HTC
VIVE Pro を購入したくなるのをぐっと我慢して、
Oculus Quest の登場まで様子見です。スタンドアロン型はPCに接続するタイプよりも性能的には劣ることが分かっているので購入検討にはなりませんが、VR体験への入口としてどれほどのものを周知できるか、機器自体の扱いやすさも含めて注目です。
追記:HTCのVive Cosmosは、おそらく、Oculus Questを想定してのものでしょう。競合しつつもHTCが勝るのは、Vive CosmosはPCとも接続可能とされている点です。詳細の発表まで期待。
VIVE Proをもし購入するならスターターキットで充分だと思いますが、それでもお高い。それに国内では無線化キットが販売されません。
参考:
Vive公式無線化キットの国内発売は無しに 認可下りず VIVE Proのお値段なら、
NOITOM PERCEPTION NEURON 2.0 を買った方がいいような気がしてしまいます。そうすれば、モーション作り放題ですから。
VRヘッドセットって、持っていても本当に使わないんですよね。 PSVRなんかもう一年以上ホコリ被ってます。だから陳腐化しにくい高級品をわざわざ選んで買っておいても結局同じかとも……
もう少しハードの価格がこなれて、且つ、装着/使い回しがラクにならないと、VRヘッドセットの常用は難しいですね。だから、
Oculus Quest がどう受け入れられるかに関心が集中するわけです。
VRと切っても切れなくなっているのがGPUです。 VIVE Proのような高精細を売りにした内蔵ディスプレイでは、アプリケーション解像度100%が実現できることが理想です。
GTX 1070では推奨値74%となり、いわゆる宝の持ち腐れになってしまいます。RTX 2070でようやく118%となるので、高性能GPUが必須だと言えます。
参考:
Core i9-9900K&RTX 20シリーズでVIVE Proの動作状況を徹底検証 レイトレーシング対応プロセッサを搭載しているGPUは、これまでNVIDIAのRTXシリーズだけでしたが、
AMDからRadeon VIIが発表 されて再び情勢が変わることでしょう。レイトレーシング対応はVRと直接的にはまだ結びついていませんが、負荷の高い描画法であるため、おのずとGPUパワーの上昇が期待できます。
StarVR社のヘッドセット
StarVR One (水平視野角210度)には、VRでも今後重要となっていく技術(例えばアイトラッキング、フォービエイテッド・レンダリング)が先見的に搭載されており、要注目です。
参考:
思わず息を飲む広い視野、VRデバイス「StarVR One」体験レポ 描画を行う際は、2枚のディスプレイに対してさらに2分割した映像(合計4分割)を表示し、特許を取得しているレンズを通して観ることで広大な視野角を繋ぎ目なく綺麗に見せています。 既にHTC社のVIVEを使っている施設では、その互換性から将来的にStarVRに置き換わることはありそうな話です。エンタープライズ向けであるため、個人向けへ技術が普及するにはまだ時間が必要でしょうが。
追記:VIVE Pro Eyeが発表されました。アイトラッキング機能が搭載され、NVIDIAのRTXシリーズとの組み合わせでフォービエイテッド・レンダリングが使えるとのこと。潜在的な脅威となるStarVRにシェアを奪われまいとHTCの攻勢もなかなかですね。
参考:
視線追跡を感じさせないほどの追従の速さ。「Vive Pro Eye」を体験してきた 個人の作り手が作品を投稿できそうな場がまたひとつ増えるようです。
参考:
バーチャルキャスト、3Dアバター・データ投稿サービス「THE SEED ONLINE」発表 VRChat向けのポリゴンドール販売なら、すでにBOOTHでも可能です。しかし、THE SEED ONLINEは、VRMフォーマットの仕掛け人らが立ち上げたバーチャルキャスト社による運用であり、期待されて盛り上がる可能性があります。
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