタクトを避けるために飛んだり跳ねたりする。選手にスキルがあると上手くいく確率が高い。画像はホッピング(!)を利用しているゴブリンチームのNugpig選手。彼はDodgeやLeapといったスキルを持っている。
Blood Bowlを一言で形容すれば、“おはじき”と言えるだろう。タックルで道を切り開き、防備が薄くなったところを一気に駆け抜けさせる。あと少しでタッチダウンだ!
タッチダウン!
応援が盛り上がるチアリーダーさん達。ヒューマンチームはおとなしめ。
ウッドエルフチームのチアリーダーさん達。なかなか魅力的でパフォーマンスもカッコイイ。
ダークエルフチームの妖艶なチアリーダーさん達。
同位となったバグマンと二戦し、ついに勝利を収めた。。
トロフィーを獲得!
活躍すると選手のレベルが成長し、スキルを選ぶことができる。
Blood Bowl Living Rulebook 5.0については、Warhammerを紹介している
Miniature Geek さんのところで読める(日本語のページ)。手軽に遊べるPC版は相手要らずで練習には丁度いいかも。
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