賞金稼ぎのクエストがどうもバグってるらしくて、16人のうち、あと4人残ったところでケイジとの会話が出なくなりました。

メインストーリーは完了済み。攻略記事によると、キリ・オソが15番目になりそれ以前では狩ることができないそうですが、より早い段階で登場してしまっていました。なので、もうバグっぽい?! ヴァスリン・マーツと、RP-85T&コルテの半分コンビがとうとう現れないまま、噂も出尽くし、コーボーの上空にはスターデストロイヤーが駐留して、パイルーンサルーンで会話が終了した者、去る者が出ました。
二周目でスキルフル状態。ベイダー戦やボード戦にもまぁ慣れましたね。
収集物もコンプリートは無理っぽいです――もっとも、マップに表示されたからといって、全部取り切るつもりはありませんが。それでも、岩を持ち上げたのにパイロライトが出てこなかったり、スティムを見つけたのに、BDの格納演出が出なかったり…… やっぱりこの手のバグにはがっかりさせられますね。
特に賞金首にはボバ・フェットが出てくるというので、是非とも完遂したかったのに…… 三周目やる気は、ちょっと起きません。
追記:ニューゲーム+を始める前のセーブがシステム上残るので、それをロードして賞金稼ぎのクエストだけを連チャンしてみたところ、最後まで続行できました。
キリ・オソは7番目に登場しており、攻略記事とは異なりますが、バグではないようです。

どちらかと言えば、セルフィン・ジュークの登場順が怪しかったように思われます。
ヴァスリン・マーツおよび

※なお、説明ではマーツがマルツの読みになっていて和訳における固有名詞のゆらぎがあるのかな? そういえば、「オグド出現」の珍訳がパッチで「オグドの子孫」に訂正されてました。子孫?ふーん、落とし子の方がいいでしょうに。先達「クトゥルフの呼び声」の名訳を知らんのでしょうなぁ。Spawn of Yog-Sothothとか、同じ使い方がたくさん出てきてるのに。
――「ハーフのコード」と

※マルツの読みならコルドかコルデかも。余談ながら「名前 Theなにがし」の場合、Theのあとは通り名なので、Corde The Halfなら、
「ハーフのCorde」かと。ここで言うハーフの適訳は分かりかねますが、説明のベターハーフには、機械生命体と人間とをかけ合わせた最良の半分と、二人でひとつという意味の伴侶/片割れとをかけてるのかな、と思えます。また、「スライサーの勘」という説明に出てくる
スライサーがそもそも何であるかを訳出していないようなのですが、いわゆるハッカーのことかな、と。原語だと、BDに対してカルがスライスしてくれ、みたいなこと言ってますので――このときのインターフェースでの日本語表示は「ハック」。ワールドの専門用語がもう現代語訳になってしまっていて説明がないので、こういうフランチャイズの場合は駄目な例でしょう。ちなみに原語では……

ハックではなく「スライス」になってますよ。
例えば、昔の映画の吹き替えでは「ドロイド」という用語が「ロボット」と訳出されてそのまま台詞になっていましたよね。ブランドが有名になってからは、設定世界を損ねないように、各国の訳語を指定するチームがいる、と聞いたことがあります。
おまけに言えば、カタの持っているぬいぐるみの名前も吹き替えでは「人形」になってしまっています。「ポンチョ派」が「私服が好き」と訳されたのと同様に残念な翻訳ですね。
――「もう一人のハーフ、RP-85T」

――が最後の方に残っている場合は、おそらく進行不能バグでしょう。
たしか15番目がラズで、これを倒すと人食いジョーにアクセスできました。そしてケイジが姿を消して、これを追うと、念願のボバが登場――スピンオフドラマ「The Book of~」の演者の方が大柄に感じる体躯でした。つまり、思ったより中肉中背で、旧作映画に初登場した場面に忠実な背格好ではありますが。彼の素性をよく知ってから見ていると、もっとでっぷりした方が似つかわしいところですね。
三つ巴の演出(イベントムービーなのでプレイヤーは介入できません)はなかなか面白かったです。ジェダイに詳しいと仄めかしており、ルークとの一戦以前に、カルと遭遇しているという…… カルの年齢は(粛正を生き延びたパダワンなので、)ルークより年上に思いがちですが、もしかすると若いか同い年くらいになるんでしょう。時系列では。
もうひとつ余談ながら、ベッドラム・レイダーってのはマンダロリアンの親戚みたいに思われますね。というのも、彼らもまた似たような鍛冶炉を使っているからです。
ところで、カルの壁走りと壁ジャンプ(壁から離れるくせに落下しない連続ジャンプ)で思い出したことがありまして――このシステム、クラシックではない方の「プリンス・オブ・ペルシャ(※)」そのものですね。
※ペルシャに二人か三人いるプリンスになれるゲームのひとつです。クラシックはブローダーバンドから発売されていた、ギロチンをタイミング良く飛び越えながら探検して出口を目指す2Dゲームでした。
ここで取り上げる件(くだん)のプリペルは、Elikaと呼ばれる砂漠の姫が登場する方(Prince of Persia 2008年)で、左手に銀の篭手をした風来坊の主人公(王子?)が彼女と共闘するべく、篭手の力を使って超人的な離れ業をするアクションものです。本来壁走りができるのは銀の篭手のおかげなのです。なぜかJEDIは篭手なしにプリンスと全く同じことができていますが。
私、このプリペルをPC版で遊んでまして、そう捉えると、アクション性がフォールンオーダーとよく似ていたことにも頷けます。(同じことの繰り返しで、少々飽きが来るところや、ギミックを経由して遠回りに攻略していき、その後の往来も部分的には順路に倣わないといけない面倒くささ、など)
Elikaが暗黒の魔手から逃れられないところが、この新生プリペルの迷エンディングでして、続編はDLCでしか提供されておらず、Xbox版を遊べなかった身としてはモヤモヤしましたっけ。DLCでも、結局はストーリーの続編ではなかったと聞き及んでおりまして、続かなかった黒歴史ゲームです。その後、しれっと「時間の砂 リメイク」とThe Forgotten Sandsが登場して映画「時間の砂」にもなりましたが。リメイク元「時間の砂」のゲーム性は銀の篭手版とは大きく違うもので、粗いポリゴンでカクカクしていたララが活躍していた頃のトゥームレイダーを想起させる、アクションでパズルを解いていくタイプでした。