ス ク ラ ッ チ す る D

blenderでモデリング、海外ドラマ感想、洋ゲーRPG、のことを綴ります

スタートレック:ピカード第6話「不可能の箱」

第7話を先に見てしまったせいで、たいしたことの無いエピソードでした。劇的に動く回ではあるのですが、第1シーズン10話の内であることを考えると、展開としては遅すぎて微妙です。第7話も加味すると、大枠としてはほとんど進んでいません。

手掛かりに次ぐ手掛かりを追いつつも、何も判明しないという空回りばかりです。

ソージはますますレプリカント然としてしまって、TNGの人間になりたがるアンドロイドではなく、P.K.ディック的な「自分は模造品かもしれない」という猜疑心の塊になってしまいました。

ジャルマクという儀式が出てくるのですが、まるで回復記憶療法(催眠セラピー)ですね。偽の記憶を作ってしまうということはないようですが。

人間ドラマとしては、リオス船長が珍しく活躍しました。アグネス・ジュラティといい雰囲気になったり、ラフィーを気に掛けたりしています。

ラフィーは特に気の毒な境遇で、前回で息子から捨てられ、旧友からは、今回、ピカードの為に信任を取り付けたが為に、絶交を言い渡されます。麻薬中毒者の描写がそれとなく利いてました。

――ボーグに同化された人々は犠牲者であり、もうモンスターでは無い。ピカードやセブン・オブ・ナインと同様に、人間性を外見からも取り戻そうと施術を受けている。

ここは特筆すべき視点ではありますね。ただし、トロくさい展開と薄っぺらい人物造形、それに既に視聴者に情報をバラしてしまっている神視点演出と相まって、まるでパンチがありません。もう知ってる、と。この辺の情報を開示していくタイミングのコントロールがもっと緻密であれば、回が進む毎に驚きを持って歓迎されたでしょうに。

とりもなおさず、構成がダメダメです。

ミステリっぽい謎としては:

 ――ブルース・マドックスは双子だけを造ったはず。にもかかわらず、ジャット・ヴァッシュはアンドロイドの仲間がいると確信している(そいつらが世界に破滅をもたらすと信じているらしい)。だから、ソージの故郷を知りたがった。

 ――第7話でウィル&ディアナ夫妻の娘が、なんとかいう船長に連絡をつけて、問題の故郷が数字だけの惑星(ロシアの街みたい)と判明。

残り3話でそれなりのオチがつくとは、ちょっと思えませんねぇ。壮大なクリフハンガーで第2シーズンへ続くのでしょうかね?
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[ 2020/02/29 12:17 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

スタートレック:ピカードの暗部

反トランプ大統領、反ブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)を暗喩する政治色が、スタートレック:ピカードに影を落としている、というのが北米視聴者の専らの理解。

ピカードを演じる俳優のパトリック・スチュアートが自ら、反トランプ、反ブレグジットだと公言しているのだから。Patrick Stewart anti-Trump, anti-Brexitでググってみればいい。

政治との関わりをTVドラマにまで持ち込んで欲しくないと思う。

確かにスタートレックは時代色を反映したエピソードを作るのに格好の骨格を持っていて、実際にそういった使われ方もしてきた。でも、それはセス・マクファーレンのThe Orvilleが行っている範囲で留めておいて欲しいものだ。それより先は、現実の我々が考えるべき事であって、ドラマで指図されるいわれは無い。

惑星連邦が孤立政策に苦しみ、ロミュラン排斥を止めないのは、こうした理由なのだった。

劇中のピカードがスターフリート代表にFワードで「もう貴方の故郷では無い!」と返される場面は、おそらく、P.スチュワート氏がアメリカ・イギリス両国をFワードをもってして批判する事実から来ているのだろう。

Sir Patrick Stewart Says New ‘Star Trek’ Series Will Take On Trump, Brexit

“Picard,” he notes, is “me responding to the world of Brexit and Trump and feeling, ‘Why hasn’t the federation changed? Why hasn’t Starfleet changed? Maybe they’re not as reliable and trustworthy as we all thought.”

Stewart goes on to describe both the United Kingdom and the United States as “f***ed.”

なにせ、ドラマがそのように企図されるのはP.スチュワート氏の意向によるものだそうだから。

‘Star Trek: Picard’: Patrick Stewart on Why He Returned to the Final Frontier

On Jan. 23, CBS All Access will debut “Star Trek: Picard,” a series in which Stewart reprises the thoughtful, cultured, bald starship captain he played for seven seasons on “Star Trek: The Next Generation” and in a string of four feature films that ended in 2002. The new show is different from its predecessor in nearly every respect — texture, tone, format, production value, even the likelihood of characters dropping an f-bomb. That’s all by design. Stewart’s design.

これは果たしてジーン・ロッデンベリーが考案したスタートレックの世界だろうか? ドラマの私物化と言っても差し支えないようにも思える。

実は、The Orvilleにもブレグジットに似た情勢が登場する。こちらも、またもやAIに絡めたプロットで、個性的な発想など、この業界では求められていないのであろう。似たネタでありながら、物語の作り方がどのように違うかを見てみよう。

※以下、ネタバレ含む

■宇宙探査艦オーヴィル シーズン2第12話「歴史の一歩」概要
 女性の存在を認めないモクランでは、女児が誕生した場合に密かに脱出を助ける組織がある。そうした女性達が暮らす植民星の存在が、モクラン本星に知れてしまった。オーヴィルのキャプテン エド・マーサーは、この植民星を惑星連合へ加入させることが突破口になると踏む。ところが、モクランは惑星連合からの脱退をチラつかせて、それを阻もうとする。惑星連合は有機生命体抹殺を企むAI種族ケイロンの脅威を目の当たりにしており、武器供給元であるモクランの脱退だけはなんとしても避けたい。

――さて、ドラマの答えは妥協案であった。惑星連合は、モクラン女性の住む星の加盟を認めない。モクラン女性の代表者は、女児を脱出させる組織を解体する。モクラン本星は、モクラン女性の住む星を攻撃しない。

合意を形成することこそが民主主義のプロセスであるので、具体的な妥協案を導き出すことはとても重要。たとえフィクションの世界であっても(過半数による“暴力”は民主主義とは言えない)。

実にTNG的で素晴らしい。視聴して貰えば一目瞭然だが、人道的な仲裁を描いた場面がコメディタッチで微笑ましい。こうした一話完結エピソードの作り方はとても理に適っている。

設定を歪めることで、リアル指向の反面教師を促すスタートレック:ピカードとは好対照である。どちらが賢い作り方だろうか? ピカードのやり方は、ドラマの質の向上へは貢献していないようだ。

政治的なメッセージでアジって旧来のトレッキーを苛立たせるのが得策であるか、キャプテン・ピカードとは違って、P.スチュワート氏にはそれが分からなかったようだ。自身の出演作に、客観的な娯楽作品としての価値をもう一度考えてみるべきだったろう。
[ 2020/02/28 15:41 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

スタートレック:ピカード第7話「ネペンテ」

これまでのあらすじが未来のネタバレw 見てない場面ばかり出てくる。Amazon、やらかしちゃったようだ。すぐにも差し替えられると思われるが……

誤って配信/公開されたのは、たぶん第7話“Nepenthe”。

※以下ネタバレ

ライカー&トロイと再会するピカード。悪くないエピソードだが、脚本家は、過去に古傷を持つキャラクターを見せたくてしようがないらしい。

息子の名前がサドって。脚本家はTRPGの原作者Gary Gygaxか、指輪物語のトールキンか、アリスの作者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンにでも憧れがあるのだろうか。※供に架空の異世界や言語、設定におけるイノベーションで定評のある偉人。

サドを助けられなかった理由が、アンドロイド禁止令と関係がある……またもや、裏付け設定の為に人を殺す脚本。セブンの復讐心を表す為にイチェブを殺す。ナリッサ・リゾーの見せ場の為にヒューを殺す。派手な殺陣の為に、エルノアに元上院議員のロミュランを殺させる。暗示を掛けられたのでマドックスが殺される。

登場人物の誰一人として完璧にハッピーな者が居ない。スタートレック:ディスカバリーのシルビア・ティリーのような人物を連想させる存在が、アグネス・ジュラティだったが、オウ准将の仕向けた精神融合のせいで、それすら叶わない。

このドラマに出てくる人物造形は相当に薄っぺらい。前シリーズの借り物ばかりで、ほとんどト書きのような説明でしかない。とても安っぽい。貶める意味で引用されるラノベってのは、きっとこんな感じだろう。

データの娘ソージは、もはやレプリカントと形容した方が的を射ている。舞台設定や描かれるディストピアは、新三部作以降のスター・ウォーズのジャンゴ・フェットとクローンウォーで寝返ったクローン・トルーパーの関係だと捉えると、よりしっくりする。どこにもスタートレックらしさがない。

これまでは、善意の視聴者として、逆境のスタートレックを故意に作って、克服する登場人物を力強く描く、希望ある物語を脚本家達が目指しているのだろうと前向きに汲み取っていた。

しかし、スタートレックを壊そうとする原作レイプかテロリズムと考えた方が説得力がある。懐かしい俳優らを起用しても、まやかしを続けることは無理だ。

ヒューがナリッサ・リゾーの投げナイフで頸動脈を切られて絶命するのだが、24世紀ではすぐに医療処置を施せば死なずに済むだろうに。致命的な毒でも塗ってあるナイフなんだろう、きっと。

いずれにせよ、脚本家は殺し方と死ぬ美学に拘りすぎているのか、無駄死にばかり描く。演出上の理由で登場人物がポンポン殺されては目も当てられない。

第5話の感想では触れなかったが、ブジェイゼルは、セブン・オブ・ナインがかつてアニカだった時(*)に、二人の間にあった事実を仄めかしていた。これは海外の視聴者によると、肉体関係があったと読めるらしい。

VOYではチャコティー副長といい仲になっていたから、セブンにはバイセクシャルの気があるということになる。はて? セブンがアニカだった頃はかなり若かったと思うのだが、そんな昔から……? ファン創作の域を出ないような付け足しに、ため息しか出ない。

 * あぁ、ここは俺が誤解していたようだ。13年前の時点で(本性を知らずに)ブジェイゼルと関係を持ったということか。流行のLGBTに配慮した付け足し設定だろ? セブンがバイだとかは、むしろ、どうでもいい。主流がもっと酷いことになっているから。

ピカードとの会話で「人間性を取り戻そうと今も努力している」と言ったそばから、復讐心でプジェイゼルを蒸発させるセブン。この演出はやっぱり頂けない。セブンの努力は、そういう決心には短絡しないと思う。VOYはそういう作品ではなかったから。

そんなわけで、脚本は壊滅的に駄目だろう。出演者はお気の毒。
[ 2020/02/28 08:25 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

スタートレック:ピカード第5話「スターダスト・シティ・ラグ」

ピカードの右頬に横向きで6cmくらいあるミミズ腫れが気になりましたよね。切り傷が治りかけという感じで。後半のブルース・マドックスと話すシーンでは無いことから、この後の撮影のどこかで怪我したんだと思われます――嘘です。海賊くずれの演出なんでしょう(アイパッチのシーンでのみ目立ちます)。

※以下ネタバレ。

13年前、連邦士官になったイチェブがさらわれ、強制的なボーグ・インプラント除去手術に耐えられなかった彼は、救出に来たセブン・オブ・ナインに命を絶ってくれるように懇願します。

単に目玉を抜かれただけではなく、他にも致命的な部位を奪われてしまったのだと思われますが、セブンに連れ帰ってもらえれば、例のボーグ製ナノテクノロジーによって再生もできそうなんですが。

復讐に燃えるセブンは、イチェブを実の息子のように可愛がっていた、と。ドラマチックな尾ひれを付ける為に無理矢理、過去の登場人物を使い捨てているようにも見えます。

ブルースが、データの双子の娘をそれぞれ潜入させた理由は、AI禁止令の背後に暗躍する影を暴く為でした。そして、アグネス・ジュラティ博士はブルースの恋人でもあり、どうやら、この件に一枚噛んでいるようです。

このブルースの思惑が曝露された場面ですが、「その程度だったの?」というガッカリ感が湧きそうです。宇宙初の生体を持つアンドロイド――それもデータの倫理観を内蔵――を二体も使って(一体は無駄になり)、大きなエサをぶら下げて、ロミュランの秘密組織ジャット・ヴァッシュを罠に掛けようというわけなのでしょうが。

ラフィーには息子がおり、やはり火星のAI反乱事件をきっかけに親子関係が崩れてしまったのでした。事件の裏を執拗に追う母の姿を目の当たりにした息子と旦那は、いたたまれなかったようです。

と、まぁ、だんだんと粗が目立ってきた筋立てと構成に、「これはちょっとやばいぞ」と俺のイエローアラートが響き始めました。

今回のドラマは、物語の組み立て方が未熟な「設定厨」の手によって出来てしまったように思えます。構成と話の流れが、見ていられないほど稚拙です。プロデューサーによれば、「これまでとは一味違う大人向けのドラマである」という触れ込みなのだから、恐れ入ります。

そして、理想の24世紀を描いたTNGに挑むように、堕ちたスターフリート、Fワードを言う代表者、スラムのある25世紀間近の地球と、光あるところに影がある――現実らしさを強調してきます。

この主張はセブンのセリフにも現れていて、「ピカードは銀河に慈悲が存在すると思っている。その夢を壊したくない。誰かが希望を持っていないと」とまで言わせます。

俺の不満点:

①ピカードが迷走している。
スターフリートが実現させてきた理念を取り戻させたいと考えているようだが、彼自身がかつて持っていたはずの皮膚感覚がどこかへ行ってしまい、このドラマの世界ではもともと存在しえない空虚な理想論を誰彼かまわず主張しようとして、自らを死の危険に追い込むほど老いさらばえてしまっている。第4話のロミュラン専用カフェの出来事がいい例だ。

②命の価値が軽い。
イチェブがあんなにあっさりと安楽死を選ぶのは解せない。ボーグインプラントを除去されても、代替になる技術が連邦にはあるだろうし、セブンがいればボーグ製ナノテクノロジーを使うことだってできるはずだ。セブンによる派手な復讐劇を見せたかっただけでは?

③サスペンスタッチ。
アグネス・ジュラティ博士は味方のように思われていたが、実は……。彼女がどうしてあんな行為に及んだかは今後に譲るとしても、展開が安っぽい。推理小説の掟破り、実は探偵が犯人ですよ、に近いものを感じる。

④マドックスの考えが大したことではなかった。
5話まで引っ張ったあげくが、既に視聴者に見せてしまっている事実よりも、驚くものではなかった。改めて問う。マドックスはどうしてデータの娘を拵えたのか? ピカードと視聴者にとって、データの遺志が生きている意味は尊いのだが。安っぽい潜入工作をさせるために、史上最大の(再)発明を手放してしまうほど、愚かなのか?

簡単に言えば、かつて理想社会に貢献してきた登場人物達に、とても意地悪なディストピアを舞台としてあてがい、同じ活躍ができっこないことを視聴者に分からせる……そうした意地悪な作り。さらに、外連味優先で場面が出来ているらしいことが窺えて、見ている方は二度ガッカリ。

全ての発端である、ピカードがスターフリートの非人道主義を批難する為に自らの辞職をチラつかせるという行為、我々が知るTNGのピカードはこんなことしないのではないか? ケルヴィン・タイムラインの間に合わなかったスポック大使と同じく。我々の知るスポックは決して遅刻などしないだろう。そういうことだ。


現代ドラマとしてのピカードが納得いかないのは、彼の個性の描き方がどっちつかずなところだろう。かつての古き良きアメリカ人みたいなままなのか、それとも、普通の人間らしく傲慢で自信過剰になることもある老人としてなのか。

細かい性格描写が無いままで、サスペンスタッチで物語が展開していくために、視聴者のイメージするピカード像がブレまくってしまう。

劇中はとにかく背景説明に終始していて、とても人間ドラマとは呼べない。14年前の回想が出てこないエピソードは皆無といってよく、そこで語られるのはピカードの後悔でしかない。どういうフィーリングのピカードがその決断に至ったかが、少しも想像できないのだ。主人公の人となりは、過去のドラマからの借り物以外で正々堂々と描かれてはおらず、主人公の人物描写をこれほど放棄したドラマは珍しいだろう。

スターフリートを退くことが、ピカードの唯一の抗議であったなら、それは傲慢に見える。引退したピカードは、ワイン農園に引きこもって14年もの間、何もしてこなかったという。これはTNGのピカードなら、まずありえない。外交ルートで大使を買ってでて、スターフリートからは一線を引いてでも、人道支援やらを続けただろう。

こうした性格からくるであろう活動――生き様の違いを、スタートレック:ピカードはろくに描いていない。元タル・シアー(!)のロミュラン難民に慕われていて、農園の運営を手伝って貰っている、そんな妙ちきりんな場面ばかりをご丁寧に描く。このぶっ飛んだ設定や、ラフィーのような有能な副官がいた過去と、今回の人間くさい老人ピカードとが全くリンクしてこない。

ここが既にきちんと描かれているのであれば、ロミュラン専用カフェでの一件に、ピカードの思惑を視聴者が想像することができただろう。あの場面は何度見返しても、ピカードが何を示したくて、あんな態度を取ったのか、いまだにわからない。

ピカードは理想主義者なのか、それともただの呆けた老人なのか。今のままでは誰にも分からない。
[ 2020/02/23 00:03 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

エリート2コン買ったった

エリート2コンが欲しいよぉと書いてから102日にして、ようやっと国内で入手できたよ~。在庫復活により、amazon.co.jpでは10日前に買えたらしいが、今日はもう無い。なので、他店で購入。ところがところが……

今度はXbox ワイヤレス アダプター for Windows 10が在庫切れなんだよなァw

このアダプターでないと、PCにおいてワイヤレスで使うには難があるそうで。Bluetoothでも使えるのだが、通信が途切れがちだったりと、不安定っぽいんだってさ。

PS VRのとき(ヘッドセットを買えても、PS MOVE2個が買えない)を思い出すけど、どこも在庫のコントロールがヘタクソよなァ。

追記:
届いた品をチェックしてみた。特に不具合はないようだ。Aボタンもきちんと反応するし、陥没したままにはならない。

十字パッドでナナメ入力ができるのは、もはやこのエリート2コンだけ! その意味でたいへん貴重。

スティックをいくらグリグリやっても削りカスの心配はいらないw

コントローラー本体がかなり重いことが玉に瑕。しかし、ホールド感はとてもいい。

どうだろうなァ? 小指・薬指の付け根の関節痛が再発しなければいいけど。


■Bluetooth接続
bluetooth_connection.jpg
①Win10上で「Bluetoothとその他のデバイス」設定を開き、「Bluetoothまたはその他デバイスを追加する」を押す。
②エリコン2のXboxボタンを押してから、バインド●)))ボタンを押す。するとXbox印が早く点滅する。
③「Bluetoothとその他のデバイス」設定で選択できるデバイスが表示される(図)

ちなみに、画面ではキーボードが2個あるけど、REALFORCEしか使ってない。マウスは2個使ってる。ソシャゲーやハックnスラッシュなどのポチポチ系で使うクリックの軽い(腱鞘炎になりにくい、ただし重い)ものと、blenderなどで使う従来のもの。
[ 2020/02/20 00:46 ] 自作PC | TB(-) | CM(0)

スタートレック:ピカード第4話「無垢なる自己」

4話を見ました。ピカードの行動でどうにも疑問に思うところがあります。プロットとしては、「絡まれたピカードを青年エルノアが救い、旅の一向に加わることとなる」というだけですが。

惑星ヴァシュティにて、ピカードはロミュラン専用と書かれたカフェに、その看板を取って捨てると、乗り込みます――喩えるなら、50年代の北米で、白人専用と書かれた店にキング牧師が単身乗り込むみたいなものでしょうか。

ロミュランが大勢見守る中、ピカードはロミュラン語でハローを連呼し、おもむろにテーブルに着くと、バーテンをロミュラン語で呼びます。誰も答えません。すると、ピカードを認めるロミュランの一党が話しかけてきます。彼らはピカードの英雄的な行為がスターフリートによって反故にされ、難民の移住が中途半端で終わったと因縁を付けてきます。曰く「あんたの感動的なスピーチはロミュラン全員の心を動かした。なのに、あんたは約束を守らずに、俺達はこんな星に移住させられてしまった。我々の危機的状況を利用して、我々をバラバラにしようと企んだ!」

ピカードは何をしたかったのでしょう? 滅亡する本星から移住させてあげたロミュランが他者との融和にとても消極的なので、彼自身の身をもって何かを教えてやろうとしたのでしょうか。それとも14年前はこうではなかったということなのでしょうか。

「無垢なる自己を示せ」がタイトルの一部に使われており、そういうことなのか、とは思いますが。原題はAbsolute Candor――Candorは公平無私、虚心坦懐といった意味で、Absoluteは無条件の、純粋な、疑問の余地のない、といった意味です。

それにしても、ピカードの行動は何かを生む余地があるようには思えません。もはや宗教的指導者の強い信念といったものになってしまっていて、現実的な範囲の博愛主義、人道主義からは逸れてしまっているようです。エルノアをカランクカイ(護衛)にさせるためならば、説得力のある行為ではありましたが。

劇中(第一話)でピカードのことを「人道主義者として有名な」と形容したあたりで、「おや?」と感じずにはおれませんでしたが、ピカードの存在を釈迦か何かに喩えようとしているのかな、と思ってしまいます。折しも、惑星ヴァシュティの戦士修道女クワト・ミラットたちの装いが明らかに東洋風なので。

ジュラティ博士「無垢なる自己を見せよ(Way of Absolute Candor)とは?」

ピカード「もっとも重要な教えだ。思考と言葉の間にフィルターを入れず、あらゆる面での意思の疎通を目指すもの。それはロミュラン人すべてが大事にしてきたものに逆行している」

と吹き替え版の翻訳ですが、英語原文の方がわかりやすいかなァ。

"It's their primary teaching: total communication of emotion without any filter between thought and word. And it runs entirely counter to everything that the Romulans hold dear."

拙訳: 思考から言語へのフィルターを全く必要としない、完璧な情緒のコミュニケーションのことだ。これは、ロミュランが守ってきたしきたりとは真っ向から対立する。

「あらゆる面での意思の疎通」ではなくて「感情による完璧な伝達」なんですよね。ヴァルカンは論理ですから、その反対というか。
「逆行している」じゃなくて、「正反対のことだ」の方がいいと思うんですよ。ロミュランが従うには、とても抵抗がある教えなんだ、というわけで。
[ 2020/02/17 02:02 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)

スタートレック:ピカード

Amazonプライムで3話まで見ました。サスペンスタッチですが、いまだに背景説明に終始していて、まるで展開しませんね。ようやく、ピカードを引き立てる新顔――視聴者にとって――が揃って冒険が始まるところ。

神視点による描写で、ピカード達が推理しているであろう敵役については、視聴者は既に見て知っていることになります。しかし、全貌は伏せられたまま。

※以下ネタバレ

老いたピカードは、ベバリーもライカーもウォーフもジョーディーも頼らず、ラフィーという耳慣れない女性士官を当てにします。しかし、ここまでの過程が長い。3話でまだ動かず。

スタートレック:ディスカバリー第2シーズンでAIの反乱が描かれているわけで、その続篇か、少なくとも根底のアイデアは受け継いでいるとみていいでしょう。TNGにはもともとデータ少佐という倫理的で善良なアンドロイドの存在がありますから、近年のAI反乱モノに対するアンチテーゼとなります。

そこに、我らがピカードが常に貫いてきた人道主義の価値観が被さり、現代的な排斥によって理想が失われてしまった宇宙艦隊との対比が映し出されます。911以降のアメリカや世界であるわけですね。

現実で理想を貫くのはなかなか難しいものです。これまでは24世紀の理想社会ゆえの、机上の空論と優秀な登場人物のおかげで全て解決してきたわけですが、今の老いたピカードには限られた人材しかいません。理想社会はほころびが目立ち、タルシアーらしき裏の顔に牛耳られつつあります。どこかの政権のように、腐敗しかけた民主主義を見ているようですね。

D型、E型エンタープライズといった旗艦ももはや登場できません。提督になったピカードは14年前に宇宙艦隊への抗議の意味も込めて退官してしまいました。またもや惑星連邦“ゲリラ部隊”に逆戻りしたわけです。

タルシアーよりも中国人俳優の台頭が目立ちますね。出資絡みでしょうか。もともと、スタートレックの舞台はグローバルありきでしたが、スタートレック:ディスカバリーと同様に白人以外の俳優に目立つ美味しい役どころが与えられているようです。

ロミュランの伝承によって、世界の破壊者とみなされるデータの娘。秘密組織ジャット・ヴァッシュはロミュランのブギーマンといったところでしょうか。

あのブルース・マドックスが、いわば神経幹細胞の伝で、データのニューロネットを有機体ベースに再現したようだ、とワクワクさせる外挿が冒頭で出てきました。

ロミュランは超新星爆発により難民となる一方で、遺棄されたボーグキューブをサルベージしてボーグ個体の再生を図る研究者組織が登場します。

ユートピア・プラニシアのアンドロイド反乱事件によってAIが禁止された経緯になっていますが、これには裏があったことが明らかにされつつあります。

魅力的なタイムラインを徐々に詳(つまび)らかにしてくれますが、まだまだ食い足りないエピソード。今後がとても愉しみです。
[ 2020/02/08 22:47 ] 映画、ドラマ感想 | TB(-) | CM(0)
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