Cobweb of にーしか

モデリング、海外ドラマ感想、洋ゲーRPG

バルダーズゲートIII(22)

※ネタバレあり

ようやくラスボス戦をクリア。

レイゼルの脱退を防ぐため、オルフェウスを解放し、さらに自キャラを犠牲にしましたとさ。

レイゼル不在ではまず勝てる見込みがないので、このバランスはクソですな。あらかじめレイゼル抜き前提の育成(クラス・チェンジやマルチプル化、または傭兵の雇用)をしてこないと無理ッスよ。

オルフェウスの連打も弱かった。対ボスには銀の武器が最強ってことかな? シルバーシーンも出てこないし。このBGでは銀の武器出てこないよなぁ? インゴットはあるから、鍛冶屋で依頼すれば作れるのかな?

タイムリミットの上限をもう5ラウンドくらい増やしてくれないと、最弱パーティーでは無理ゲー(ノーマルモードで)。

「仲間を呼ぶ」機能はいらないッスね。仲間を呼ぶために貴重なアクションを消費してしまうと、ネザーブレイン内部への到達が遅れるので、意味ないッス。操作できるデイム・エイリンはまるで役立たずだし。

寝返った皇帝とドラゴンは一回しかブレスを吐かなかったので、相手をしないでスルーが正解でせう。

ただ、「武器落とし」されると厄介。闇の使途(?)だかの「コマンド」には対策が可能でも、「武器落とし」攻撃への対策がない。拾うのに1アクション、装備に1アクションで、まるまる1ラウンド消費となって、かなりの痛手。

ブレインの異空間での精神疲労(?)だかなんだかがこれまた痛い。オルフェウスのハンマーを使うと正常になるのかな? まぁよくわからんうちに、レイゼルがやってくれた! で終わる。

一方、その前の「高城」では、透明化と早足で、とにかくゴールに到着してしまってから、雑魚討伐の為に仲間を呼ぶのがいいのかも。到着した段階であれば爆撃が終わるし、入口前にはヒールの装置があるので、雑魚狩り前提のような作り。もっとも、難度の高いモードだとそうはいかないだろうから、積極的に仲間に頼るのがアリなんだろう。

それでも、メンツが多くなると、ターン制ゆえに手番の所用時間がものすごくかかるため、少数精鋭でサクッと目標到達の方がマシ。

そして、大団円。苦楽を共にした仲間からの台詞が聴ける。しかし、自分がマインドフレイヤー化してしまうと、「なんだかなぁ」と。どっちを愉しませるための余興だったのか。彼ら「仲間」を生存させるためにプレイヤーの側がむしろ徒労したの? みたいな感じになる。

ジャヘイラと会話中、「年食って熟した婆さんの脳みそが美味しそうだ」と考える主人公。あれで耐久力チェックに失敗してたら、どうなるんだろう? 後夜祭の会場が血の海になったりするのだろうか? ちょっと見てみたい。

終わった後のメッセージ性はBG3には特にない。Cyberpunk2077とは違うところだ。感慨深い締め方ではなく、生き残らせてあげた(あるいは道を誤らせてやった)仲間の、その後どうしてた? が主題となる。

例えば、闇から光の道へ転向させてやったシャドウハートからは、仲の良かった同級生みたいな挨拶を受けた。オウルベアと一緒に住むことを提案すると、動物好きの彼女はとても喜ぶ。なるほど、ロマンスのあるアドベンチャーRPGの終わり方はこんな風なのね。好意100%には達しなかったから、一緒に暮らそう(結婚しよう)とはならないみたい。

プレイヤーキャラクターがトランスジェンダーでない限りは、ロマンス相手のオリジン・キャラクターは(シスジェンダーなので)性的嗜好はホモとヘテロ、どっちもアリのバイセクシャルだ。プレイヤーキャラクターがトランスジェンダーであるなら、彼らはパンセクシャルになる。要するに、好きになったら、性別関係なく“いたして”くれる。

かつてのヒッピー・ムーブメントっぽい。自由な性と家族のような仲間たち。小さな共同体の行く末をプレイヤーが舵取りして決めてやる(おまけで世界の命運も)。

ファンタジーセッティングながら、同時代感あふれるワールドを背景に、多人数ロードムービーのような体裁。これがBG3のハード且つフワフワした雰囲気だ。

「同じ学級で偶然付き合ったあの娘とは発展しなかったけど、同窓会で逢った彼女はとても……だった」みたいなことが残る、不思議なゲーム。

王道のRPGのクセに、ときメモにも似た読後感になる。オタク趣味の非現実性は描かれないから、やたらと現実味だけがそこにある。いや、もちろん、世界設定はそれこそ、悪魔だ、超能力のイカだ、と非現実で、ある種のGEEK趣味なんだが、その暗喩がとってもリアルだから、いっぱしのリア充になれた気分なのだ。

世界征服はおろか、意中の彼/彼女を落とすことも両方できてしまう。にもかかわらず、その部分はプレイヤーへの踏み絵として機能していて、うっかり世界を救ってしまったり、情が移って、仲間にもっと良い人生を提案したりしてしまう――それも自らのアバターを犠牲にして。

「いいひと」をあぶり出すゲームといったところだな。極悪人か、はたまた聖人君子に徹しきれないプレイヤーは中途半端に、いい人として貢献してしまうだろう。ちょっとした性格テストだ。

終わった後よりも途中経過が愉しいのは、こういう理由なのだろう。その過程こそが懐かしく、愛おしい。
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[ 2024/01/30 09:19 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(21)

※ネタバレあり

クラスの活躍とギミックについて

ウィザードはBG3では大して活きない。呪文のバラエティはともかく、呪文使用回数の縛りがきつめで呪文数回復はあれども、ガンガン撃てるというものでもない。さらに、効果範囲や射程が小規模(CRPG向け)に思える。記憶した呪文よりも、巻物から発動する呪文の方が使いやすいだろう。なぜなら、BG3の巻物は誰でも使えるから。呪文を使えないクラスはプロテクション・スクロールだけという縛りがないため、呪文行使クラスの優位がガクンと墜ちた。とはいえ、呪文の性能に(元ルールのスクロール固定ではなく)キャラクターの能力値修正が乗るため、魔法に素養のあるクラスの方が命中率はいい。

属性に完全耐性を持つ敵も多く、もはやウィザード一強時代ではない。長射程を有し、範囲魔法による足止め能力を持ち、且つ、ファンブルのない与ダメージ能力を持つクラスがマンチキン御用達となるだろう。

また、対抗呪文のようなギミックはなくなって、リアクションで呪文発動を封じるというプレイスタイルになった。なので、発動を阻害するリアクションが取得できれば、ウィザードである必要性がない。さらにまた、ディスペル・マジックが存在しないため、解呪できるのは「呪い」だけであり、「金縛り」や麻痺は効果時間が切れるのを待つしかない――裏で毎ターン、セービングスローしてるとは思うが。だから、セーブに技能習熟しておくのもアリだ。

幼生の力が“壊れ”でもあるので、イリシッドの影響(外見への影響)を受けるつもりであれば、どのクラスでも問題ない。

補助的な「有効射程を持つ範囲魔法」が使えるクラスは実戦でも使い勝手がいい。ジャヘイラのアイス・ストームは便利だし、二刀流を極めれば複数回攻撃がなくても、そこそこ使える上、ドルイドの化身能力も便利だ。ファイターほどの強さは望めないけど。

シナリオ上、便利な能力は解錠、罠解除、会話における能力値チェックの一時的UP、などで、(昔と違い)専用クラスでなくても取得できるように緩和されている。なお、スキルチェックでファンブル(クリティカル失敗)があるのはBG3独自仕様(またはハウスルール)だそうだ。たしかにスキルチェックで致命的失敗や致命的成功は、リアルセッションでも採用されていなかったわ。

苦労するのはパーティーレベルが低くて非力な序盤の戦闘(※)だけであろう。第1章のエリアをくまなく探索しておけば、(おそらく)まともに闘えるようになる。初見はそれをできないで先に進みがちであり、そのため、かなり難度が高まる。
※最終ボス戦も用意が調っていないとかなり辛い

インスピレーション機能は面白い。連れのコンパニオンが(プレイヤーのロールプレイまたは選択肢に)「感心した」ということが表されているし、インスピレーションの値を上限回数とするダイスの振り直しができる。有利・不利(ダイス個数の増減)も含めて、これはTRPG的に上手いギミックだな、と思う(3.5版やPathfinderにはなかった)。

怪光線のウォーロックや、ロングボウのレンジャーに、巻物かもしくは追加クラスの呪文能力が付けば、攻略に有利な構成になるだろう。高レベル成長を期待して酔いどれモンクなどもアリかもしれない。モンクはアーマークラスの低さが問題視されるのだが、主人公補正たるイリシッドの能力があれば十分に一線級だろう。

怪光線(エルドリッチ・ブラスト)は、高レベルであれば、けっこう使える。初級呪文では骨凍え(ボーン・チル)が命中率も高く、かなり有用だった。また、伏せ状態にする能力も有用ではあるものの、ボーナスアクションで即起立できる戦技があるため、高レベル戦では今ひとつ。レヴィテートは存在しないため、ジャンプを拡張する某かや、飛行(フライ)や霜渡り(ミスティ・ステップ)はほぼ必須。透明化もある/なしで難しさが格段に変わる。原典と違って「待機アクション」が採用されていない点はターン制バトルにおける大きなマイナス要素だろう。「敵が近接範囲に入ったら攻撃」という待機アクションはTroika GamesのToEEにさえ有ったのに。

特技などにある「イニシアチブ+5」の恩恵がでかい。BG3のイニシアチブは1d20ではなく、1d4だという情報があるので、+5という比重が段違いに大きい。

[ 2024/01/28 22:27 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(20)

※ネタバレあり

クエストをこなす内、ジャーナルにだけしか出てこない情報というものがあって、逐一プレイしていた内容だけでは判断がつかない部分に出くわすようになった。要するに、これまでのプレイ内容の要約ではなく、全く新しい情報がジャーナルの該当クエストにのみ追加される。その情報を知らないと(読んでいないと)どこへ行くべきか、何をするべきか、が分からない。

プレイヤーが採った道筋(分岐)によって、裏で進んだシナリオとの調整を、ジャーナルの情報が受け持っているのだろう。だから、ウィルの父親(レイヴンガード大公爵)がいつの間にか再び姿を消していたりする。

作り手の一人はインド系かな。多神教にインド神話の要素を転用していたりするのではないだろうか。スターウォーズ前日譚に出てきたワトーみたいな象(ヴァレリア)が出てくる。ホリファントという種族で既にデッキビルディングのカードには登場していた。それをワトーくりそつの飛ぶ妖精のイメージに仕立て直したのはゲーム開発者の洒落だろう。

現にスターウォーズの影響とおぼしきシノプシスがある。ウィルと父親はルークとダースベーダーの関係そのままだった。ウィルは幼生に支配されたレイブンガード大公爵に、まだ本物の父親が残っていると知って助け出そうとする。WotCにディズニーの関係者でもいるのだろうか? ――ファンが多くてよく知られているネタを採用するのはけっこうだが、手垢が付きすぎているだけに、悪ノリの方が浮き彫りになるものだが。

それはともかく。これほど多彩に、地獄の悪魔やイリシッドが入り乱れる様を見事に描ききっているシナリオは他にないだろう。かなり大胆に設定世界への取捨選択が行われていると思うが、非常に好ましい出来具合に思う。WotC側が骨子を用意しているのだろうか。

鋼の衛兵やガンド信奉者への恨みなどは、AIに仕事を奪われると恐れているハリウッド脚本家組合のそれだったりするのかも。

グローバルな時代の主導者たち(GAFAないしイーロン・マスクらIT長者や大手投資家)がラファエルや皇帝やザリエルのようなものだ。まさに利益を天秤にかけて、このフェイルーン世界のパイを奪い合おうと競り合っている。

グランド・デューク(大公爵)とアーチ・デューク(大公)、ややこしい。どっちが偉いのか、わからないぞ。

主人公たるプレイヤーは単なるポーンではない働きを示して、彼らを出し抜かなくてはいけない。ゲームシステムやルールや幼生の力を味方にして。

プレイヤーキャラクターがフェイルーンの舵を握っている――この感覚は非常に頼もしい。スケールのでかさと目の前の些末な事件との極端な対比も興味深い。

何より動物たちと会話するのが楽しみで仕方ない。この甘い草の味は病みつきになるぞ、の牛とか、ほんとどーでもいいのが面白い。猫はとりわけ楽しいね。なでていいか? → Oh, please don't! とか。「あなたはラッキーよ。お世辞を絶賛受付中なの」とか。

[ 2024/01/24 00:00 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(19)

※ネタバレあり

治療法を探していたら、巨悪を滅ぼす使命に繋がる……これはカプコンのDragon's Dogmaの覚者みたいだ。導入部とシノプシスは似通っている。幼生の力を扱えるところもそうだ。CRPGで得意なファンタジーの類型のひとつということだろう。

バルダーズゲート間近の場面で全てが明かされ、早くも主人公の行く末とテーマらしきものが見え始めた。

曰く、「あなたは、支配されているが平穏な世の中を望むのか、それとも、利他主義を重んじて自己犠牲に徹せよと教える聖書の殉教者になるのか?」 

これは、映画マトリックスの「レッド・ピルとブルー・ピル」だ。眠ったままの偽りの幸せを望む(青)のか、それとも、覚醒して世のため人のために尽くす(赤)のか?

イリシッドの器の有能さを知ると元の人間には戻れない、と皇帝。文明の利器(例えばChatGPTのような将来のAI)に頼りすぎて人間性を失う暗示のようだ。

とうとうボルダーズゲイト(米語発音風)外縁部に着いた。またもやサイドクエストの嵐に見舞われるのだろう。そして、これを処理しておかないと十分なレベル成長ができず、難度が高まる。もっとも、幼生の力がアップグレードしているので、以前よりもルールによる縛りを受けにくくなってはいる。

逆に、幼生の力を拒否しようとしても、判断力21の能力値チェックがあるため、成功率はかなり低い。ストーリー進展に伴う高難度化に合わせて、プレイヤーキャラクター側の能力UPが前提だと受け取れる。

ただ、ロールプレイ上、気にならざるをえないキャラクターの顔立ちが、この幼生の力アップグレードで損なわれる――目の色が反転して、付近の静脈が浮き上がる。なので、すすんでやりたくないのだ。可愛い顔立ちのシャドウハートが、恐ろしげな目元になるのは嫌じゃないか。ただでさえ、(シャーからセルーネイに宗旨替えで)白髪になってしまうのに。アニメキャラのように銀髪(プラチナブロンド)に見えないのが困る。イザベルは銀髪がとてもよく似合ってるのにね。

人ならざる者へと変貌していく自キャラ。自分で決めた守護者(Guardian)の外見に騙されて言いなりになったツケがこんなタイミングで降りかかる! 初見プレイの醍醐味ではあるものの、事前通告なしに突然人相が変化するのはやっぱり嫌だ。

「ほとんど変化しない」って言うからやったのに!

Mass Effectのシェパード少佐のレネゲイドのように、悪人ロールプレイの結果であれば、甘んじて受け入れるところだが。

[ 2024/01/20 00:00 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(18)

※ネタバレあり

BG3は意外にも擬似的な宗教色、もしくはその種の思想観が根強い。まるで、現代アメリカの――いや、グローバルな時代の――社会や政治、自由を巡る考え方の縮図を見ているようだ。

若い頃にはDnD 2eの、例えばフォーゴトン・レルムの神性や宗教の設定に、どんな意味を感じとるべきなのか、まるで分からなかった。今ならば、近代的な社会思想を背景に、ざっと読み解くことができそうだ。こんな風に……

ハルシンはオーク・ファーザーの御心のままに、と言ってはドルイドらしい「世界の均衡」を願う思想の持ち主――古臭い保守派か、共同体の考え方だろう。長命のエルフでもあるから、最も穏健で、数世紀にわたる長期的な思考ができる。自然回帰的でもあるから、ある種のヒッピームーブメントか。

シャドウハートはいかにも新興宗教のカルト教団に毒された現代っ子――教祖様は絶対だと盲信しているので、それを晴らしてやるのがプレイヤーキャラクターの役目である。マルチ商法に勧誘され、洗脳された女子大生だ。

デイム・エイリンの存在は古典的な天使でありながら、激情に溺れた良識の人であり、カミングアウトした同性愛者だ。教養があってグラビアモデルのように魅力的だが、感性がぶっ飛んでいるので、仮に付き合うとしたら、相当に疲れるタイプだろう。

カーラックは気立てのいい悪魔契約者Bだ。ブラック企業に勤めていることを客観的に見ることが出来て、もう抜けられないと諦めている。信じた社長が悪人だったせいで、人生の負け犬となってしまったが心が広く、他者に同じ轍を踏ませないような優しさを持っている。

ウィルは正義感の強い悪魔契約者Aだ。若さや青さゆえに力及ばず、理想だけは高い。案の定、親の七光りが嫌で家出したタイプで、父親に認められたい心がある。

ブラック企業の契約社員といえば、アスタリオンもそう。ヴァンパイア眷属の血の縛りにもがいている。さしずめ、早くしてホモセクシャルに目覚め、エイズ界隈のストリートで懸命に生き延びている無名のアーティスト。著名なミュージシャンと同じコネ(儀式)を使って一発逆転を狙っている。……こんなことを書くと怒られるかもしれないが、ある時期から使われているアメリカでの「ヴァンパイア」というネタはエイズ感染者の暗喩を伴って使われているのじゃないだろうか。

レイゼルも女王は絶対だと盲信している派だったが、シナリオ的に一番はやく気づかされ、革新派に転向しようとしている。女王派だけに、ブレグジットのイギリス人の比喩? それとも、スポーツに長けたアスリートのような風情だから、元共産主義者・ソビエト連邦のスケーターか新体操の選手かもしれない。

イザベル(イソベル)は、(たぶん)毒親の被害児童で、セルーネイという教導家に救われている。

マインドコントロールで人々を強制的に従わせようとするのが、かのDead Threeの威を借る3人(残り2人)。偽りの社会正義にも似た同調圧力こそ、マインドフレイヤーの幼生であろうか。

バルダーズゲートに入って明らかになる「皇帝」その人は自由を何よりも大事にしていたせいでハイブマインドから独立できたという。リベラリズムとリバタリアニズムの違い? 

オルフェウス王子は、母親が権力の座から退いたときに後釜に座った偽物(ヴラーキス)から投獄された。独裁政権、それとも傀儡政権の暗喩? プレイヤーキャラクターは、ギスの為のオルフェウス王子の復帰(解放)か、対アブソリュート絶対防衛線のアストラル・プリズムの維持かを選ばなければならない時が来るはずだ。トランプかバイデンか、あるいはEUか離脱かって感じで。


こんな風に当てつけて考えるのも面白い。少なくとも、そのような含みを許す余地があり、当世風の物語としても飽きが来ない。上手いストーリーには同時代性があるものだ。
[ 2024/01/17 02:26 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(17)

※ネタバレあり

ナイトソングをどうするかの選択は何回見ても面白いわ。どれを選んでも続きが見たい。

 a.シャドウハートの好きにさせる→→蒼い鎧のどことなく型月を思わせるような装いの病的な狂信者の完成。

 b.「闘いたいのか?」→→自分がシャーの闇の司法官になる。痛みが力になるというオマケパワーが、きっと自キャラに付くのだろう。悪人ソロプレイ専用。

 c.そして王道の、ナイトソングに手をおく。最初はコレですわな。

ナイトソングを解放した足で「最後の光」亭に戻ると、なんと消えたはずのイソベルが出迎えた。やはり2階で会うことを避けて“襲撃”を体験しない場合もあり得るんだな。何らかの伏線を見ずじまいになるわけだが。

ムーンライズ・タワー突入戦は、1階の闘いが規模が大きくて面倒なだけで、パーティーレベル8であれば、それほど難しくなかった。2階と頂上での対ケセリック将軍戦もイベントを見せるためのものでしかなく、難度は低い。

ナイトソングもといデイム・エイリン(天界からの守護者)=メロディア(ケセリック・ソウム将軍の亡き妻)ではないのね。この夫と娘イソベル、どうやら一回死んでるらしいわ。後の説明によると、マークゥルの力によって蘇っていて、イソベルだけは月の女神セルーネイのおかげで悪に染まらなかったようだ。

マーカスは(ズレルの部屋にあった手紙によれば)ズレルの部下だ。ただし、イソベルとも面識がありかつ有翼なので、過去に因縁があるのだろう。彼が床で冷たくなっているということはイモータルではない(墜ちたアアシマール?)。彼女が「最後の光」亭の2階でさらわれていれば、ケセリック討伐時に救出することになるのだろうと思われる。

(イベントシーンでは、)さらわれていないにもかかわらず、ケセリック将軍がイソベルの名を出すと、デイム・エイリンはひるんだ。ゆえに、故意に見逃すと辻褄が合わなくなってくるみたいだ。とはいえ、初見で「最後の光」亭襲撃を持ちこたえるのは難しい――クエストを持つNPCが死んでしまうから、どうしたって、負け戦だけは回避したくなる。

ムーンライズ・タワーの地下(イリシッドのコロニー)は地下牢から到達できるも、仕切りの向こう側へ行けなかった。対ケセリック将軍とのイベントシーンの後で、頂上の一角にできた開口部から降りていける。

イリシッドのコロニーは野営できないエリアで且つ戻れないため、イベントキャラを連れていない場合、(メンツの入れ替えが出来ないため)少し残念だ。ここでは資産ことミゾーラがウィルの契約の関係上登場する。ちなみに消滅を選ぶとウィルも…… カーラックがえらく嘆いて、自キャラクターが責められた。

とうとう首謀者3人の姿が現れる。ベイン、マークゥル、そしてバール――三神のネザーストーンを得た者たちだ(発音はバールだった。スペリングが変更されたが)。ケセリック将軍は娘の蘇りを条件に加わったと説明が入る。

アストラル・プリズム――武器と形容したり、遺物と言ったり、大変なキーアイテムだね。ラサンダーの血も遺物だし、ナイトソングも遺物だった。ルールではアーティファクトというくくりで十把一絡げなのだろうが。

イザベル(イソベル)はデイム・エイリンの恋人だった。マイノリティに配慮したいまどきの同性愛カッポーである――ポリコレとかWOKEとか、好きに呼ぼう。デイムはアアシマールなので、そもそも性別を問うのは邪道(※)なのかもしれない。
 ※天使に性別はない、と言われているから、クリスチャン的にはたとえ同性愛に見えようが問題ナシとも言えそうだ。モラルコードの間隙を突いた皮肉ってわけ。とはいえ、第5版のルールでは、天上界と結び付きの深い“ヒトの子”だそうである。
[ 2024/01/16 01:05 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(16)

※ネタバレあり

シャドーフェル突入前に解決しておきたいやり残しクエストを清算中。

「スーサーの木」、あったわ。その近辺に行ってないだけだった。地図を隅々まで踏破しておくのはRPGの基本だったね。

「アダマンティン鍛冶場」は、アンダーダークにあるマップ名「グリムフォージ」から予想がついた――フォージは鍛冶に関連した言葉だから。どうやら、北の先に通廊がありそうだ。崩落した岩石を爆破する必要があったものの、鍛冶場に続く回廊を発見できた。

“あみだくじ”のような通廊を、行ける枝道を求めて右往左往するのは意外と面白い。シャーの試練場よりも好みだな。霜渡りがあってチョンボ可能だから、そんなに難しくもなく。

「グリムフォージの永遠の番人」の倒し方は、よくあるパターンだったけれども、途中からいきなり完全耐性になるので面食らうよね。ちなみに、昔のルールブックは100%の耐性を「免疫がある(Immune to ~)」という表現にしていたはず。

しかし、「囚われの避難民を見つける」クエストの糸口が分からない。ムーンライズ・タワーの地階へ行く道が不明なのだ。

とりあえず、先へ進んで、シャドウフェルのナイトソングを解放したところ、避難民を見つけられないままでクエストが完了してしまった。いやいや、それは困る。ロードしてやり直す!

ともかく、ナイトソングの展開は「最後の光」亭二階に現れた存在と似ていた――ティーフリング(地獄の住人)が居るなら、そりゃアアシマール(天界の住人)も居るわな。プレイヤーキャラクターの種族として選べるのはティーフリングのみだけれども(それに、ドラゴンボーンも使えるからね)。

劇的な演出(シャドウハートを心変わりさせる場合)に、いい雰囲気を味わった。こうなるとは……予想よりも上を行っていた。まぁ、DVされた妻の復讐と考えると、空恐ろしいものがあるが。

さて、ムーンライズ・タワーの地階への行き方は……どうやら料金所の2階を経由するといいみたいだ。そして、またもやソーム一族の一人と遭遇する。

レベルが低い時には対岸への渡り方がジャンプしかなかったので「行けない」という結論になってしまったのだった。今ならディメンジョン・ドアもあるので大抵は渡れるんだホイ。

いや、ここはそうじゃなかったな。初トゥルーソウルで顔パスできることを知らなかったので、極力、見張りとの接触を避けたんだったな。だから、またもや、未踏なのに行ったつもり(行けないと判断したつもり)になってたようだ。

ともかく、クエストに応じて囚人の解放を行うと地階は敵対してしまうが、地底にイリシッドが潜んでいるようだ。つまり、必要な行程ということだろうな。あれが、将軍の居室で発見した本に出てたマスターブレインとかいう奴かな――つまり、先に上階で将軍や部下の面々に面会してから地階を攻略するのが手順らしい。それから、シャドウフェルへ突入するのが、順路っぽい。

「囚人を守ろう」みたいなことを言われるが、どうやるのが好ましいのかね? 壁に空いた穴をくぐって脱獄者をすぐに追ってしまうのがよさそうだ。手際よくやれば最少人数を倒すだけで脱出ができる。そして、ここ、リアが犠牲者になることを避けられないように思う。シナリオ上の筋書きがそうなっているのだろうな。

船で「最後の光」亭まで同行するを選んだ。検疫で待たされる場面に、リアル世界でのコロナ体験が重なる。このあと、ティーフリングの避難民と話すとクエスト完了だが、最後の避難民、どこへ行った? 北岸の橋の下にいる、夫を案じている妻の元に居た。こういった「それ、どこ?」系の疑問が多い。親切すぎるマーカーも興醒めだが、ちょっとしたことで躓くのも困る。ちなみに、リアの兄弟とシャドウノームはすぐに居場所が分かる――亭内に居るだけだから。2階も探してしまったら、いつの間にか、イソベルがいなくなっていた。あーこりゃ、襲撃イベント必須だったのか? 見逃したわ。

理屈としては、アアシマールの血筋を引いている娘イソベルを、母ナイトソングの代わりに利用しようとして拉致した……のかな? この筋書きがいささか唐突で、主犯の名前マーカスも初耳だった。イベントを見逃さず、筋書きを追うには、どの順番がいいのだろう? 少なくともパーティーレベルからみて、呪われた影の地に初めて来て(レベル7で)すぐの襲撃を持ちこたえるのは難しいと思う(先に「ラサンダーの血」を獲得済みであるなどの好条件が要るかと)。イソベルが消えるのは一体どのタイミングなのだろうか?

・「最後の光」亭1階(月のランプ獲得への伏線)、2階(イソベルとマーカス)
・(治療院:ソウムの院長)→酒場「欠けゆく月」ソウムのバーテンから情報 → ソウム霊廟 → シャーの試練所(オルソン、バルタザール)
・ムーンライズ・タワーの1階(ズレル)~2階(ソウム将軍)→(料金所の2階:ソウムの収税吏)→ムーンライズ・タワーの地階(囚われの避難民救出)→ムーンライズ・タワーの地下

個々のタイムラインと情報入手の順番は上の通りなのだが、「最後の光」亭2階でイソベルと面会後すぐの襲撃を、可能ならパーティーレベル8で迎えたい。オルソンとバルタザールもレベル8であれば楽勝だろう。となると、サイドクエストを漏らさずこなしてレベル成長しておくべき、という結論になる。メイリーナの救出(エセルおばさん)やアダマンティン鍛冶場は「呪われた影の地」以前で済ませてしまうのが好ましい。この辺は、効率や悪役ロールプレイを極める2周目にとっておくことにして、今回は目を瞑るとしよう。ちょっと悔しいけど。
[ 2024/01/14 09:07 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(15)

※ネタバレあり

未解決:
 ・囚われのティーフリングと、ウィルの父である大公爵、その行方。
 ・アブソリュートの支配者との面会。
 ・ムーンライズ・タワーの壁に潜むイリシッドの触手。

「ラサンダーの血」とは、単なるマジカル・ウェポンに過ぎなかった。なにかもっと大層なものかと思わされた……

アート・カラーから続く「呪われた地」のクエストは最後には自然の精霊(少年)を救い出すことで完了するのだが、やっぱり、ケセリック・ゾウムを倒さないといけないという結論に至る。その途中でようやくハルシン(ドルイド)が仲間になった――アイス・ストーム+みぞれ雨・雪とホッキョクグマの組み合わせ。凍った地面はかなり使える。徒歩移動の敵が早足状態でツルン。

そして、ここから西に位置するのが、かの有名な都市バルダーズゲート。もう面倒だから、先にバルダーズゲートに到着させてくれ……レベル9の連中で通せんぼされるので無理だった。

呪われた地で未踏域を探索すると、植物モンスター:シャンブリングとか、トゲを飛ばす連中の拠点が2つあった。戦闘では、移動を封じられて地味に困った。フリーダム・オブ・ムーヴメントなんて持ってないし。クレリックもウィザードも有効な呪文を使い切ってしまうばかりで、小休止では回復しないから連戦なんてとてもできないよね。

「かつての彼」が出てくる謎クエスト。「昔のボーイフレンド」という意味らしい。この辺りでレベル8に成長。やり残しクエストを探しまくった甲斐があった。

まだ解けないハグの謎の扉(魔法学チェック)と秘術の障壁。以前、魔法学チェックの成否による通行は上手くいかなかった。レベル8パーティーで戻ってきたものの、やはり、扉を使うと通らないでくれと懇願されて変化しない。もう魔法学チェックも表示されない。

バグなのかとアンチョコを調べると、解き方の説明が攻略サイトによって違う。仮面は以前に一度付けた際に、味方と戦闘になっただけだった。今回、仮面を再び付けると変化があって、ハグの奴隷の成否セービングスローに成功して、問題の扉が通り抜けられるようになった――釈然としないナ。結局、成否チェックということなのか。ま、進行したから、よしとしよう。

最終的にメイリーナと夫をどうするかは二択だった。結末を保留したまま「そっとしておく」ことも可能だが、たぶん進展しないだろう。

既に拾得した書物を「読む」すると、「高品質な武器を完成させる」と「アダマンティン鍛冶場」のクエストを発見する。

クエストに関する探索をどこから開始するのか、という情報がもらえない――欠如している――ため、「スーサーの木を探す」と言われてもまるで分からない。ジャーナルで類別されている「ノーチロイド墜落現場」にあるのかと思えば、(アンチョコによると)アンダーダークにあるという。これは分からないね、お手上げだ。

アンダーダークを探索する前に「スーサーの木」というキーワードが通達されていれば、見かけたら気が付く可能性はある。しかし、随分前に通り過ぎた後で、固有名詞を出されても「そんな木があったかなぁ?」になるだけで、まるで手がかりにならない。

「アダマンティン鍛冶場」についてもあまり変わらない。アンダーダークの奥にある、という情報しかない。探索場所に関して、もうちょっと手がかりが欲しいところだ。
[ 2024/01/13 04:00 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(14)

※ネタバレあり

シャーの試練場(英語名はシャーのガントレット)が面倒くさい。まず、地図がクソなので、「忍び足の試練」と「沈黙の図書館」の位置が同一に見える。ここはもう行ったはずだし、と考えてしまうと永遠に見つからない――要するに、図書館なんて見当たらなかったぞ、と思っていた。

忍び足~が下階で図書館が上階。地図記号の◎に加えて右傍らにvが併記されており、それで上下が表される。こんなに小さいのでは見逃してしまう。よく見ると、キャラクターを表す○にも向いている方角が小さな△突起で表されている。小さすぎて分からんやろ!

沈黙の図書館でのなぞなぞ「ナイトソングを静かにさせるには?」 必要な本を見つけていないと解けない。図書館入り口から見て右側に並ぶ本棚の二つ目にある。全部探したと思っていると永遠に見つからない――ハズレの「喪失の教え」という本を3冊置きまくって、増殖バグが起きたほど。

シャーの奥殿へ入るために必要な珠(Umbral Gem)。4つ必要なのに、3つしかない! 一体どこで見逃したのだろうか? 試練は3つしかない。4つめはどこに?

仕方ないのでアンチョコを見た。オスモスもといオルソンと呼ばれていたフィーンドが居る場所にあるという。玉座のそばの階段にあるのだそうだ。え? あったっけ? 引き返して見ると、「オルソンのベッド」のすぐ傍で階段のステップに無造作に転がって光っていた。この光が単純に環境光のエフェクトだと感じて見落としやすかったのだ。チキショウ。

フィーンドの雑魚メルレゴンとディスプレイサー・ビーストは苦労しながらも引き狩りで全部倒したのだが――階段まで後退して「信仰の守護者」を召喚しておくと、連中は死の淵を飛び越えて来ない。なので、飛び道具でピュンピュンと何ターンもかかって狩ったのだ。ディスプレイサー・ビーストの方は、ウィザードが「寄生生物の魅了」を使いながら、やはり数ターン要してマジックミッスルで仕留めた。アンチョコによれば、会話もできるらしいが、ディスプレイサービーストに見つかると即戦闘になるから、アンチョコの言うsilver tongue(スキル? それともアイテム?)を持っていないと無理だろう。

ちなみに、「信仰の守護者」はプレイヤーが操作できないので、まるっきり役に立たない。その場に居るだけで敵に攻撃されても動かないから、ただの案山子だ。4レベル呪文なのに酷すぎる! 

蛇足ながら、クレリックのターン・アンデッドが一回しか使えなくて唖然とした。遭遇につき一回ではないらしく、小休止でも回復しないみたいだ。また、ローグのバックスタッブが非力だ。昔はものすごい倍率がかかって、レベル成長する度に強くなったというのに。ルールブックによると、7レベルなら4d6ダメージだが、とてもそんなに強力には見えない。さらにまた、95%の命中率でありながら、クリティカル・ミスが頻発するのもおかしい。

この先、遺物の回収ミッション(シャーの試練、ナイトソング)を進めてしまうと、「ラサンダーの血」と「ハグに囚われた女性」のクエストが解けないまま終了してしまうことがわかった。つまり、クエストを解きたければシャドウフェルからは戻れないので、ロードしかない。闘っても相手の死霊術士が8レベルでは、なかなか倒せなかった。死にゲーもどきという所以である。

「ラサンダーの血」の探索は、ギスの女王によって異空間へ飛ばされたせいで、怪しい一組の像があったことをすっかり忘れてしまった。あとでどこを探せばいいのか、てんで予想がつかなくなり、仕方なくアンチョコをチラ見する。場所のヒントをもらえたら、あとは独力で続きができた。

「アート・カラーを目覚めさせる」――これも分からないのでアンチョコ見た。なんだよ、「ボロボロのリュート」って既に手に入れてるのに、ジャーナルに何も出なかったぞ。ACというイニシャルとか見てねーよ。野営地のつづらから改めて手にしたら、ジャーナルが追加された。どうにも釈然としないな。

ハグに囚われた女性――メイリーヌだっけ? のクエストが困っている。秘術の障壁を破れる術が無い。これもアンチョコ見るしかないか? ヒントが欲しいよなぁ。
[ 2024/01/12 01:00 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(13)

※ネタバレあり

使えないロープ 堂々と装備にロープがあるので、淵にピンと張って強行突破したり、下降するときに使うのだろうと思ったら……屁のツッパリにすらなりゃしない。「投げる」しかできない只のフレイバー(ほとんど飾り)であった。そう言えば、釣り竿も使える道具ではなく飾りだった。

BG3のプレイ進行 ある意味「死にゲー」必至である。シナリオの先を知ってから、それなら(この先へ進むことは)一旦保留にしておこうとか、(対処できるように成長させてから)また来よう、という具合になる。

TRPGとは違う、(ファイティング・ファンタジー)アドベンチャー・ゲームブックのような遊び方に近い。パラグラフを先読みしてやり直す感じだ。当然、任意箇所でのセーブは基本で、ロードを何度かして、好みの先行きを選ぶことになる。

現在の難所 地獄の敵どもは何が困るかというと、火に耐性があることだ。ウィザードの王道はスコーチング・レイとファイア・ボール攻めだが、BG3では通用しにくい。邪道のライトニング・ボルトとアイス・ストーム振りに切り替えなくてはならない。秘術の塔でもライトニング系が有効なので、ファイア系を選択したマンチキン連中は只の負け犬なのであった。なぁ~に、スクロールを見つけて書き写せばいいのさ! 書き写し失敗率はゼロだし(少なくともノーマル難度では)。

というわけで、ラファエルの仇を倒すのはもう少し後になる。ディスプレイサー・ビーストが手強く、策略を練る必要がある。

一方、治療院の地下に空洞を見つけ、カラーの手がかりが進展しそうなのだ。手強い重装鎧のシャドーをなんとかできれば。

まず訂正を。ケセリック・ソーム将軍だった。その妻がメロディアで、ソーム(ナレーターの発音ではセイム)一族。ウィルはドウムと発音している。

ムーンライズ・タワーでの初対面で、将軍は不死身であることが知れる。リッチだろうか。だとすると、妻の棺に骨壺が収められているのかもしれない。

一方、アート・カラーの所持品はなおも発見できなかった。地図上の治療院の黄色い丸印の中にあると思われるが、おそらく行っていない場所があるのだろう。そういえば、謎のボタンが2つあり、ガチャッという音はするが何がどうなったのか、まるで分からない。

リッチっぽい外見といえば、ギスヤンキの女王がそれだ。この女王もまた不死とされている。彼女を異端伝承の如く偽物として排斥するのであれば、消息不明の彗星の王子オルフェウスを探しだして本物に仕立てる必要があるだろう。

なお、アブソリュートの支配者は(面会した者によると)どうやら女性だ。ムーンライズ・タワーの二階の部屋に閉じこもっている。紋章のドクロはベハールのそれなのだろうか?

全てが繋がる――ムーンライズ・タワーで将軍の指揮下にある女オークからシャーの試練場で遺物を回収する任務を受けた。この遺物こそが将軍を不死身にしているそうだ。

また、ナイトソングと言われる遺物もやはりシャーの試練場のどこかにあると判明した。この遺物は同一だろう。

バルタザールという、やはり将軍の配下の死霊術士もまた遺物回収に先発していた。試練場で今まで遭遇しなかったのは、我々が「骸骨の決闘者」を避けていたからだ。シャーの奥殿へ進むアイテムは、我がパーティーが既に入手済みである。バルタザールには味方の振りをして「フレッシュ」という助太刀を確保しておいた。

奥殿に進むにあたり、同行していたシャドウハートが「夜の槍」というアイテムを図書館で手に入れておくべきだと言い張った。それが「闇の司法官」になるために必要なのだという。彼女の主張を受け、ひとまず図書館とやらを探す羽目になった。

果たして図書館はどこにあるのか? たぶん、あそこだろうな。ラファエルの仇「オスモス」とディスプレイサー・ビーストがいる場所……戦闘は避けられない。レベル7のパーティーで上手いことやるしかないぞ。
[ 2024/01/09 21:38 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(12)

※ネタバレあり

ムーンライズ・タワー攻略へ移った。光の宿は二階へ上らないままにしておく。カラーの謎を解くクエストはついでで達成したい。

まずは、事情も分からずジャヘイラの命令だという待ち伏せ(戦場の跡)に加担する。アジア系の顔立ちのハーパー団員がいるが、惜しくも倒される。月のランプを手に入れて、ピクシーは逃さないでおいた。まだパーティーレベルは6。

治療院へ向かう。院長の外科実習講義をダイス運だけで処理。患者棟では看護婦が立ちはだかって院長の机を調べることができない。図書室は調べたが、カラーの足跡はハッキリしない。ソラス(なお、英語発音はセイラス)の一族が支配している土地で、院長もその息子であった。

南下してムーンライズ・タワーの入り口を確認した。門番がいる。まだ潜入はせずに周辺を探ってみる。途上に酒場があり、入ってみたら巨漢(やはりセイラス性)のバーテンがいた。彼とは飲み比べ(またはインチキ)して情報を聞き出さねばならない。うっかり失敗すると戦闘になるが、この巨漢は耐性持ちなのでほぼ倒すことが不可能。シナリオ的には、倒さないで情報を獲得させることが目的なのだ。

セイラスの墓地にセイラスの奥方が埋葬されていて、それがムーンライズ・タワーにいるセイラス市長を倒す手がかりであるという。

野営していると、ウィルの契約主である女デヴィルが現れて、資産と呼ばれるデヴィルを救出することを条件にウィルの契約条項の変更を願い出た。

墓地へ向かうとデヴィルのラファエルが現れ、仇を倒す条件でアスタリオンの背中の刻印の意味を教えてもらうことになった。

墓暴きをすると、セイラス一族にイザベルという娘がいることが判明する。それって、光の宿二階にいるイザベル(表記ではイソベル)のことかな?

墓地の地下へ降りると、入るためにパズルを解く必要がある。これが相当に出来の悪いパズルだったが、とりあえずクリアして中へ。すると、そこは女神シャーの訓練施設だという。実はシャドウハート(シャーのクレリック)歓喜の場所で、この訓練に合格すると以前から狙っていた偉い役職につけるそうだ。

下れる脇道があるのでそちらを進む。試練の部屋が3つばかりあって、隠れ身、自分との闘い、迷路(?)のテストだった。この3つのパズルはどれも出来がイマイチだ。上ると、骨の衛兵がいて現れたシャドウと戦闘になる。シャドウの兵士を吐き出す闇の穴が3体いるので、そちらを優先して倒した。ここでパーティーは7レベルに成長できた。このレベル帯ではファイター(レイゼル)に比してバーバリアン(カーラック)の存在感が非常に薄い。大して役に立たなくなってしまう。

ラファエルの仇とやらは、その先にいた。ディスプレイサー・ビースト(小説版ダーティペアのムギの元ネタ)がパトロールしている。

周辺に未踏査の場所(“戦場の霧”が黒いまま)があるので、パトロールを避けて探索。死の淵が多く、ジャンプや空間移動が鍵になる。

パーティーメンバーの誰か一人でもクエストの理由付けになるように想定されているらしく、このダンジョンは目的が多重に収束している。とにかく、奥殿にいるデヴィルを倒せば、いくつかの目的が一斉にクリアされるはずなのだ。
[ 2024/01/07 04:56 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(11)

※ネタバレあり

ギス部隊はレイゼル単独(パーティーを置いてきぼり)で会話すると戦闘にならないみたいだ。あるいは、影の呪いの地まで既に訪れていると会話が変化しているのだろうか? スクリプトの処理がやや誤っているかのように、違うバージョンで2回再生された。

一方で「光の宿」はちょっと酷い仕掛けだ。二階の人物に逢うように言われるが、そうしたとたん、事件が起きる。そうなる以前に他のNPCと面会しておかないと、もうチャンスがない。

また、違うエリアに入る場面で「未解決の問題を残したまま、先に進みますか?」という脅し文句が出る。親切である反面、このエリアを完璧に済ませてからでないと去れないかのような疑念が湧く。今のところ、進んでも戻れるし、何かの機会が失われたという雰囲気は無い。

クレシュ行きのアドベンチャーはトリガーが怪しいかもしれない。直前にシャドウハートとレイゼルのいざこざが入る関係なのか、レイゼルが居れば(あるいは逆に居なければ)会話の選択肢次第ではギス部隊と闘わない展開があるように思う。が、そうなったのは今回が初めてだ。例の遺物の選択肢でなら、あり得そうに思えるが。

カーラックが動物と会話できる能力を持っているので、青カケス(鳥)と話す……こういう細部が面白い。オールドスクール以来、ついぞ見なくなったサービスだ。クエストのトリガーだったりするし、酔ったトカゲ(コボルド)が付近に居ることも情報として得られる。

そして、イーグル(鳥)が登場するが、青カケスが言うところの不法占拠者でしかも意地が悪いことになっている。で、このイーグルのビジュアルがもろ白頭鷲。つまり、アメリカの国鳥だ。こいつの巣の中に、できるなら手に入れたいクエスト・アイテムがある(実は代用可)。どうやら戦闘は避けられない。

アメリカの国鳥をぶち殺すアメリカ人は、この恣意的な展開に何か感じるかもしれない。開発はベルギーのスタジオだから。

クレシュを探すクエストはまたもやヒロイックな展開で、自キャラがレイゼルと丁度いいムードになっていたこともあって、都合が良かった。審問官を倒せると世界観のスケールがいきなり大きくなる。このコンパクトなアドベンチャーモジュールに、そこまで収めているのがスゴイ。遺物と寄生生物との関係もさらにハッキリした。

6レベルのギスヤンキ・ファイターは序盤と打って変わって見違えるように優等生だ。命中率を高めることができて、ヘイストをかけることができて、アクションをもう一回繰り返せて、しかもマルチプルアタック持ち――だから、4回攻撃できるのだったかな。グレートソードも振り回せて、霜渡りもできる。こういう敵が何体も居たら、そりゃあ勝てない。
[ 2024/01/04 11:30 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(10)

※ネタバレあり

親玉のドラウ「ネア」を崩落現場から救い出した上で始末するという面倒な状況になってしまった――まぁ正義の味方だからな、奴隷のディープノームをそのままにしてはおけまい。

そこで、ここは相当に厄介な舞台であることが分かる。全員敵なのだし。地の利を使わないと勝てない。

いろいろ試行錯誤(クィックロード)した結果、鉄のはしごがある高台にパーティーを全員避難させておくのが最善策だった。ここからなら、崩落した瓦礫のそばに置いた「火煙の樽」を狙って射ることもできる上に、助け出されたネアの芝居が予定通りに始まる。この芝居のトリガはプレイヤーキャラクター(の一人)がネアの方を向いて近くに居ることらしいのだが、この高台でネアに向き直るだけで大丈夫なのだ。

次は敵の中で厄介なヤツ。精神支配能力者が二人いて、野放しにしているとヤバい。破壊力抜群のバーバリアンが敵に支配されるとほぼお終いだからだ。

戦闘が開始されたら、高台から飛散する酸や炎を浴びせて機先を制する。ヒット・アンド・アウェイで撃っては引っ込みしてチクチクとダメージを稼ぐ。はしごを上がってきた敵にはレイゼルとカーラックで迎え撃ち。追加攻撃持ちのファイターとヘイストブーツを履いたバーバリアンなら戦闘能力は申し分ない。さらにウィザードがヘイストを(たしか同種の呪文は多重にかからないから)レイゼルにかけてやればさらに追加。

デュエルガルの連中は姿を消すことができるが、それほど驚異とはならない。

戦闘が終わったら、能力値チェックに成功してネアの生首を切り取れば、キノコ君主の依頼はほぼクリア(あとは届けるだけ)。

この闘いで勝ったら、偉業の英雄になれたよん。

……まぁ、いかにも自慢げに書いてるみたいに見えるかもしれないけれども、こういうのを自分で見つけるのがBG3における最大の愉しみ方。なにもノームを助けてやる必要はないし、悪人プレイもできると思うので、好きにプレイすればOK。

ところで、髭の無いドワーフがたくさん出てくるんだよ~ これ、どうなの? この世界もポリコレなんか? ドワーフを男女とも髭のあるステレオタイプだと思うなよ、てか? ドワーフは女にも髭があるって聞いてたのに。

影の呪いの地に入った途端、シャドウハート(クレリック)の重要性がいや増す。ターン・アンデッドできるのは彼女だけなので。さらにスピリット・ガーディアンズが超強力。

ジャヘイラ! 前作の人物が登場するらしいことは目にしたくなくても見えてしまったが、最初がジャヘイラとは。

ドルイドのくせに金属鎧を使えて、武器も刃つき。ドルイド呪文を使うときはファイターが着用可能な鎧が(ルール的に)邪魔だったと思うんだけど。過去作ではなぜか、金属鎧を着たままで呪文使えたはず。顔つきはBG2に似せてるんだろうな。
[ 2024/01/03 03:07 ] RPG | TB(-) | CM(0)

バルダーズゲートIII(9)

謹賀新年 お正月はバルダーズゲートIII三昧で。

※ネタバレあり

アンダーダークの秘術の塔の上階は放っておいて、ファストトラベルでスキップしてしまったゴブリンの残党(屋外の連中)を再訪し、倒すことにした。そうしないと、経験レベルが上昇しない雰囲気なので。

4レベルでもカーラック(バーバリアン)がいれば百人一首じゃなくて百人力。アスタリオン(ローグ)の急所攻撃もクリティカルヒットで相当強いし、ウィル(ウォーロック)の怪光線も常に75%の命中精度がある。ゴブリンなんざ、もはや目じゃないね。

自キャラはマジックミッスルとスコーチング・レイ専門。舞台恐怖という寄生生物由来の特殊能力を使っても面白い……けれども、大抵セーブに成功されてしまう。

ところで、シールド呪文がリアクションという新しいルールでカテゴライズされて、ACがプラス5されることになった(1ラウンド限り)。速効アクションみたいなことのルール的再整理だね。

戦術としては地の利と位置取りを工夫し、カーラックを盾に、早足で近づいてきたゴブリンどもを3人の飛び道具攻撃が迎え撃つ。オーガの衛兵が一体居るも、例によってフェイアー・ワインの樽をぶちまけて歓待だ。火を点けるから暖まっていきなよ。ギヒヒ。

BGシリーズお馴染みで、パーティーのメンツに移動先を指示すると応答の台詞をそれぞれ喋ってくれる。カーラックの脳天気ぶりがちょっと愉快。ギヒヒ。

ゴブリンが根城にしている廃墟の寺院では、東側の窪みに経由地点があった。経由地点って何の訳かといえば、waypoint。意味としてはファストトラベルのポータルだね。

で、ゴブリンどもを屠った甲斐あって、レベル5に開眼よ。ファイター系は追加攻撃、ウィザード系はヘイストとファイア・ボールを覚えることができる。これでようやっと序盤の辛い時期が終わる。

さて、アンダーダークの探索を再開だ! 秘術の塔は放っておいて、まだ行ったことのない枝道を進む。放棄された村があってデュエルガー(闇ドワーフ)が居た。

「軍曹のブーツ」を巡って一クエスト。デュエルガーから請け負うか、それとも先に居るキノコ君主から逆のリクエストを受けてしまうか。うちらは結果的にデュエルガーと敵対してしまった。レベル5はやっぱ強えーわ。ファイア・ボールは暗記呪文の更新をうっかりしたので覚えてなかったけど、ファイター系の追加攻撃が強烈で問題なかった。

ここでバジリスクのオイルを拾う。石化を解く効果があるそうな。そういえば、石化したドワーフがティーハウスに居たっけ。BGでもあったなぁ、このシチュエーション。

連れ合いのドワーフを探して欲しい依頼は受けたまま放置で、ラフトに乗って地底湖の川をつき進む。そしてまたデュエルガー。軍曹のブーツを届けるためと偽って、彼らの居城に運ばれるも、パーティーが分断を余儀なくされる。さて、ボスのドラウ(ロルス派)にトゥルーソウルがいて、ヤツこそ、キノコ君主から依頼された「首」の主。ちなみに自キャラもドラウだが、反ロルス派なので都合良く敵対者である。ドラウってのは昔はドロウと呼び習わしていた(少なくとも国内では)。安田均訳のダークエルフ物語でもドロウの表記だ。ちなみに同一スペルのdrow(時雨)の発音はドラウ。たぶん、誰かが違わい! と声を上げたんでそね。

いやはや、面白くなってきた。こんなにも舞台が二転三転して、異なる風物を見せてくれるのは本当に久しぶり。BG2が丁度こんな感じだったし、思い出すねぇ。最近のRPGでは、なかなかやってくれなかったことだよね。
[ 2024/01/02 23:37 ] RPG | TB(-) | CM(0)
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